6 / 11
Chapter 6 拠点
しおりを挟む
静まり返る広場。
テラの放った砲撃の先には、地面から槍のように突き上がる巨大な氷塊が形成されていた。
その最上部、氷に貫かれる形でカーネリカの身体が空中に固定され、完全に動きを失っている。
テラはゆっくりと砲撃態勢を解いた。
右腕の砲身構造は流体のように収縮し、いつの間にか通常の腕部形状へ戻っている。
その顔には、わずかに疲労の気配が浮かんでいた。
レオが駆け寄る。
「テラ!大丈夫!?」
テラの声が一瞬だけ微細に乱れる。
しかし、すぐに通常の平坦なトーンに戻った。
「……ああ、だいぶ消耗したが、この程度なら自動で修復される」
テラの左胸から腕にかけて、機械骨格の上で流体素材が忙しなく移動している。
損傷部位の修復がすでに始まっているのが視認できた。
「なら良かった……俺、負けちゃうんじゃないかと思ったよ」
「実際こいつは強かった。この地球でこれほど苦戦することは私の想定に入っていない」
そこへ、膝を押さえながらヴァンもゆっくり歩み寄ってくる。
「なんにせよ勝てて良かった……。だがまだ敵の根城のど真ん中だ。どうする、一度引き返すか」
テラは視線を周囲へ巡らせる。
「その必要はない。カーネリカがこの城の主であることは間違いないようだ。魔物らしき反応が一斉にこの城から離れている」
レオの表情がぱっと明るくなる。
「ってことは、しばらくここは安全ってこと?」
「私はそう考える」
ヴァンは即座に頷いた。
「なら、今のうちにみんなを探そう。テラはここで休んでな」
「そうさせてもらう」
二人は広場を離れ、崩れた回廊の奥へ消えていく。
テラは一人、巨大な氷像を見上げた。
――やがて。
石床を踏み鳴らす多数の足音が広場へ戻ってくる。
二人が囚われていた人間たちを連れてきたようだ。
その数、五十六人。
ヴァンとレオの仲間に加え、以前から捕獲されていた者も含まれている。
女子供が多く、成人男性は少数。
高齢者はほとんど見当たらなかった。
二人の表情には、明確な達成感が浮かんでいる。
「お待たせテラ!みんなを連れてきたぜ」
レオの声はどこか誇らしげだった。
「ああ、助かる」
テラの声音はいつも通り平坦だが、どこか子供を褒めるような優しい印象が感じられる。
集団の中から中年の女性がテラに近づく。
「ヴァン、このお嬢さんが?」
「ああ、さっき話したテラだ。彼女のおかげでみんなを助けることができた」
女性はテラの外観に一瞬だけ戸惑いを見せたが、すぐに事実を受け入れたようだ。
「テラ、この人はマルディナだ。俺たちのリーダーというか、みんなの母さんみたいな感じかな」
「そうか」
テラはマルディナを正面から見据え、短く答えた。
「私達を救ってくれたこと、感謝します。貴女が何者なのか色々聞いてみたいけど、まずは皆の安全の確保が優先です」
レオが横から口を挟む。
「テラが言うには今はここが一番安全らしいぜ」
マルディナは議論をすることなく、自分たちを救ってくれた女性の言葉を信じることにした。
「今は全員が集まれる場所が良いわ。この城にも大広間があるはず、そこに移動しましょう」
ヴァンもレオもその意見に同意した。
ーーー
城の大広間へと一行は移動した。
厚い扉を押し開けると、内部は長く使われていなかったのか、空気がわずかに淀んでいる。
床や壁には埃が積もっているものの、構造自体に大きな破損は見当たらない。
レオが思わず声を漏らす。
「……広っ。ここ全部使っていいのか?」
ヴァンは周囲を一瞥し、短く頷いた。
「問題なさそうだな。ここを使おう」
中央に並んでいた長机は邪魔になる。
ヴァンが一人でそれを押し、壁際へと寄せていく。
重い木製の脚が石床を擦り、鈍い音が広間に響いた。
女たちは手分けして掃除を始める。
布で埃を払い、急ごしらえながらも人が休める空間を整えていく。
一方、レオは数人の若者とともに倉庫区画から布団や毛布を運び込んでいた。
やがて。
大広間の中央には、新たに加わった者たちを含め、五十八人分の簡易寝床が並ぶ。
寄り合い所帯のような、仮の共同生活空間が形になっていった。
マルディナが周囲を見渡し、静かに言う。
「……ひとまず、夜は越せそうね」
ヴァンが腕を組む。
「次は水と食い物だな」
井戸の確認が行われる。
城内の井戸は問題なく機能していた。
水質も目視の範囲では大きな異常はない。
