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出会い
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入って来たのはすごいイケメンだった。シュッとした顔、黒い切長の目、ツヤツヤの髪、おもわずぼーっとしちゃった。こんな人がわたしの彼氏なんて…
「ヤッホー咲ちゃん!」う、見た目のわりにチャラい。ちょっと苦手…「と、とりあえず名前教えて!」「え、咲ちゃんおれの名前知ってるよね。」「咲は記憶喪失なのよ。」お母さんが言った。えーーーーっお母さんそれ今言う⁈「そうなんだ…じゃあ改めてよろしく!咲の彼氏の岳斗だよ!本人に紹介するってなんか変な感じだね。」「なんかわたしも変な感じがするような気がする。」岳斗は本当にいい人だ。陽気で明るい。こんなひとがわたしの彼氏でいいのかな?急に不安になって来た。「ねえ岳斗君、ほんとにわたしが彼女でいいの?」そう聞いてみた。「なんでそう思ったの?」「だって岳斗君はわたしじゃ不釣り合いかなって思ったから…」「そんな事ないよっ咲ちゃんがおれの一番だからね。遠慮なく『岳斗』でいいから」「え?」「だーかーらー呼び捨てでいいって言ってるの!」「え?」「何回『え?』って言ってるの!」「えーと多分2回くらい」「そういう問題じゃない!」「えっえっ、呼び捨てでいいの?」「だからずっとそう言ってるじゃん!」「ほんとのほんと?」「ウソじゃない!」「それって…カップルみたい」「みたいじゃなくてカップルな」急に顔があつくなった。岳斗と笑った。夜があけるまで笑った。岳斗といてとても楽しかった。あの時までは…
「ヤッホー咲ちゃん!」う、見た目のわりにチャラい。ちょっと苦手…「と、とりあえず名前教えて!」「え、咲ちゃんおれの名前知ってるよね。」「咲は記憶喪失なのよ。」お母さんが言った。えーーーーっお母さんそれ今言う⁈「そうなんだ…じゃあ改めてよろしく!咲の彼氏の岳斗だよ!本人に紹介するってなんか変な感じだね。」「なんかわたしも変な感じがするような気がする。」岳斗は本当にいい人だ。陽気で明るい。こんなひとがわたしの彼氏でいいのかな?急に不安になって来た。「ねえ岳斗君、ほんとにわたしが彼女でいいの?」そう聞いてみた。「なんでそう思ったの?」「だって岳斗君はわたしじゃ不釣り合いかなって思ったから…」「そんな事ないよっ咲ちゃんがおれの一番だからね。遠慮なく『岳斗』でいいから」「え?」「だーかーらー呼び捨てでいいって言ってるの!」「え?」「何回『え?』って言ってるの!」「えーと多分2回くらい」「そういう問題じゃない!」「えっえっ、呼び捨てでいいの?」「だからずっとそう言ってるじゃん!」「ほんとのほんと?」「ウソじゃない!」「それって…カップルみたい」「みたいじゃなくてカップルな」急に顔があつくなった。岳斗と笑った。夜があけるまで笑った。岳斗といてとても楽しかった。あの時までは…
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