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WTF

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新しいパソコン

少女の声

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世界中のマスコミが話題として取り上げた。
「世界的に有名なコンピューターゲームのHiring the infantryを運営するインフィニティアーツ社は18日、ホームページ上で何者かによって大規模なサイバー攻撃を受けたと報告しました。記事によりますと、以前より複数報告されていた不正行為のユーザー、いわゆるチーターと呼ばれるユーザーの全てが排除され、その個人情報が送りつけられてきたとあります、現在、インフィニティアーツ社はハッキングを行った者について調査中とし、CEOのマーク•ワトソン氏は今回の出来事に関してはコメントを差し控えるとのことです」
特集が組まれて評論家や専門家がいろいろ解説しているが、どれも見当外れの内容ばかりである。
「ゴッドアイプログラムはすでに地球上のコンピューターの全てを手の中に収めています。私の命令次第ではもっと酷い仕打ちをすることも可能です、試しに中東のテロリストの端末を全部ハッキングして資金を全て慈善団体に寄付してみましょうか?」
やはり鬼畜すぎる。
「まぁ、それはしなくていいし、運営に被害が無くなってそれで公平なゲームができればそれで良いし、、、ゲームしよ」
ゲームを始めたがいつものように高木がおちょくる。
「いのりおばあちゃんもある意味では高野をチーターにしてるじゃん」
ある意味ではチーター、そう言われても仕方ないが、、、
「私は京さんとは別の意思で操作しています、京さんはチーターではありませんし、私はズルはしません、実力です」
実力とは呼べない。
「ふぅん~実力とか言ってチームデスマッチでクイスコでキルレ65.00ってどうなん?」
高木は認めたくないらしいが、毎試合のように前線を1人で固めている。
「私の反応速度と三角関数の計算が早いだけです」
「報告されてもしーらね」
諦めやがった。
「まぁ、真後ろ300mのクイスコは流石に報告されても仕方ないと思う」
死角など存ぜぬ、全てはお見通し。
「わかりました、少しだけ抑えます」
試合が始まった。
「マジウケる~、いのりが死体撃ちされてんじゃん」
おちょくっているが、高木は真ん中から突撃したが待ち伏せしている相手に瞬殺された。
いのりは30キルほど速攻で片付けて、攻撃を一切止めた。
「京さん?これはどういう意味ですか?」
知らないらしい。
「挨拶代わりか若しくは侮辱行為、多分、今のは侮辱行為の方」
いのりは少しだけ困惑していた。
「理由はわかりましたが、判断の仕方が私にはわかりません、とても難しいです」
そこら辺はまだ及ばないらしい。
「おばあちゃんにはわからないよね~」
いつも以上に高木はいのりをおちょくっている。
「高木さん?私はおばあちゃんです、肋骨抜いてお尻と胸にシリコンを詰め込んだ老人です、あまり虐めないでください」
自虐的に認めやがった、そしてマイクを切るのを忘れていた。
「少女の声したおばあちゃんとか草生えるわ~ヤっバ、、、でもめっちゃ上手いし、、、なんなんだ?」
同じチームのプレイヤーがボイスチャットに割り込んで来た。
「初めまして!私は70過ぎのおばあちゃんのいのりです」
自虐ネタで笑わそうとしているが、完全に冷め切った。
「滑ったおばあちゃんな!」
高木が横からおちょくっている。
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