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親睦の化粧編
可愛い女の子
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(な、なにやってるんだオレは!)
自分が何をしているかを理解しながらも手は鼻の近く離れなくて、翔斗の中にミミの最も濃い臭いが充満していく。翔斗のものの匂いとは違う。臭いということは間違いない。それなのに、どうして翔斗はいつまでも嗅いでしまうのか。
ミミが出したものだからなのだろうか。射精した時のミミの格好が、顔が、とても魅力的だったから。
鏡の中の少女に目をやる。彼女は自らの右手を、蕩けた目つきで嗅いでいる。発情した少女が、美少女の出した精液の余韻を楽しんでいる。
「……」
右手の一部がぬらぬらとテカっているのを見つけた。拭き残しだ。匂いが一層強い。
(何をしようとしている?)
ミミもやっていたことだ。
(正気か?)
今更正気だなんて嘯けない。
(本当にやるのか?)
ぺろりと、鏡の中の少女は右手を舐めた。じわりと、深い苦みが翔斗の口の中に広がって、バツンっと、スイッチが落ちたのか入ったのか、そんな音が頭の中に鳴り響いた。
「はっ……ふっ……あは♪」
パサリと履いていたパンツが落ちた。そうだ、これは邪魔なものだった。ポーズをいくら決めても、下半身が男物のパンツでは締まらない。可愛くない。だから、これは脱がないといけないんだった。
少女の股間では男の象徴が勃起している。可憐な少女には似つかわしくないが、そのアンマッチが逆に良い。
「あはは、こんなに大きくしちゃって。可愛い♡ でも、もっと可愛くなれるよね?」
少女が紐パンを拾い上げる。少女の手にも軽く収まってしまうそれは、下着としてはあまりにも心許ない。
「はぁっ……ふっ……♡ ははっ♪」
紐が結びにくい。内股になっているからではない。興奮して手が震えるからでもない。鏡の中の少女から目が離せないからだ。興奮した性器を露出した状態で紐パンを履こうとしている少女の姿が、翔斗の視線を掴んで離さない。
「んっ……あはっ♪ こんなの入りきらないでしょ♡」
紐はどうにか結べたが、性器がとても入りそうにない。勃起した竿が半分以上はみ出してしまっている。
「まあ、いっか♪ これはこれで……ね?」
いたずらっぽく、小悪魔のように少女が笑う。
「ショーパンも、まあ入らないよね……。あー、服着た方がエロいとか……ほんとたまんない♡」
露出した肩、見せつけるようなくびれ、お尻まで見えていそうな太もも。そして、開放されたショーパンから見えている紐パンと、勃起した男性器。
「ほんとエロい……♡ 可愛い顔してるくせに、こんなにして……ねえ、触ってほしいの?」
少女が焦らすように亀頭を撫でた。
「んっ……あは♪ 敏感すぎて、笑っちゃう。こんなんじゃすぐ出ちゃうよ? ミミみたいに。ミミも触った途端にイッてたよね。この右手に精液びゅーびゅーぶっかけて♡ まだ匂いが残ってて……あはっ♪ ミミの精液の匂いが着いた手なのに、いいの? それとも、んっ♡ これがいいの?」
右手を撫でつけるように、少女が性器を擦りだした。