レオが桶を覗き込みながら言う。
「水は大丈夫そうだ!」
酒蔵も見つかった。
大量の樽が保管されているが、封の状態から品質の保証は難しい。
ヴァンが鼻を鳴らす。
「酒は……まぁ、後回しだな」
続いて食料。
ドミナスが人間用に保存していた備蓄がいくらか見つかる。
量を概算すると、およそ十日分。
ヴァンの表情が少しだけ引き締まる。
「……長居するなら、すぐ次を考えねぇとな」
空気がわずかに現実へ引き戻される。
次に医薬品の確認。
しかし――
マルディナが首を横に振った。
「……医薬品は見当たらないね。包帯程度だ」
集団の中には、明らかに負傷者や体調を崩している者が混じっている。
レオが不安げにテラを見る。
「テラ……なんとかならない?」
テラは短く状況を観察し、答える。
「私が生成可能な範囲の薬品であれば対応できる」
ヴァンが小さく息を吐く。
「相変わらず規格外だな……」
早速、テラはレオと回診を開始する。
負傷した男の足を確認し、損傷部へ処置。
続いて高熱に苦しむ女性へ安定化措置を施す。
処置は正確で、無駄がない。
三人目。
十六歳の少女。
右手に軽い裂傷がある。
テラの指先から生成された医療素材が、少女の傷口を覆っていく。
少女は処置の最中、ほとんど瞬きを忘れたようにテラを見つめていた。
処置完了。
レオが次の患者へ案内しようとした――そのとき。
テラの動きが止まる。
周囲の負傷者の数。
自分の稼働余力。
今後の戦闘発生確率。
一瞬の演算ののち、テラは結論を出した。
右手の装甲が静かに展開する。
内部から流体素材が滲み出し、空中で膨張を始める。
それはやがてテラ本体から分離し、床へ落ちた。
――ぼとり。
両手で持つボールのような大きさの球体。
直後、表面が波打ち、前面に二つの大きな目が発光している。
さらに左右と下部から、短い手足が直接形成された。
球体は小さく身体を揺らし、
きゅい、と電子音のような声を発する。
レオが目を丸くした。
「……なんだこれ」
テラは淡々と答える。
「独立治療ユニットだ。私と同レベルの医療処置を実行することができる」
「こいつ一人で治療できるってことか」
「そうだ。最低限の医療体制は常に維持する必要がある。皆にも慣れてもらった方が良い」
レオは腕を組み、少しだけ眉を寄せる。
「うーん、分かるんだけどさ……」
大きく光る眼を持つ球体を見下ろし、苦笑する。
「……いきなりこいつだけに任せるのは、みんな心理的にキツいと思うぜ」
テラはわずかに視線を動かす。
レオは肩を回した。
「しゃーねぇ、俺が横についとくよ。
説明役くらいなら――」
「わ、私にやらせてください」
二人の会話に、控えめだがはっきりした声が割り込んだ。
振り向く。
先ほど治療を受けた少女が、少し緊張した様子で立っている。
両手を胸元で握りしめ、続けた。
「私……テラさんに治療してもらいました。
だから、その……どういうものか、私から説明できます」
レオが目を瞬かせる。
少女は言葉を選びながら続ける。
「いきなりこの子だけだと、みんな驚くと思うから……
私が一緒にいれば、安心してもらえると思います」
数秒の間。
テラの視線が少女を静かに観察する。
「良い提案だ」
短くそう言った。
レオもにやりと笑う。
「決まりだな。助かるぜ」
少女の表情がぱっと明るくなる。
「わ、私はフィオナです。よろしくお願いします」
大きな目をした治療ユニットが、
ぴこ、と小さく身体を揺らした。
――
その後も、城内の簡易補修と安全確認が続く。
破損扉の固定。
通路の封鎖。
見張り位置の選定。
気づけば、外はすでに夜の色へ沈み始めていた。
本来なら、解放の祝宴でも開きたいところだが――
誰もが限界まで消耗している。
簡素な食事を終えると、広間には自然と静寂が落ちていった。
ヴァンが小さく呟く。
「……今日は、さすがに疲れたな」
誰も否定しなかった。
一人、また一人と横になる。
やがて広間には、寝息だけが静かに重なっていく。
テラは本来、睡眠を必要としない。
だが――
本日の戦闘と連続稼働により、内部負荷は臨界近くまで上昇していた。
大広間の一角。
壁にもたれるように座ったまま、テラの視界がゆっくりと暗くなっていく。
その姿はまるで人間が眠りに落ちたかのようだった。
【現在の保護対象:58人】
【増減:+56人】
