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序章
05 魔法袋とトラウマ
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おねぇはたいりょうのきんざいくをてにいれた!
つかう
そうび
→しまう
「どーやって持って帰るのよこれ……」
現実離れした光景と、それが自分に与えられたという状況にめちゃくちゃどうでもいいこと考えちゃった。
途方にくれるなんてもんじゃないわよ。だってこんな大量の金細工、一生かけたってどうにかできる気がしないもの。
「そうだな、持ち運びはこれを使うといい」
「なぁにこれ? ちょっとゴツいけど素敵ね」
鍛冶神様が心なしかうきうきした表情でどこからか取り出したのは、がっちりした飴色の革に細やかなカービングと金属装飾の施された、少し大きめのポーチのような入れ物だった。
バイク乗りが好きそうな感じって言ったらわかるかしらね。武骨なんだけど味わいがあって、とっても素敵。
キラキラした物も大好きだけど、こういうのも結構好きなのよねぇあたし。
「これは魔法袋だ。生物以外であれば際限なく物が入る」
「……もう驚かないわ……えぇ驚きませんとも」
「これに入れておけば劣化も破損もせず、重量も感じない。中で物が干渉することもない故、例え毒と食物を同時に入れても問題ない」
はぁ~神様って凄いわね!? なにこの超便利な代物!!
子供の頃からずっとずっと、某未来の青い機械猫がいたらいいなぁって思ってたけど、これってそれよね!? 正にあれよね!?
「四次元ポケットじゃない!?」
「よじげん? とやらは分からんが、これは亜空間へと物を収納できる鞄で、俺の作ったものだ。好きに使ってくれ」
「え、これくださるの? いただいちゃっていいの!?」
「あぁ」
「きゃー!! 鍛冶神様ありがとう!!」
嬉しい……!! 夢がひとつ叶ったわ!!
あまり思い出したくはないけれど、学生時代、まだ男の子の格好をしていた頃、こっそり集めて大事にしていた女の子向けの小物やアクセサリーを母親に全部捨てられちゃったことがあったのよね。
それで色々親にバレて散々揉めたりとかして、高校卒業してすぐ家を出たからもう隠す必要はないけれど、それでもあの頃強く願った未来の道具はずっと夢だった。
決して叶わない夢だと思ってた。
……最近は増えに増えて仕方ないドレスの収納の為に欲しかっただなんてそんな、こと、ないわよ? ないの。ないったら。
「金塊よりも嬉しそうだな?」
「ねぇ鍛冶神様、これってあたしの世界でも使えるのかしら?」
「無論。これは使用者の魔力に反応して初めて機能する。手を入れて目的のものを念じれば目に映る任意の場所に取り出せる。入れるときは片手をこれに触れ、もう片手を入れたいものに触れて念じるだけでいい」
なにその謎技術!!
……てか待って。また何か妙なワードが出てきたわね?
「あの……あたし魔力とかないわよ?」
「そちらの世界に魔法はないのか?」
あったらいいわねそんなもの。
そうしたらもう少し平和な世の中に……ならないわね。クソみたいな未来しか思いつかないわ。
「ならば俺が所有登録を手伝おう。手を」
「……っはい」
紳士が淑女をエスコートするかの如く、素敵にスマートに差し出された鍛冶神様の手。
そのゴツくも美しい手に恥じらいながらそっと指を重ねると、柔らかく握りこまれた。
ヤバいわ。素敵シチュエーションすぎて幸せで興奮してきちゃったのかしら。
なんだか体が熱くなって……
「え、本当に熱、てか痛い!?」
「***********……」
全身を巡るように熱とピリピリとした痛みが走り、聞き取れない言葉を紡ぐ鍛冶神様の手をぎゅっと強く握ると、鍛冶神様はあたしを安心させるかのようにふわりと笑ってくれた。
今カメラを持っていないことに絶望するしかない~! 反則よぉその微笑み~っ!!
