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王子である理由
いつもより一時間早く起きて、一人分増えたお弁当を作る。これを初めて早くも一週間が経った。
さすがに天ヶ瀬くんのには残り物は詰められないって最初は全部作ってたんだけど、それが結構大変だった。人様に食べて貰うお弁当だから彩りとかバランスとかいろいろ考えながら詰めて⋯でも、それに気付いた天ヶ瀬くんが中身同じでいいって言ってくれたから今はだいぶ楽になったかな。
同じでいいなら材料費もいらないって言ったんだけど、手間賃だと思ってって渡されてそれならって果物とかつけたりしてる。
言い方は乱暴だったりするけど、何だかんだ天ヶ瀬くんは優しい。
だからか俺も、少しずつだけど緊張というか、強張りが解けていってる気がする。今は監視されてる俺だけど、いつかは友達って思って貰えるようになるといいな。
「楪。ちょっといい?」
「え?」
「今から教材を取りに行くんだけど、手伝ってくれないかな」
いつものように登校した俺は自分の席で小説を読んでたんだけど、さっきまで遠い場所でクラスメイトと話していた天ヶ瀬くんが不意に隣に立ってそう声をかけてきた。
驚いて見上げると、すぐ傍にいた女の子が天ヶ瀬くんの腕に触れながら可愛らしく首を傾げる。
「天ヶ瀬くん、私が手伝うよ」
「いや、楪は日直だから」
確かに日直だけど、他の人の時は頼んだ事ないからみんな不思議がってる。
女の子なんて「なんで楪くんだけ?」って言ってるし。
「お願い出来る?」
「う、うん」
別に手伝う事自体は全然いいから頷けば、天ヶ瀬くんはにこっと笑って歩き出した。
本を机の中にしまった俺は立ち上がり、怪訝そうなクラスメイトの視線を受けながら後を追う。
かっこ悪いところ見られたくないし、どうか重い物を持たされませんように。
移動の間もあっちこっちから見られながら着いた場所は社会科の準備室だった。そういえば次の授業は世界史だっけ。
中に入ると意外にも綺麗に整えられてて、キョロキョロしてたら天ヶ瀬くんから筒状に巻かれた世界地図が渡された。何を持って行くのか聞かされてなかったし、他にもあるのかと待ってたけどファイルを確認した天ヶ瀬くんはそれを抱えて入口へと向かう。
あれ? 俺これだけ?
「あ、天ヶ瀬くん。半分持つよ?」
「いいよ、お前非力そうだし。その地図だって割と重いだろ」
「でもファイルくらいなら⋯」
「いいって。転ばれたら面倒」
確かに俺は運動神経良くない方だけど、女の子よりは力あるんだけどな。
でも下手に荷物を増やすと躓くかもしれないし、俺が転んだりすると天ヶ瀬くんまで変に注目浴びちゃうからそれ以上言うのは諦め、俺は地図を抱え直してまた後ろをついて行く。
昨日と違って歩調を合わせてくれるのはここが学校だからかな。足の長さ違うから歩きにくくしちゃって申し訳ない。
「あ、天ヶ瀬くーん」
見失わないよう天ヶ瀬くんの背中を見つつ歩いてたら、可愛い声が聞こえて俺の横を走り抜けた人が彼の腕に抱き着いた。
凄い、恋人って言われても不思議じゃないくらい距離が近い。
確か二年生の中で一番可愛いって言われてる⋯名前は藍原 美羽さん、だったかな。
一年の時から天ヶ瀬くんに片想いしてて、何回も告白してるけど残念ながら振られてるから、藍原さんでもダメなのかって女子を絶望させてる。
「何?」
「今日の放課後空いてる?」
「ごめんね、放課後はする事あるから」
「もー、いっつもそうなんだから。じゃあいつなら空いてる?」
「休みの日もいろいろ忙しいんだ」
「学校の王子様は外でも王子様なんだね」
好きを隠しもしない目で天ヶ瀬くんを見上げた藍原さんがうっとりとそう言う。
天ヶ瀬くんの本当の顔を知ってるから、たぶんボロが出ないように断ってるんだなって思うんだけど、うっかり街で会った時とかは大変だろうな。
それを聞いた天ヶ瀬くんの顔が一瞬だけ真顔になった⋯気がした。
藍原さんは気付かなかったけど、やっぱり王子様って言われるの、あんまり好きじゃないのかも。
⋯⋯そういえば、天ヶ瀬くんに王子様を演じてる理由をまだ聞けてなかった。
というか、聞いても怒られたりしない⋯かな。