テラの放った砲撃の先には、地面から槍のように突き上がる巨大な氷塊が形成されていた。
その最上部、氷に貫かれる形でカーネリカの身体が空中に固定され、完全に動きを失っている。
テラはゆっくりと砲撃態勢を解いた。
右腕の砲身構造は流体のように収縮し、いつの間にか通常の腕部形状へ戻っている。
その顔には、わずかに疲労の気配が浮かんでいた。
レオが駆け寄る。
「テラ!大丈夫!?」
テラの声が一瞬だけ微細に乱れる。
しかし、すぐに通常の平坦なトーンに戻った。
「……ああ、だいぶ消耗したが、この程度なら自動で修復される」
テラの左胸から腕にかけて、機械骨格の上で流体素材が忙しなく移動している。
損傷部位の修復がすでに始まっているのが視認できた。
「なら良かった……俺、負けちゃうんじゃないかと思ったよ」
「実際こいつは強かった。この地球でこれほど苦戦することは私の想定に入っていない」
そこへ、膝を押さえながらヴァンもゆっくり歩み寄ってくる。
「なんにせよ勝てて良かった……。だがまだ敵の根城のど真ん中だ。どうする、一度引き返すか」
テラは視線を周囲へ巡らせる。
「その必要はない。カーネリカがこの城の主であることは間違いないようだ。魔物らしき反応が一斉にこの城から離れている」
レオの表情がぱっと明るくなる。
「ってことは、しばらくここは安全ってこと?」
「私はそう考える」
ヴァンは即座に頷いた。
「なら、今のうちにみんなを探そう。テラはここで休んでな」
「そうさせてもらう」
二人は広場を離れ、崩れた回廊の奥へ消えていく。
テラは一人、巨大な氷像を見上げた。
――やがて。
石床を踏み鳴らす多数の足音が広場へ戻ってくる。
二人が囚われていた人間たちを連れてきたようだ。
その数、五十六人。
ヴァンとレオの仲間に加え、以前から捕獲されていた者も含まれている。
女子供が多く、成人男性は少数。
高齢者はほとんど見当たらなかった。
二人の表情には、明確な達成感が浮かんでいる。
「お待たせテラ!みんなを連れてきたぜ」
レオの声はどこか誇らしげだった。
「ああ、助かる」
テラの声音はいつも通り平坦だが、どこか子供を褒めるような優しい印象が感じられる。
集団の中から中年の女性がテラに近づく。
「ヴァン、このお嬢さんが?」
「ああ、さっき話したテラだ。彼女のおかげでみんなを助けることができた」
女性はテラの外観に一瞬だけ戸惑いを見せたが、すぐに事実を受け入れたようだ。
「テラ、この人はマルディナだ。俺たちのリーダーというか、みんなの母さんみたいな感じかな」
「そうか」
テラはマルディナを正面から見据え、短く答えた。
「私達を救ってくれたこと、感謝します。貴女が何者なのか色々聞いてみたいけど、まずは皆の安全の確保が優先です」
レオが横から口を挟む。
「テラが言うには今はここが一番安全らしいぜ」
マルディナは議論をすることなく、自分たちを救ってくれた女性の言葉を信じることにした。
「今は全員が集まれる場所が良いわ。この城にも大広間があるはず、そこに移動しましょう」
ヴァンもレオもその意見に同意した。
ーーー
城の大広間へと一行は移動した。
厚い扉を押し開けると、内部は長く使われていなかったのか、空気がわずかに淀んでいる。
床や壁には埃が積もっているものの、構造自体に大きな破損は見当たらない。
レオが思わず声を漏らす。
「……広っ。ここ全部使っていいのか?」
ヴァンは周囲を一瞥し、短く頷いた。
「問題なさそうだな。ここを使おう」
中央に並んでいた長机は邪魔になる。
ヴァンが一人でそれを押し、壁際へと寄せていく。
重い木製の脚が石床を擦り、鈍い音が広間に響いた。
女たちは手分けして掃除を始める。
布で埃を払い、急ごしらえながらも人が休める空間を整えていく。
一方、レオは数人の若者とともに倉庫区画から布団や毛布を運び込んでいた。
やがて。
大広間の中央には、新たに加わった者たちを含め、五十八人分の簡易寝床が並ぶ。
寄り合い所帯のような、仮の共同生活空間が形になっていった。
マルディナが周囲を見渡し、静かに言う。
「……ひとまず、夜は越せそうね」
ヴァンが腕を組む。
「次は水と食い物だな」
井戸の確認が行われる。
城内の井戸は問題なく機能していた。
水質も目視の範囲では大きな異常はない。
レオが桶を覗き込みながら言う。
「水は大丈夫そうだ!」
酒蔵も見つかった。
