81 / 81
欲望のお楽しみ編_ネコの章
おやすみなさい
しおりを挟む
「んっ……ふぁ……」
翔斗が目を覚ますと、そこはベッドの上だった。頭の下には、翔斗がオナニーに使った枕が敷かれている。
「あっ、起きたね。大丈夫? 気分悪いとかない?」
「んっ、だいじょぶ……」
リサはPCの置かれているテーブルの周りの床をタオルで拭いている。おそらく、翔斗がした粗相やら精液やらの後片付けだろう。
時計を見ると、翔斗が眠っていたのは五分程度のようだ。
「片付け、オレがやるよ……っ?」
起き上がろうとベッドに手を着いたが、腕ががくがくと揺れてしまって体を支えることもままならない。
「いいよー、まだ寝てて。ネコちゃんのお漏らし片付けるのも楽しいから♡」
そう言うとリサはニコニコとしながら黄色い染みのできたタオルを翔斗に見せつけてきた。趣味の悪いことこの上ない。
一眠りした頭はこの部屋に入ってからの翔斗の行動をありありと思い起こさせ、冷静な客観視を強要させてくる。
目撃されたオナニー、配信での痴態行為、リサに抱かれながらのオナホとの疑似セックス。今のお漏らしの片づけをしてもらっている現状だってかなりの恥だ。しかし中には恥ずかしいでは済ませられないこともある。
「な、なあリサ」
「んー?」
「あのさ、オレ……マスク外しちゃったの、ヤバくないかな?」
不特定多数の前で痴態を晒したばかりか、そのまま顔まで晒してしまっている。もしも身元が特定されでもしたら、日常生活に支障が出てくるのは想像に難くない。
「あー、大丈夫だよー。アレほんとは配信してないから」
「えっ?」
「ノートPCに接続したカメラで撮った映像をそのまま画面に映して、配信画面っぽくしてあるだけだから」
「で、でも、コメントが流れてたけど……」
「あれはBOTを使ってたの」
「ぼ、ぼっと?」
「うーんと、事前に登録しておいたコメントを半自動的に流してくれるプログラムなんだけど……まあとにかくあのコメントはそのBOTと、お姉さんと、ミミちゃんがしてただけだから安心していいよ」
「えっ、ミミも!?」
「うん、そうだよー。ねっ、ミミちゃん♪」
リサはてくてくと扉の前まで歩いていくと、勢いよく扉を開け放った。
「っ!?」
急に開けられた扉に驚いたのか、扉の先ではミミがびくっと体を跳ねさせていた。
「え?」
「……あれー? あれあれー? ミミちゃん、ナニしてたのかなー?」
「あのっ、えと……」
リサがミミの元へと歩み寄っていく。声だけでも、その顔がニマニマと微笑んでいるのがわかる。
扉を開けた時、ミミは咄嗟に咥えていたスカートを下ろしていた。性器を握る右手と、鈴口にティッシュペーパを当てる左手をスカートで隠したのだ。扉を開ける直前までナニをしていたのかは言うまでもないだろう。
「ふーん、ネコちゃんの配信の録画見てたんだー♪ それで興奮しちゃったんだねー♪」
「いや、えと……違くて……、ね、ネコ……」
ミミの助けを求める視線から逃れるように、翔斗は布団を被った。これはミミの自業自得だ。翔斗も疲れ切っているし、下手に手を出して巻き込まれてもかなわない。
リサもミミが疲弊しているのは理解しているはずだから、そうひどいことはしないだろう。翔斗は眠気に身を任せて、重さのままに瞼を閉じた。
「……今日は疲れた」
リサの匂いが染みついた寝具に包まれながら、やがて翔斗は安らかな寝息を立て始めた。
翔斗が目を覚ますと、そこはベッドの上だった。頭の下には、翔斗がオナニーに使った枕が敷かれている。
「あっ、起きたね。大丈夫? 気分悪いとかない?」
「んっ、だいじょぶ……」
リサはPCの置かれているテーブルの周りの床をタオルで拭いている。おそらく、翔斗がした粗相やら精液やらの後片付けだろう。
