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|006話 悪役令嬢、魔物を討伐する
しおりを挟むバタン!
「お嬢様方!」
騎士の人が扉をバタンと開けたお菓子を食べていた私たちは何が何だか分からなかった
「どうしたのです?」
兄の知り合いの騎士だそうだ
「慌ただしくて申し訳ないのですが公爵様が、魔物を討伐している際にSランク相当の魔物が発生しまして、現在交戦中です。」
「?!それは本当かい?」
「えぇ、それでですねハルト様と、レイファール様に救援を頼みたいのですが…」
「もちろん!」
「そうだよー!父様が危ないのなら手伝う!」
「わ、私もいいですか?回復は得意ですし、一応、魔物も討伐経験はあります!!」
「正気かいルク?倒したことのあるものはDだろう?」
「え、えぇ、でも、お父様が危ないのなら!!」
「………わ、分かりましたでは急ぎましょう!こうしている間も公爵様は戦っているのですから」
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「な、なんと、これ程…」
「こんなにも沢山の兵士らがやられたなんて…」
「すぐに回復します。」
私はせっせと回復していたが間に合わなくなり、面倒になったので超巨大回復魔法を使い全員を一気に治療した
「ふぅ、これで回復終わり」
次はSランク相当と言われていた魔物のところへ!
私が駆けつけた頃、父様も兄上もレイも血まみれで今にも倒れそうだった
「回復!!」
「?……ル、ルク!」
「大丈夫ですか?回復しましたけどこれじゃあキリがないので私やっちゃいますね?」
顔を上げるとSランク相当の魔物、名称ピクグーがいた
「さぁ、ピクグーさん。私が御相手致しますわね」
「やぁ、!」
私はピクグーの目を見て少し様子がおかしいと思っていた、目が赤くて、通常よりも大きく、意識がないように思えた
「父様!恐らく操られていますよ!なので、解除しても?」
「あ、あぁ良い」
「ふふ、ありがとうございます」
「では、」
「神に使えしものよ、その手を我が元へ」
「神の回復」
「う、うぁあぁぁぁぁぁ」
「へ?」
回復したはずの魔物ピクグーは何故か視界から消えた と思っただが、足元を見るとモサモサした何がいた
「ピ、ピクグー?」
「キュ?」
「か、、かかか、可愛いぃい!」
そう、ピクグーとは元々ぎゅっと抱き抱えることができるサイズの可愛いペットモンスターなのだ
「ルク姉!」
「ルク!」
「ルク!」
私は可愛すぎてキュン死してしまった
私はピクグーを抱えて倒れた
「か、可愛いは正義……」
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