大量の樽が保管されているが、封の状態から品質の保証は難しい。
ヴァンが鼻を鳴らす。
「酒は……まぁ、後回しだな」
続いて食料。
ドミナスが人間用に保存していた備蓄がいくらか見つかる。
量を概算すると、およそ十日分。
ヴァンの表情が少しだけ引き締まる。
「……長居するなら、すぐ次を考えねぇとな」
空気がわずかに現実へ引き戻される。
次に医薬品の確認。
しかし――
マルディナが首を横に振った。
「……医薬品は見当たらないね。包帯程度だ」
集団の中には、明らかに負傷者や体調を崩している者が混じっている。
レオが不安げにテラを見る。
「テラ……なんとかならない?」
テラは短く状況を観察し、答える。
「私が生成可能な範囲の薬品であれば対応できる」
ヴァンが小さく息を吐く。
「相変わらず規格外だな……」
早速、テラはレオと回診を開始する。
負傷した男の足を確認し、損傷部へ処置。
続いて高熱に苦しむ女性へ安定化措置を施す。
処置は正確で、無駄がない。
三人目。
十六歳の少女。
右手に軽い裂傷がある。
テラの指先から生成された医療素材が、少女の傷口を覆っていく。
少女は処置の最中、ほとんど瞬きを忘れたようにテラを見つめていた。
処置完了。
レオが次の患者へ案内しようとした――そのとき。
テラの動きが止まる。
周囲の負傷者の数。
自分の稼働余力。
今後の戦闘発生確率。
一瞬の演算ののち、テラは結論を出した。
右手の装甲が静かに展開する。
内部から流体素材が滲み出し、空中で膨張を始める。
それはやがてテラ本体から分離し、床へ落ちた。
――ぼとり。
両手で持つボールのような大きさの球体。
直後、表面が波打ち、前面に二つの大きな目が発光している。
さらに左右と下部から、短い手足が直接形成された。
球体は小さく身体を揺らし、
きゅい、と電子音のような声を発する。
レオが目を丸くした。
「……なんだこれ」
テラは淡々と答える。
「独立治療ユニットだ。私と同レベルの医療処置を実行することができる」
「こいつ一人で治療できるってことか」
「そうだ。最低限の医療体制は常に維持する必要がある。皆にも慣れてもらった方が良い」
レオは腕を組み、少しだけ眉を寄せる。
「うーん、分かるんだけどさ……」
大きく光る眼を持つ球体を見下ろし、苦笑する。
「……いきなりこいつだけに任せるのは、みんな心理的にキツいと思うぜ」
テラはわずかに視線を動かす。
レオは肩を回した。
「しゃーねぇ、俺が横についとくよ。
説明役くらいなら――」
「わ、私にやらせてください」
二人の会話に、控えめだがはっきりした声が割り込んだ。
振り向く。
先ほど治療を受けた少女が、少し緊張した様子で立っている。
両手を胸元で握りしめ、続けた。
「私……テラさんに治療してもらいました。
だから、その……どういうものか、私から説明できます」
レオが目を瞬かせる。
少女は言葉を選びながら続ける。
「いきなりこの子だけだと、みんな驚くと思うから……
私が一緒にいれば、安心してもらえると思います」
数秒の間。
テラの視線が少女を静かに観察する。
「良い提案だ」
短くそう言った。
レオもにやりと笑う。
「決まりだな。助かるぜ」
少女の表情がぱっと明るくなる。
「わ、私はフィオナです。よろしくお願いします」
大きな目をした治療ユニットが、
ぴこ、と小さく身体を揺らした。
――
その後も、城内の簡易補修と安全確認が続く。
破損扉の固定。
通路の封鎖。
見張り位置の選定。
気づけば、外はすでに夜の色へ沈み始めていた。
本来なら、解放の祝宴でも開きたいところだが――
誰もが限界まで消耗している。
簡素な食事を終えると、広間には自然と静寂が落ちていった。
ヴァンが小さく呟く。
「……今日は、さすがに疲れたな」
誰も否定しなかった。
一人、また一人と横になる。
やがて広間には、寝息だけが静かに重なっていく。
テラは本来、睡眠を必要としない。
だが――
本日の戦闘と連続稼働により、内部負荷は臨界近くまで上昇していた。
大広間の一角。
壁にもたれるように座ったまま、テラの視界がゆっくりと暗くなっていく。
その姿はまるで人間が眠りに落ちたかのようだった。
【現在の保護対象:58人】
【増減:+56人】
0
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる