上司に連れられていったオカマバー。唯一の可愛い子がよりにもよって性欲が強い

papporopueeee

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追及偏

悩みました

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 ツキを抱きたいだなんて、微塵も思っていない。

 性欲は確かにある。
 ツキに欲情していることは否定はできない。
 しかし、理性だってある。

 興奮はしている。
 性器が大きくなっていることは事実だ。
 しかし、拒否の意思だってある。

 本能はツキに惹かれていて、その体に欲望を突きたてろと吠えている。
 理性は現実を直視していて、頭を冷やして冷静になれと嘆いている。

「ほら、アキラさん♡ 早く決めてくれないと、風邪引いちゃいますよ? お布団をかけてくれるんですか? それとも、その熱くなった体で温めてくれるんですか?」

 本能と理性は拮抗していて、いつまで経っても決められそうにない。
 ツキに溺れることも、拒絶することもできない。

 でも、それだけじゃない。
 今この時における行動を決めるのは、本能と理性だけじゃない。

「くすっ♡ いつまでも負け犬おちんちんを大きいまま放置してたら、負け癖がついちゃいますよ? 私にちょっと誘惑されただけで大きくしちゃう情けないおちんちんになっちゃってもいいんですか? 早く小さくするか……もしくは、ちゃんと大人のオスとして矯正してあげないと……♡ 負ける為じゃなくて、犯すためにあるんだぞって……私の体を使ってよわよわおちんちんを鍛えてあげないと……♡」

 ツキが先ほどから強調していること。
 それは、翠がツキに負けたという現実だ。

 一方的に拘束していたのだから、無理やりに犯すこともできた。
 強引に逆レイプすることもできた。

 しかしそうはしなかった。
 一方的に有利な状況だったとはいえ、ツキは勝負を持ち掛けた。
 チャンスを与え、自らに負けた際の罰まで設けた。

 そして、翠は勝負を受けた。
 ハンデを要求するために、自ら負けた時のリスクを大きくした。

 負けたらツキの望むままに動くと約束した。
 そして負けた。
 不利ではあったけど、勝てた可能性もあった。
 だから、やっぱりツキに負けたことはどうしようもなく現実だ。

『私はアキラさんを信じています。だから拘束を解きました』

 ツキの言葉が胸に突き刺さっている。
 痛みを無視して抜こうとすると余計に傷が開いて、空いた穴はおそらく一生塞がらない。

 本能と理性は拮抗しているけれども、道理はツキが正しいと言っている。
 勝負を受けた以上、敗者は勝者に従わなければならない。

「あっ♡ ……えへへっ♡ アキラさんの手、おっきぃ……♡ ちゃんとゴム着けて……ローションもたっぷり塗ってくださいね……♡」

 ツキに言われるがままに準備をする。
 それらを使うのは初めてではあったけれども、大して苦労することもなく準備は終わってしまった。

「ん……♡ そんなに力を入れて、広げられて……恥ずかしいです……♡♡」

 その狭い穴をできるかぎり広げて――
 狙いを定めて――
 そして――

「…………」
「…………アキラさん?」

 本能はツキに溺れている――
 理性はツキを拒んでいる――
 道理はツキに味方している――

 ――そして、感情は翠の味方をしていた。

「っ……」

 溢れる感情が心から零れて、泪となって頬を滑り落ちた。
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