全知全能の理不尽BBA

WTF

文字の大きさ
333 / 427
ババアの建国

ニュータイプドゲザ chapter1

しおりを挟む
土下座をしたまま魔王たちは固まった。

アルティテュス「おやおや、何か言いたそうな顔をしてますねぇ~」

マサムネ「どれからツッコミを入れるか迷うが?」

ジョセフィーヌ「魔法がどうとか仰っていましたよね?」

アルティテュス「魔法なんて低俗なことはしませんよ、ほら、その、全事情を操れるわけですよ、こういう小っぽけな連中にも簡単に事象を操るために魔法というものを作ったのですよ」

土下座をしている魔王たちの上に座って、脚を組んで鼻くそをホジホジしながら説明している。

マサムネ「魔法陣みたいなの出してたでしょ」

アルティテュス「あぁ、それはただの飾りですよ~私がやっているのは魔法では無くて事象の操作ですから、でもそれでは味気ないのでなんとなくの飾りです、それに何事も魔法と言えば話も通じますからねぇ~」

マサムネ「そっか、、、そして全部お見通しかぁ~」

アルティテュス「武士の情けといいますか、紳士的と言いますか、、、布団の中でコソコソやっていても黙っていますよ」

エティ「そう、母さんも布団の中でコソコソやってるから他人に言えない」

アルティテュス「まぁ!、、、それは別として、、、さてさて、こいつらわぁ~、、、このまま斬首して脳みそをほじくり出しますねっ」

男1「どうか命だけは!」

女1「お慈悲を!」

アルティテュス「わかりました、次はありませんよ?」

魔王たちは解放され走って逃げたが、、、

アルティテュス「今ですね」

通りに出て、路地裏に入ったところで身体の中からひき肉に変えられた。

マサムネ「あらら、規約通りユリウス先生に報告ですね」

アルティテュス「それだけは勘弁してください」

エティ「見苦しいおばあちゃん」

マサムネ「いや~約束は約束ですな」

アルティテュス「私は絶対とは言ってませんよ」

エティ「見苦しい言い訳ババア」

その後もアルティテュスの言い訳が続いて、開店前にチェルシーが訪ねてきた。

マサムネ「取込み中ですけど」

アルティテュス「おやおや、お迎えですね」

チェルシー「それよりも外は大変ですよ、なんせ魔王幹部が何者かに惨殺されていたのですよ、それもあの人数」

マサムネ「あー、、、それは、、、大事ですね」

アルティテュス「えーと、私には関係ありませんね」

チェルシー「最上魔王に嫌疑をかけられたらどうするんですか?」

アルティテュス「大丈夫っすよ、魔王が暴れたら魔法を使えなくするだけですから」

マサムネ「そっか、、、だからあいつらは」

アルティテュス「魔王でも魔法が使えないとただのチビデブオヤジですから~」

チェルシー「誤魔化さないでください、本当はご存知なのでしょ?」

エティ「母さんがやった、土下座で謝る魔王の上に胡座で鼻くそ穿って魔王の顔に鼻くそを塗りたくった、そしてわざと逃して路地裏でひき肉に変えた」

アルティテュス「おやおや、そんな事言うと嫌われてしまいますよぉ~」

チェルシー「素晴らしいです、アルティテュス様の逆鱗に触れたのが間違いだと思います」

マサムネ「土下座している奴の頭を踏むとか足を舐めさせるとかは知ってるけど、上に座って鼻くそを顔に塗るのは知らんかった」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

なほ
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

処理中です...