時計を見ると、翔斗が眠っていたのは五分程度のようだ。
「片付け、オレがやるよ……っ?」
起き上がろうとベッドに手を着いたが、腕ががくがくと揺れてしまって体を支えることもままならない。
「いいよー、まだ寝てて。ネコちゃんのお漏らし片付けるのも楽しいから♡」
そう言うとリサはニコニコとしながら黄色い染みのできたタオルを翔斗に見せつけてきた。趣味の悪いことこの上ない。
一眠りした頭はこの部屋に入ってからの翔斗の行動をありありと思い起こさせ、冷静な客観視を強要させてくる。
目撃されたオナニー、配信での痴態行為、リサに抱かれながらのオナホとの疑似セックス。今のお漏らしの片づけをしてもらっている現状だってかなりの恥だ。しかし中には恥ずかしいでは済ませられないこともある。
「な、なあリサ」
「んー?」
「あのさ、オレ……マスク外しちゃったの、ヤバくないかな?」
不特定多数の前で痴態を晒したばかりか、そのまま顔まで晒してしまっている。もしも身元が特定されでもしたら、日常生活に支障が出てくるのは想像に難くない。
「あー、大丈夫だよー。アレほんとは配信してないから」
「えっ?」
「ノートPCに接続したカメラで撮った映像をそのまま画面に映して、配信画面っぽくしてあるだけだから」
「で、でも、コメントが流れてたけど……」
「あれはBOTを使ってたの」
「ぼ、ぼっと?」
「うーんと、事前に登録しておいたコメントを半自動的に流してくれるプログラムなんだけど……まあとにかくあのコメントはそのBOTと、お姉さんと、ミミちゃんがしてただけだから安心していいよ」
「えっ、ミミも!?」
「うん、そうだよー。ねっ、ミミちゃん♪」
リサはてくてくと扉の前まで歩いていくと、勢いよく扉を開け放った。
「っ!?」
急に開けられた扉に驚いたのか、扉の先ではミミがびくっと体を跳ねさせていた。
「え?」
「……あれー? あれあれー? ミミちゃん、ナニしてたのかなー?」
「あのっ、えと……」
リサがミミの元へと歩み寄っていく。声だけでも、その顔がニマニマと微笑んでいるのがわかる。
扉を開けた時、ミミは咄嗟に咥えていたスカートを下ろしていた。性器を握る右手と、鈴口にティッシュペーパを当てる左手をスカートで隠したのだ。扉を開ける直前までナニをしていたのかは言うまでもないだろう。
「ふーん、ネコちゃんの配信の録画見てたんだー♪ それで興奮しちゃったんだねー♪」
「いや、えと……違くて……、ね、ネコ……」
ミミの助けを求める視線から逃れるように、翔斗は布団を被った。これはミミの自業自得だ。翔斗も疲れ切っているし、下手に手を出して巻き込まれてもかなわない。
リサもミミが疲弊しているのは理解しているはずだから、そうひどいことはしないだろう。翔斗は眠気に身を任せて、重さのままに瞼を閉じた。
「……今日は疲れた」
リサの匂いが染みついた寝具に包まれながら、やがて翔斗は安らかな寝息を立て始めた。
1
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
続きがとても気になります、次の話はいつ投稿予定ですか?
感想ありがとうございます。
アルファポリスまで読みに来ていただきとても嬉しいです。
申し訳ありませんが、現状こちらの作品の更新予定はありません。
別の作品をお読みいただけますと幸いです。
ランジェリー売り場の女子の会話、すごく気になりますね。それに絶体絶命のピンチにもかなりハラハラさせられました。
感想ありがとうございます。ピンチな場面を書いたシーンで感情移入していただけると、嬉しいと同時に安堵もしますね。
楽しそうです。これからゆっくり期待しながら読ませていただきます。
感想ありがとうございます。期待していただけてとても嬉しいです