「はぁっ……♡ も、もう出ちゃいそうなの? どうするの、このまんま擦っちゃったら、あっ、はっ、で、出ちゃうよ? ねえ、ほら!」
少女が自分自身をイジめている。攻める興奮と、受ける快楽で、もう理性が飛んでしまったように。
「き、きもちよすぎっ……てっ♡ も、もう出る……♡ あっんっあぁっ! 出してよ! んっ、あ、アタシに! 出したいんでしょっほら! あっいっくっ、い、イクっ~~♡♡」
精液が少女にぶっかけられる。顔も、肩も、くびれも、男性器も白濁液に塗れて、少女は崩れ落ちた。
「っ……うっ……ふっ……♡♡」
余韻が体中を走り回る。しびれた足に血液が流れるように、むずむずとするような気持ちよさが何度も、何度も体中を往復している。
鏡の向こうで少しだけ見える少女の顔。精液に塗れた自分を見て、彼女はとても嬉しそうだった。
「……あはっ♡」
「ネコっ!」
「っうぉっ!?」
絶頂の後味に浸っていたら、ミミが飛びついてきた。ひどく興奮した状態で。
「ね、ネコ、ネコ、ねこぉっ……♡」
「や、やめろ! 押し付けるな! 擦りつけるな!」
「あんな一人遊び見せられてしまったら、ボクも我慢できません♡ ネコ、もう一回……ボクともう一回しましょう?」
「お、お前、見てたのかよ!?」
「あははー、ネコちゃんの声が聞こえてきちゃって。でも、お姉さんもとても良かったと思うよ。誰もいない部屋だったら、あれくらいはっちゃけないとね♪」
射精によって冷静になった頭が、自身の行為を振り返り始める。
ミミの精液の匂いで興奮、食精、唐突なキャラ作り。思い出したくもない暴走を、ふたりに見られていたという事実。
羞恥心がざぶざぶと翔斗の中から湧き出て来るような感覚だ。顔がとても熱い。
「ただー、いきなり部屋の中を汚されちゃうと、お姉さん困っちゃうかな? 鏡はまだいいんだけど、この先も同じようなことされちゃうと……ね?」
その上ガチお説教の追い打ちまでされてしまった。
「す、すみませんでした……」
「ネコ……ネコっ……♡ ほら、ネコのここも大きくなってきました……♡ したいですよね? ネコも、ボクとしたいですよね?」
「お前がいじるからだろ! もうほんとに帰る時間だから!」
リサの説得もあり、この日は写真を撮ってお開きにすることができた。
翔斗のソロ写真はふたりの演技指導もあり、自分でも満足のできる写真が撮れたと思う。ミミといっしょに撮った写真も良い写真が撮れたのだが。
「はい、撮るよー」
「ネコっ……ネコぉっ……♡」
「……」
撮影中、ミミは終始視線が熱っぽく、距離も近かった。
自分が何をしているかを理解しながらも手は鼻の近く離れなくて、翔斗の中にミミの最も濃い臭いが充満していく。翔斗のものの匂いとは違う。臭いということは間違いない。それなのに、どうして翔斗はいつまでも嗅いでしまうのか。
ミミが出したものだからなのだろうか。射精した時のミミの格好が、顔が、とても魅力的だったから。
鏡の中の少女に目をやる。彼女は自らの右手を、蕩けた目つきで嗅いでいる。発情した少女が、美少女の出した精液の余韻を楽しんでいる。
「……」
右手の一部がぬらぬらとテカっているのを見つけた。拭き残しだ。匂いが一層強い。
(何をしようとしている?)
ミミもやっていたことだ。
(正気か?)
今更正気だなんて嘯けない。
(本当にやるのか?)
