地球破壊ボタン

満天の星空

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第4話

恐怖

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「無理だろ。」
「不可能だ。」
「馬鹿げてるな。」
「諦めも肝心なんだよ。」

歯を食いしばってそんな言葉に耐えてきた。
結果を出すことは何よりも難しい。
結果はついてくるものである。
結果を最初から期待しても、上手くいかないことがほとんどである。
言葉で言う「可能」は、あくまで事実上可能なだけであって、必ずしも出来るとは言っていない。
世間はわずかな可能性に莫大な期待を寄せている。


昨日の実験いや、事件が終わった後ネットにてさまざまな意見がある。

「威力は確かにすごかったけど、地球破壊するまでの威力は出せないだろ。」
「地球オワッタオワッタ✌︎('ω')✌︎🥺」
「やめろ。やめろ、やめてく」
「ちゅどーんちゅどーん❤️」

まるで認めたくない事実を目の前にしているかのようだ。いや、実際そうなのだろう。

その後ワンと飲み会をした。

「おい、ハナ。これはまずいな。
お前が学者だったらどうするよ?」

「まず、地球を爆破しない。世界征服したも同然だから、王様気分で生きてくよ。」

「そうか。地球破壊はされないと思うのか。なら、俺たちも動くか。」

「まだ早いでしょ。情報が少ない。
地球破壊ボタン以外に学者が持っているものが分からない。てか、そっちの方が怖い。
攻め方を考えないと。」

「一刻も早く動かねぇとやばくないか。」

「焦りは禁物だよ。私たちの仕事って、準備に9割、本番に1割でしょ。忘れたの?」

「そうだよなぁ。攻め方をじっくり考えるとでもしよう。考えてみれば、敵の数すら分かんないもんな。弱点をとりあえず探ろうか。とりあえず情報収集からだな。この前の同僚みたいにやらかしたら今回は死ぬよな。」

「う、うん。そうだね。」

帰宅して、風呂に入り、テレビをつける。

「来年の20✖︎✖︎年1月に、地球を爆破させる。我々はそれまでに、他の惑星で暮らすための準備をしよう。地球は我らの手の中にある。そうだ、実験は成功した。」

リミットは今5月だから8ヶ月間。
かなりいい情報が手に入った。

科学は恐怖を生んだ。








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