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第五章 第一節
サキュバス
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タカシ達三人(四人)は自分達の師匠の墓前で手を合わせている。
ケンジ
「そろそろ行くか。っとその前に、先程から視線を送っている、そこのサキュバスさん。何か御用でしょうか?」
振り返ろうとした時だった。タカシの背中に温かく柔らかい物が当たっているのを感じる。
サキュバス
「ねぇ~。僕ちゃん達~。私達三姉妹の新しいご主人になってくんない~?」
ケンジ
「師匠の使い魔だったサキュバスか。三姉妹の筈のお前が、一人で来てか?お断りだ。俺達がアンタ等を使役する事は無い。悪いが、他を当たってくれ。」
サキュバス
「コチラにも事情が有ってね。どうしても、そうしてもらわなきゃ困るのよねぇ。」
ケンジ
「事情は兎も角、タカシから離れろ。ってかタカシも抵抗しろよ。」
タカシ
「嫌、俺は…その…何だ…。そうそう、チカラを吸われて動けなかっただけだよ。」
レナ
「は~い。嘘で~す。柔らかい乳の感触を味わってました。」
サキュバス
「素直な子ね。もっと、触っても良いのよ?」
タカシ
「…」
レナ
「遠慮しときます」
そう云うと、レナはサキュバスを振り解き、少し怒った顔になる。
サキュバス
「まぁ。可愛いこと。」
ケンジは間に入ってこう続けた。
「アンタ等の主になってやりたくても、俺達の実力では無理なんだよ。分かってくれ。」
サキュバス
「うん。そう云うと思った。だからこそ、今日こうしてワタシが現れったって訳なのよね。」
三人(四人)は何か有るのか?と云う顔つきになる。
サキュバスは続ける。
「貴方達の師匠から、預かっている大事な物を渡そうと思ってね」
そう云うと、サキュバスは小さな小瓶を取り出して見せる。
サキュバス
「此の小瓶の薬を飲めば、副作用はあるけれども、確実に魔力が格段に向上するって代物さぁね。さぁ、飲んでおくれよぉ。」
ケンジは冷静な態度で返す。
「今すぐと言う訳にはいかないな。それがもし本当の話でも、考える時間位は欲しいな。なんせ、副作用が有るんだろ?」
サキュバス
「…。そうね。分かったわ。どれ位待てば良いかしら?」
ケンジ
「二週間は欲しい。二週間後又、此処で会おう。」
サキュバスはニッコリと微笑むと
「はい。新しいご主人様。その様に致しますね。」
ケンジは変わらず冷静な態度で
「未だ主人に成った訳では無い。検討させて貰う。」
「では、失礼する」
サキュバス
「二週間後、お待ちしております故」
そう言い残し、ケンジに引っ張られて、タカシとナオヤ三人(四人)はこの場を去る。
ナオヤの運転する軽自動車の中で
タカシ
「二週間後って、ホントに如何するんですか?」
ケンジ
「アレは、間違え無く嘘だな。二週間は、本当に真面目に対策を考えなくてはな。」
ナオヤは運転しながら、前のルームミラー越しに
「マジか!」
ケンジは真剣な顔付きで
「なぜ今頃になってなのか?何を企んでいるのか。色々疑問は有るが、先ずは目的を知る必要が有るな。」
タカシとナオヤ
「はい。そうですね。」
ケンジ
「お前らヤッパリ仲良いな。キッチリ、ハモってた。」
タカシとナオヤ
「えぇ」
ケンジ
「うん。又、ハモった。」
タカシとナオヤは項垂れて
「はぁ」
ナオヤの運転する軽自動車は、修行場のある師匠の家へと向かう。
ケンジ
「そろそろ行くか。っとその前に、先程から視線を送っている、そこのサキュバスさん。何か御用でしょうか?」
振り返ろうとした時だった。タカシの背中に温かく柔らかい物が当たっているのを感じる。
サキュバス
「ねぇ~。僕ちゃん達~。私達三姉妹の新しいご主人になってくんない~?」
ケンジ
「師匠の使い魔だったサキュバスか。三姉妹の筈のお前が、一人で来てか?お断りだ。俺達がアンタ等を使役する事は無い。悪いが、他を当たってくれ。」
サキュバス
「コチラにも事情が有ってね。どうしても、そうしてもらわなきゃ困るのよねぇ。」
ケンジ
「事情は兎も角、タカシから離れろ。ってかタカシも抵抗しろよ。」
タカシ
「嫌、俺は…その…何だ…。そうそう、チカラを吸われて動けなかっただけだよ。」
レナ
「は~い。嘘で~す。柔らかい乳の感触を味わってました。」
サキュバス
「素直な子ね。もっと、触っても良いのよ?」
タカシ
「…」
レナ
「遠慮しときます」
そう云うと、レナはサキュバスを振り解き、少し怒った顔になる。
サキュバス
「まぁ。可愛いこと。」
ケンジは間に入ってこう続けた。
「アンタ等の主になってやりたくても、俺達の実力では無理なんだよ。分かってくれ。」
サキュバス
「うん。そう云うと思った。だからこそ、今日こうしてワタシが現れったって訳なのよね。」
三人(四人)は何か有るのか?と云う顔つきになる。
サキュバスは続ける。
「貴方達の師匠から、預かっている大事な物を渡そうと思ってね」
そう云うと、サキュバスは小さな小瓶を取り出して見せる。
サキュバス
「此の小瓶の薬を飲めば、副作用はあるけれども、確実に魔力が格段に向上するって代物さぁね。さぁ、飲んでおくれよぉ。」
ケンジは冷静な態度で返す。
「今すぐと言う訳にはいかないな。それがもし本当の話でも、考える時間位は欲しいな。なんせ、副作用が有るんだろ?」
サキュバス
「…。そうね。分かったわ。どれ位待てば良いかしら?」
ケンジ
「二週間は欲しい。二週間後又、此処で会おう。」
サキュバスはニッコリと微笑むと
「はい。新しいご主人様。その様に致しますね。」
ケンジは変わらず冷静な態度で
「未だ主人に成った訳では無い。検討させて貰う。」
「では、失礼する」
サキュバス
「二週間後、お待ちしております故」
そう言い残し、ケンジに引っ張られて、タカシとナオヤ三人(四人)はこの場を去る。
ナオヤの運転する軽自動車の中で
タカシ
「二週間後って、ホントに如何するんですか?」
ケンジ
「アレは、間違え無く嘘だな。二週間は、本当に真面目に対策を考えなくてはな。」
ナオヤは運転しながら、前のルームミラー越しに
「マジか!」
ケンジは真剣な顔付きで
「なぜ今頃になってなのか?何を企んでいるのか。色々疑問は有るが、先ずは目的を知る必要が有るな。」
タカシとナオヤ
「はい。そうですね。」
ケンジ
「お前らヤッパリ仲良いな。キッチリ、ハモってた。」
タカシとナオヤ
「えぇ」
ケンジ
「うん。又、ハモった。」
タカシとナオヤは項垂れて
「はぁ」
ナオヤの運転する軽自動車は、修行場のある師匠の家へと向かう。
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