ファンタジーの世界より日本に転生しました

鯖味噌缶

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第六章 第八節

変身魔法

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ケンジ
「処で、先ずは其の如何にもサキュバスです。って身なりを何とかしてくれないか?。」

其れを聞いてアイは、くるりと一回転。全身がキランと一瞬輝いたと思うと、アッという間に人間の装いに変化。ストリート系のスタイルに変わったアイを見て皆は揃って云う。

「美人だし、可愛いけど…歳を考えた方が良くない?」

此処で、ナオヤが意見をする。

「嫌々、コレも勿論良いけど…。さっきのままで良くない?前の方が絶対に良いよ。」

それに追い風を吹かせる様に

タカシ
「だな。やっぱり、前の方が良いよ。どうせ、周りはコスプレとしか思わないよ。」

ナオヤ
「だよな。と言う訳で元に戻って下さいアイさん。」

アイは戸惑った様に
「えっと…」

レナ
「何処視てるのさっきから。タカシ?」

タカシ
「え?アイさんの衣装だよ」

レナ
「嘘。タカシもナオヤも、本当はエロい目で見てただけでしょ。フン。」

レナはご機嫌斜めな様です。

その様子にアイは
「変わった一人芝居をする坊やだね」
「ん?魔力が二つ重なってる?如何云う事かね?」

ナオヤが間に入る。
「いやね。コイツ、変態なんですよ。だからです。」

アイは煮え切らない表情で
「変態ねえ」

タカシは怒りを露わに
「だーれが、変態だよ。コラ、ナオヤ!」

ナオヤはふざけ半分な様子で
「冗談だって。ははは。ごめんって。」

タカシ
「もう、ケンジさんもちゃんと説明して下さいよ」

ケンジ
「まあまあ。此れからゆっくり話そうじゃないか。」

話が落ち着いて、まとまりかけたこの時に、ユキナが話を始める。

「外で食べるのも良いけど、私としては自分でお料理を振る舞って、ゆっくりと食べながらお話を聞きたいわ」

ケンジも納得した様に
「そうだな。それならば身なりを気にする必要も無いし、何よりユキナさんの料理は最高だからな。」

一堂皆で
「さんせーい」

ケンジ
「アイさんも其れで良いかな?」

アイはニコニコと笑顔で
「はい。其れで宜しくお願いします。」
「それにしても、ミーまで皆さんと揃って返事して…フフフ。仲のよろしい事。」

そうと決まれば話は早い。皆で、ナオヤの運転する車と、ユキナの運転する車、二台に分かれて乗り込み、家に向かうのでした。
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