「迷い人よ、名を」
「え、あ、名前? レイよ」
「レイ、それで終いか?」
「……フルネームが必要なの、かしら」
「そうだ。名と魔力を登録することで、お主にしか使えぬようにするのだ」
えぇぇマジですか……。
あたし本名好きじゃないのよねぇ……。特に名字。だいっ嫌いなんだけど。
だけど所有登録とやらに必要らしいし、夢の四次元ポケットのためなら仕方ない。仕方ないのよ。頑張れレイちゃん!
「……いじ」
「ん? すまぬもう一度頼む」
頑張りきれなくて小声になったらリテイク貰いました。
んもう何度も言わせないでよ!!
「だから! 岩壁怜士!」
「イワカベレイジ、*********……」
はぁ……ほんっとこの名字嫌い。
だって岩壁よ? 岩の壁!
美しくありたいのに昔から肩も背中も足も全身くまなくやたらとゴツくて、名は体を表しまくってるって散々からかわれたのよ。
今のあたしになってからは何かしらの契約の時以外ほとんど口にしたことはなかったのにまさかこんな所で言わされるなんて。
やだやだやってらんないめっちゃタバコ吸いたい。
岩壁よりぬりかべの方がまだ可愛いげがあるわよねぇ。
「できたぞ……ど、どうした?」
「いーえ別になんでもありませんわよぉ~」
絶好調にやさぐれてたらその間に鍛冶神様に手を離されてしまった。
ちょっと鍛冶神様! 人の顔見てドン引きしてんじゃないわよ!!
せっかくの素敵シチュエーションがこんな終わり方なのしんどくなぁい?
「何もないのならいいが……では、イワカベレイジよ、これを」
「お願いだからその名前で呼ばないで! レイって呼んでちょうだい!!」
「お、おぉすまん、わかった。ではレイ、これをお主に授けよう」
「今度呼んだら契約は無しよ! 鞄ありがとうございます!!」
はぁ。八つ当たりねこれじゃ。せっかく素敵なものいただいたのに。ごめんなさい鍛冶神様。
つかう
そうび
→しまう
「どーやって持って帰るのよこれ……」
現実離れした光景と、それが自分に与えられたという状況にめちゃくちゃどうでもいいこと考えちゃった。
途方にくれるなんてもんじゃないわよ。だってこんな大量の金細工、一生かけたってどうにかできる気がしないもの。
「そうだな、持ち運びはこれを使うといい」
「なぁにこれ? ちょっとゴツいけど素敵ね」
鍛冶神様が心なしかうきうきした表情でどこからか取り出したのは、がっちりした飴色の革に細やかなカービングと金属装飾の施された、少し大きめのポーチのような入れ物だった。
バイク乗りが好きそうな感じって言ったらわかるかしらね。武骨なんだけど味わいがあって、とっても素敵。
キラキラした物も大好きだけど、こういうのも結構好きなのよねぇあたし。
「これは魔法袋だ。生物以外であれば際限なく物が入る」
「……もう驚かないわ……えぇ驚きませんとも」
「これに入れておけば劣化も破損もせず、重量も感じない。中で物が干渉することもない故、例え毒と食物を同時に入れても問題ない」
はぁ~神様って凄いわね!? なにこの超便利な代物!!
子供の頃からずっとずっと、某未来の青い機械猫がいたらいいなぁって思ってたけど、これってそれよね!? 正にあれよね!?
「四次元ポケットじゃない!?」
「よじげん? とやらは分からんが、これは亜空間へと物を収納できる鞄で、俺の作ったものだ。好きに使ってくれ」
「え、これくださるの? いただいちゃっていいの!?」
「あぁ」
「きゃー!! 鍛冶神様ありがとう!!」
嬉しい……!! 夢がひとつ叶ったわ!!