ぺろりと、鏡の中の少女は右手を舐めた。じわりと、深い苦みが翔斗の口の中に広がって、バツンっと、スイッチが落ちたのか入ったのか、そんな音が頭の中に鳴り響いた。
「はっ……ふっ……あは♪」
パサリと履いていたパンツが落ちた。そうだ、これは邪魔なものだった。ポーズをいくら決めても、下半身が男物のパンツでは締まらない。可愛くない。だから、これは脱がないといけないんだった。
少女の股間では男の象徴が勃起している。可憐な少女には似つかわしくないが、そのアンマッチが逆に良い。
「あはは、こんなに大きくしちゃって。可愛い♡ でも、もっと可愛くなれるよね?」
少女が紐パンを拾い上げる。少女の手にも軽く収まってしまうそれは、下着としてはあまりにも心許ない。
「はぁっ……ふっ……♡ ははっ♪」
紐が結びにくい。内股になっているからではない。興奮して手が震えるからでもない。鏡の中の少女から目が離せないからだ。興奮した性器を露出した状態で紐パンを履こうとしている少女の姿が、翔斗の視線を掴んで離さない。
「んっ……あはっ♪ こんなの入りきらないでしょ♡」
紐はどうにか結べたが、性器がとても入りそうにない。勃起した竿が半分以上はみ出してしまっている。
「まあ、いっか♪ これはこれで……ね?」
いたずらっぽく、小悪魔のように少女が笑う。
「ショーパンも、まあ入らないよね……。あー、服着た方がエロいとか……ほんとたまんない♡」
露出した肩、見せつけるようなくびれ、お尻まで見えていそうな太もも。そして、開放されたショーパンから見えている紐パンと、勃起した男性器。
「ほんとエロい……♡ 可愛い顔してるくせに、こんなにして……ねえ、触ってほしいの?」
少女が焦らすように亀頭を撫でた。
「んっ……あは♪ 敏感すぎて、笑っちゃう。こんなんじゃすぐ出ちゃうよ? ミミみたいに。ミミも触った途端にイッてたよね。この右手に精液びゅーびゅーぶっかけて♡ まだ匂いが残ってて……あはっ♪ ミミの精液の匂いが着いた手なのに、いいの? それとも、んっ♡ これがいいの?」
右手を撫でつけるように、少女が性器を擦りだした。
「はぁっ……♡ も、もう出ちゃいそうなの? どうするの、このまんま擦っちゃったら、あっ、はっ、で、出ちゃうよ? ねえ、ほら!」
少女が自分自身をイジめている。攻める興奮と、受ける快楽で、もう理性が飛んでしまったように。
「き、きもちよすぎっ……てっ♡ も、もう出る……♡ あっんっあぁっ! 出してよ! んっ、あ、アタシに! 出したいんでしょっほら! あっいっくっ、い、イクっ~~♡♡」
精液が少女にぶっかけられる。顔も、肩も、くびれも、男性器も白濁液に塗れて、少女は崩れ落ちた。
「っ……うっ……ふっ……♡♡」
余韻が体中を走り回る。しびれた足に血液が流れるように、むずむずとするような気持ちよさが何度も、何度も体中を往復している。
鏡の向こうで少しだけ見える少女の顔。精液に塗れた自分を見て、彼女はとても嬉しそうだった。
「……あはっ♡」
「ネコっ!」
「っうぉっ!?」
絶頂の後味に浸っていたら、ミミが飛びついてきた。ひどく興奮した状態で。
「ね、ネコ、ネコ、ねこぉっ……♡」
「や、やめろ! 押し付けるな! 擦りつけるな!」
「あんな一人遊び見せられてしまったら、ボクも我慢できません♡ ネコ、もう一回……ボクともう一回しましょう?」
「お、お前、見てたのかよ!?」
「あははー、ネコちゃんの声が聞こえてきちゃって。でも、お姉さんもとても良かったと思うよ。誰もいない部屋だったら、あれくらいはっちゃけないとね♪」
射精によって冷静になった頭が、自身の行為を振り返り始める。
ミミの精液の匂いで興奮、食精、唐突なキャラ作り。思い出したくもない暴走を、ふたりに見られていたという事実。
羞恥心がざぶざぶと翔斗の中から湧き出て来るような感覚だ。顔がとても熱い。
「ただー、いきなり部屋の中を汚されちゃうと、お姉さん困っちゃうかな? 鏡はまだいいんだけど、この先も同じようなことされちゃうと……ね?」
その上ガチお説教の追い打ちまでされてしまった。
「す、すみませんでした……」
「ネコ……ネコっ……♡ ほら、ネコのここも大きくなってきました……♡ したいですよね? ネコも、ボクとしたいですよね?」
「お前がいじるからだろ! もうほんとに帰る時間だから!」
リサの説得もあり、この日は写真を撮ってお開きにすることができた。
翔斗のソロ写真はふたりの演技指導もあり、自分でも満足のできる写真が撮れたと思う。ミミといっしょに撮った写真も良い写真が撮れたのだが。
「はい、撮るよー」
「ネコっ……ネコぉっ……♡」
「……」
撮影中、ミミは終始視線が熱っぽく、距離も近かった。
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