女装少年たちとお姉さんの淫らな日々

papporopueeee

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暴走の買い物編

あなたが喜ぶ言葉を

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「いらっしゃいませ」
「……お前の家じゃないだろ」
「そうですね。でも、それ以外に人を出迎える言葉ってありますか?」
「そんなん適当に、よう、とか言っておけばいだろ」
「ふむ……それじゃあ、会えて嬉しいです、ネコ」
「なにが、ふむ、だよ。なんも参考にしてねえじゃねえか」
「それが本心ですから。ネコも悪くない気分ではないですよね?」
「……」

「顔、赤いですよ?」
「ああもううっせーな! こっちが恥ずかしくなるようなこと澄ました顔で言うなよ!」
「くす、年上の余裕というやつです」
「1つしか違わねーだろ……。あれ、リサは?」
「ボクが来た時にはいなかったですね」
「今日のこと言ってねーのか?」
「はい、今日はふたりきりが良かったので」
「ああ、そう……」
「顔、赤いですよ?」

 ミミはリサの家の合鍵を持っており、いつでも出入りが可能となっている。性的なやりとりをしている時点でふたりの関係は普通ではないが、合鍵まで関わっているとなるといよいよ親密すぎる気がする。

 ふたりは付き合っているのだろうか。年齢差が大きすぎる気がするが、おかしくもないような気もする。直接訊けばはっきりするのだろうが、訊くことを躊躇させる思いもある。そして、この思いに深入りしたくない感情もある。

「……今日はワンピースなんだな」
「はい。爽やかな雰囲気を与えつつ、ゆったりとしたシルエットで、お気に入りのワンピースなんです」
「そっか……。似合ってるな」
「くすっ、ありがとうございます。でも、そんなぎこちのない言葉じゃなくても、その熱い視線で十分伝わっていますよ?」
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