全知全能の理不尽BBA

WTF

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ババアを満足させろ

悪質商法ですよ?chapter1-2

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休憩が終わり

マサムネ「店内はお任せあれ」

ラフィア「外のいざこざを片付けて来ます」

4人が外に出た

女性「ほら!降参しなさーい!」

1人のキトンの女性が男性に馬乗りになってプロレスのようにキャラメルクラッチをしていた

エミリア「ファリーダ•スルターナ様?」

アルティテュス「おやおや、クイーンの豚どもですね?」

するとその女性は男性を解放してアルティテュスに指を差しながら怒った顔で迫って行った。

エミリア「ファリ様!おやめください」

ファル「その名前で呼ぶな!」

今度はエミリアが犠牲になって、足をはらわれてと同じようにキャラメルクラッチを受けた。

エミリア「はぁ、その程度ですか?」

海老反りの体を元に戻すとその勢いでファルはぶっ飛ばされた。

エミリア「クイーンで無ければ、喧嘩の仲裁という名目でヒメルで速攻で殺してましたよ」

パトリシア「ハイエルフのクイーン?」

エミリア「クイーンの豚どもです」

パトリシア「まぁ!、上位種ですね」

エミリア「クイーンって言うのは雑魚ですね、搾取しかしてくれませんよ」

ファリ「クイーンが搾取?」

ラフィア「最低です、これだからシルフはクイーンなどはやってないのですよ」

ファリ「搾取なんてしてませんし、命令もしてません」

エミリア「とぼけないでください、ここに来たのも搾取のためでしょ?」

パトリシア「普段はどちらに?」

エミリア「豚小屋です、泥に塗れて糞尿を垂れ流しにします」

ファリ「普段は別の世界にいますよ」

エミリア「ほぉ~、、で、わざわざ何のご用で?」

完全におちょくっている。

ファリ「そちらのトロピカルヘッドの方にお会いしたくて」

アルティテュス「食べますか?」

ラフィア「ダメです、食べたら頭が痛くなります」

ファリ「不要です」

エミリア「まぁ、それはいいとして店先で喧嘩とは迷惑なので遠くに失せてください」

アルティテュス「折角、遠くから大金払って来たのですよ、話を聞いてあげましょう」

エミリア「仕方ありませんね、聞くだけですよ」

ファリ「アルティテュス様、感謝申し上げます」

アルティテュス「感謝?、今の権限は全てラフィアさんにありますね、しばらく代理になっていますので」

ファリ「ラフィアさん?」

ラフィア「ラフィアでぇーす」

アルティテュス「おやおや、調子良さそうですね」

ファリ「あなたがあのイリーネス様、、、」

ラフィア「イリーネスはやめてください」

ファリ「私、ファリーダ•スルターナは盾神誓教の司祭」

アルティテュス「おやおや、エルフはシルフを奉るのですか?鬼畜ですねぇ~」

ファリ「宗教は自由です」

アルティテュス「こっちの世界じゃぁ宗教なんてありませんからねぇ~」

パトリシア「その、、、宗教とは何でしょう?」

アルティテュス「主観は様々ですが、とりわけ大きな割合を占めるのが信仰ですね」

ラフィア「勝手に奉るのはどうでもいいですが、粘着するなら、、、」

アルティテュス「それ以上言うと感情が入って変なことになりますよ?」

ラフィア「ありがとうございます、気をつけます」

ファリ「一度、私たちの世界に来てください、絶対的な守護者、英雄的な防人として歓迎されるでしょう」

ラフィア「そう言うチヤホヤされるのは、、、、堪えます、つい感情的になるところでした」

エミリア「大変ですね」

ラフィア「困ります」

ファリ「私たちの世界では盾神イリーネスとして奉るのです」

ラフィア「嫌です」

アルティテュス「おやおや、フラれましたね」

小馬鹿にしたようにファリをおちょくっている。

ファリ「わかりました、ラフィア様のお手を煩わせるわけにはいきません」

エミリア「まぁ、目的は失敗ですし、迷惑料を払ってさっさと豚小屋に帰ってください」

アルティテュス「そうですね、、、、私を奉ってお酒をたくさん差し出すなら考えがありますが?」

ファリ「ご冗談を!そんなトロピカルヘッドをどうやって奉る気ですか?世界の頂点に君臨するくせに頭がマンゴーじゃぁー、、、」

パトリシア「宗教ってのが何なのかはわかりませんがこれ以上、私のパーティーメンバーにあれこれ暴言を吐き捨てるのならば、クイーンだろうと関係なく、このマサムネさんからもらった改正宗で斬り捨てますよ」

鞘から刀身を2、3センチ見せて鋭い刃に反射する光をファリの目元にあてるとファリは大人しくなった。

アルティテュス「おやおや、容赦ない威圧ですね」

ファリも負けじと背負っていた青と白のクイーバーから矢を取ってパトリシアに突きつけた。

ファリ「エルフのくせに剣などとは愚か!」

エミリア「喧嘩するならば、、、」

アルティテュス「慣例によって喧嘩両成敗ですね」

パトリシアは刀身を鞘に収めた。

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