「あ? 単純な話だよ。俺の見た目と中身が合わねぇって散々言われて、腹が立ったからお望み通り優しい男を演じてやろうじゃねぇかって始めたのがきっかけ。王子なら微笑むだけで何でもして貰えるし、案外便利だから今もやってんだよ」
放課後、天ヶ瀬くんの家にお邪魔した俺は思い切って疑問に感じた事を聞いてみた。
何か、ここに来るのも当たり前になってきてる気がする。
天ヶ瀬くんはなんて事ないように教えてくれたけど、そんなひどい事言う人いるんだ。
確かに、天ヶ瀬くんは物語に出てくる王子様みたいな見た目をしてるけど、性格も含めてその人なんだからどんなんでもいいと思うんだけどな。
「⋯⋯しんどくない?」
「別に。もう慣れたし」
そう言ってベッドに寄り掛かった天ヶ瀬くんは、天井を見上げて息を吐くと立てた膝に肘をついて俺から顔を隠すように頭を掻いた。
「まぁでも、お前の前でだけでも素でいられんのは楽かもな」
「⋯⋯」
「っつか、お前は何とも思わねぇの? 王子だっつって持て囃されてた奴の本性が、実はこんなんだったって知って」
「⋯最初はびっくりしたけど⋯⋯でも、天ヶ瀬くんは天ヶ瀬くんでしょ?」
「⋯⋯⋯」
「みんなに求められてるって分かってるから、王子様をするんだよね? そういう風に、天ヶ瀬くんの優しさで助けられてる人たくさんいるから⋯」
俺だって声をかけて貰えて嬉しかった。
自分から関わる勇気もないくせに、楽しそうにしてるクラスメイトを見て勝手に羨ましがる俺なんかに気さくに話し掛けてくれる天ヶ瀬くんは、俺にとってはヒーローみたいだったから。
今だって、監視とはいえこうして話してくれてるし。
そこまで言って、喋り過ぎたかもと淹れて貰ったお茶に口を付けたら、天ヶ瀬くんの指が俺の前髪を避けて視界を広げてきた。
突然の事に目を瞬いて固まってると、深い深い溜め息がつかれる。
「お前ってほんと⋯何ていうか⋯」
「?」
「マジでいつか馬鹿な奴らにカモにされそう」
呆れたような声にちょっとだけムッとする。
俺ってそんなに頼りなさげに見えるのかな。もっと鍛えた方がいいのかも。
さすがに天ヶ瀬くんのには残り物は詰められないって最初は全部作ってたんだけど、それが結構大変だった。人様に食べて貰うお弁当だから彩りとかバランスとかいろいろ考えながら詰めて⋯でも、それに気付いた天ヶ瀬くんが中身同じでいいって言ってくれたから今はだいぶ楽になったかな。
同じでいいなら材料費もいらないって言ったんだけど、手間賃だと思ってって渡されてそれならって果物とかつけたりしてる。
言い方は乱暴だったりするけど、何だかんだ天ヶ瀬くんは優しい。
だからか俺も、少しずつだけど緊張というか、強張りが解けていってる気がする。今は監視されてる俺だけど、いつかは友達って思って貰えるようになるといいな。
「楪。ちょっといい?」
「え?」
「今から教材を取りに行くんだけど、手伝ってくれないかな」
いつものように登校した俺は自分の席で小説を読んでたんだけど、さっきまで遠い場所でクラスメイトと話していた天ヶ瀬くんが不意に隣に立ってそう声をかけてきた。
驚いて見上げると、すぐ傍にいた女の子が天ヶ瀬くんの腕に触れながら可愛らしく首を傾げる。
「天ヶ瀬くん、私が手伝うよ」
「いや、楪は日直だから」
確かに日直だけど、他の人の時は頼んだ事ないからみんな不思議がってる。
女の子なんて「なんで楪くんだけ?」って言ってるし。
「お願い出来る?」
「う、うん」
別に手伝う事自体は全然いいから頷けば、天ヶ瀬くんはにこっと笑って歩き出した。
本を机の中にしまった俺は立ち上がり、怪訝そうなクラスメイトの視線を受けながら後を追う。
かっこ悪いところ見られたくないし、どうか重い物を持たされませんように。
移動の間もあっちこっちから見られながら着いた場所は社会科の準備室だった。そういえば次の授業は世界史だっけ。
中に入ると意外にも綺麗に整えられてて、キョロキョロしてたら天ヶ瀬くんから筒状に巻かれた世界地図が渡された。何を持って行くのか聞かされてなかったし、他にもあるのかと待ってたけどファイルを確認した天ヶ瀬くんはそれを抱えて入口へと向かう。
あれ? 俺これだけ?