あまり思い出したくはないけれど、学生時代、まだ男の子の格好をしていた頃、こっそり集めて大事にしていた女の子向けの小物やアクセサリーを母親に全部捨てられちゃったことがあったのよね。
それで色々親にバレて散々揉めたりとかして、高校卒業してすぐ家を出たからもう隠す必要はないけれど、それでもあの頃強く願った未来の道具はずっと夢だった。
決して叶わない夢だと思ってた。
……最近は増えに増えて仕方ないドレスの収納の為に欲しかっただなんてそんな、こと、ないわよ? ないの。ないったら。
「金塊よりも嬉しそうだな?」
「ねぇ鍛冶神様、これってあたしの世界でも使えるのかしら?」
「無論。これは使用者の魔力に反応して初めて機能する。手を入れて目的のものを念じれば目に映る任意の場所に取り出せる。入れるときは片手をこれに触れ、もう片手を入れたいものに触れて念じるだけでいい」
なにその謎技術!!
……てか待って。また何か妙なワードが出てきたわね?
「あの……あたし魔力とかないわよ?」
「そちらの世界に魔法はないのか?」
あったらいいわねそんなもの。
そうしたらもう少し平和な世の中に……ならないわね。クソみたいな未来しか思いつかないわ。
「ならば俺が所有登録を手伝おう。手を」
「……っはい」
紳士が淑女をエスコートするかの如く、素敵にスマートに差し出された鍛冶神様の手。
そのゴツくも美しい手に恥じらいながらそっと指を重ねると、柔らかく握りこまれた。
ヤバいわ。素敵シチュエーションすぎて幸せで興奮してきちゃったのかしら。
なんだか体が熱くなって……
「え、本当に熱、てか痛い!?」
「***********……」
全身を巡るように熱とピリピリとした痛みが走り、聞き取れない言葉を紡ぐ鍛冶神様の手をぎゅっと強く握ると、鍛冶神様はあたしを安心させるかのようにふわりと笑ってくれた。
今カメラを持っていないことに絶望するしかない~! 反則よぉその微笑み~っ!!
「迷い人よ、名を」
「え、あ、名前? レイよ」
「レイ、それで終いか?」
「……フルネームが必要なの、かしら」
「そうだ。名と魔力を登録することで、お主にしか使えぬようにするのだ」
えぇぇマジですか……。
あたし本名好きじゃないのよねぇ……。特に名字。だいっ嫌いなんだけど。
だけど所有登録とやらに必要らしいし、夢の四次元ポケットのためなら仕方ない。仕方ないのよ。頑張れレイちゃん!
「……いじ」
「ん? すまぬもう一度頼む」
頑張りきれなくて小声になったらリテイク貰いました。
んもう何度も言わせないでよ!!
「だから! 岩壁怜士!」
「イワカベレイジ、*********……」
はぁ……ほんっとこの名字嫌い。
だって岩壁よ? 岩の壁!
美しくありたいのに昔から肩も背中も足も全身くまなくやたらとゴツくて、名は体を表しまくってるって散々からかわれたのよ。
今のあたしになってからは何かしらの契約の時以外ほとんど口にしたことはなかったのにまさかこんな所で言わされるなんて。
やだやだやってらんないめっちゃタバコ吸いたい。
岩壁よりぬりかべの方がまだ可愛いげがあるわよねぇ。
「できたぞ……ど、どうした?」
「いーえ別になんでもありませんわよぉ~」
絶好調にやさぐれてたらその間に鍛冶神様に手を離されてしまった。
ちょっと鍛冶神様! 人の顔見てドン引きしてんじゃないわよ!!
せっかくの素敵シチュエーションがこんな終わり方なのしんどくなぁい?
「何もないのならいいが……では、イワカベレイジよ、これを」
「お願いだからその名前で呼ばないで! レイって呼んでちょうだい!!」
「お、おぉすまん、わかった。ではレイ、これをお主に授けよう」
「今度呼んだら契約は無しよ! 鞄ありがとうございます!!」
はぁ。八つ当たりねこれじゃ。せっかく素敵なものいただいたのに。ごめんなさい鍛冶神様。
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