「あ、天ヶ瀬くん。半分持つよ?」
「いいよ、お前非力そうだし。その地図だって割と重いだろ」
「でもファイルくらいなら⋯」
「いいって。転ばれたら面倒」
確かに俺は運動神経良くない方だけど、女の子よりは力あるんだけどな。
でも下手に荷物を増やすと躓くかもしれないし、俺が転んだりすると天ヶ瀬くんまで変に注目浴びちゃうからそれ以上言うのは諦め、俺は地図を抱え直してまた後ろをついて行く。
昨日と違って歩調を合わせてくれるのはここが学校だからかな。足の長さ違うから歩きにくくしちゃって申し訳ない。
「あ、天ヶ瀬くーん」
見失わないよう天ヶ瀬くんの背中を見つつ歩いてたら、可愛い声が聞こえて俺の横を走り抜けた人が彼の腕に抱き着いた。
凄い、恋人って言われても不思議じゃないくらい距離が近い。
確か二年生の中で一番可愛いって言われてる⋯名前は藍原 美羽さん、だったかな。
一年の時から天ヶ瀬くんに片想いしてて、何回も告白してるけど残念ながら振られてるから、藍原さんでもダメなのかって女子を絶望させてる。
「何?」
「今日の放課後空いてる?」
「ごめんね、放課後はする事あるから」
「もー、いっつもそうなんだから。じゃあいつなら空いてる?」
「休みの日もいろいろ忙しいんだ」
「学校の王子様は外でも王子様なんだね」
好きを隠しもしない目で天ヶ瀬くんを見上げた藍原さんがうっとりとそう言う。
天ヶ瀬くんの本当の顔を知ってるから、たぶんボロが出ないように断ってるんだなって思うんだけど、うっかり街で会った時とかは大変だろうな。
それを聞いた天ヶ瀬くんの顔が一瞬だけ真顔になった⋯気がした。
藍原さんは気付かなかったけど、やっぱり王子様って言われるの、あんまり好きじゃないのかも。
⋯⋯そういえば、天ヶ瀬くんに王子様を演じてる理由をまだ聞けてなかった。
というか、聞いても怒られたりしない⋯かな。
「あ? 単純な話だよ。俺の見た目と中身が合わねぇって散々言われて、腹が立ったからお望み通り優しい男を演じてやろうじゃねぇかって始めたのがきっかけ。王子なら微笑むだけで何でもして貰えるし、案外便利だから今もやってんだよ」
放課後、天ヶ瀬くんの家にお邪魔した俺は思い切って疑問に感じた事を聞いてみた。
何か、ここに来るのも当たり前になってきてる気がする。
天ヶ瀬くんはなんて事ないように教えてくれたけど、そんなひどい事言う人いるんだ。
確かに、天ヶ瀬くんは物語に出てくる王子様みたいな見た目をしてるけど、性格も含めてその人なんだからどんなんでもいいと思うんだけどな。
「⋯⋯しんどくない?」
「別に。もう慣れたし」
そう言ってベッドに寄り掛かった天ヶ瀬くんは、天井を見上げて息を吐くと立てた膝に肘をついて俺から顔を隠すように頭を掻いた。
「まぁでも、お前の前でだけでも素でいられんのは楽かもな」
「⋯⋯」
「っつか、お前は何とも思わねぇの? 王子だっつって持て囃されてた奴の本性が、実はこんなんだったって知って」
「⋯最初はびっくりしたけど⋯⋯でも、天ヶ瀬くんは天ヶ瀬くんでしょ?」
「⋯⋯⋯」
「みんなに求められてるって分かってるから、王子様をするんだよね? そういう風に、天ヶ瀬くんの優しさで助けられてる人たくさんいるから⋯」
俺だって声をかけて貰えて嬉しかった。
自分から関わる勇気もないくせに、楽しそうにしてるクラスメイトを見て勝手に羨ましがる俺なんかに気さくに話し掛けてくれる天ヶ瀬くんは、俺にとってはヒーローみたいだったから。
今だって、監視とはいえこうして話してくれてるし。
そこまで言って、喋り過ぎたかもと淹れて貰ったお茶に口を付けたら、天ヶ瀬くんの指が俺の前髪を避けて視界を広げてきた。
突然の事に目を瞬いて固まってると、深い深い溜め息がつかれる。
「お前ってほんと⋯何ていうか⋯」
「?」
「マジでいつか馬鹿な奴らにカモにされそう」
呆れたような声にちょっとだけムッとする。
俺ってそんなに頼りなさげに見えるのかな。もっと鍛えた方がいいのかも。
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