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誓いと約束
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扉が開いた先の眩しさに一瞬視界がクラっとし、ルカは何度か瞬きをして慣らすと見えた光景に唖然とした。
手前から奥のベンチまで礼服に身を包んだ貴族で埋め尽くされていて、誰かが魔法でも使っているのかパンパンと淡い光が弾けている。その音に多少驚きつつぼんやりしていたらレイフォードの腕がくいっと動かされハッとした。
見上げると微笑んでいて、背筋を正したルカはゆっくりとカーテシーを取ったあと慎重に足を踏み出す。
(大丈夫。今のとこ歩けてる)
ベールのせいで視界は宜しくないが、逆に多少顔が強張っていてもバレないだろうと足元になるべく集中するようにして、奥の牧師が立つ場所まで一歩ずつ確実に近付いて行く。
周りをチラリと見ると見知った貴族の顔もチラホラあり、しかも笑顔だから何だか変な感じだ。もちろんその中にはおめかしした祖母たちもいて、ルカの晴れ姿に涙を流している。
一番前の席にはイルヴァンとシルヴィアが座っていて、ルカへと小さく手を振ってくれていた。
「…あ」
「!」
そうして一瞬気を逸らしたのが悪かった。
床についた足が軽く外側に曲がってよろけてしまいグラリと身体が傾いたのだが、すぐにレイフォードの腕が肩を抱き支えてくれてどうにか転ばずに済んだ。
心臓をバクバクさせながら固まっているとレイフォードが苦笑する。
「君は本当に期待を裏切らないな」
「わ、わざとじゃないし」
「ほら、支えているから歩こう」
「…ごめん」
「大丈夫だ。こうしたハプニングもいい思い出になる」
ベールに頬が寄せられ宥めるように肩が撫でられる。それにホッとして身を寄せれば肩に置かれた手が腰に移動しくいっと背筋を伸ばされた。先にレイフォードが歩き出しつられるようにルカも足を前に出したが、今度は足元がふらつく事もなくむしろ歩きやすくて目を瞬く。
この男は本当に器用だなとルカは思った。
前例にはないものの、寄り添うようにバージンロードを進む二人に参列者は感嘆の息を漏らす。特にレイフォードがルカを支えるように歩く姿が印象的だった。
どうにか牧師の前まで辿り着くなり、もう大丈夫だろうと離れた手を名残惜しく思いながら顔を上げると、優しく笑う牧師の姿があり息を吐く。
再びカーテシーで挨拶すると、感嘆混じりの声が耳に届いた。
「お噂には聞いておりましたが、本当に精霊がたくさん集まるのですね」
「ああ。有り難い事だ」
「おかげ様で、何の心配もなく余生を過ごせますよ」
精霊から認めて貰う為ここにいるのは分かっていたが、牧師の予想以上の数がいるようでそう話す姿はどこか楽しそうだ。
見えなくてもたくさん来てくれる精霊の優しさが嬉しい。
「では、始めさせて頂きますね」
「ああ、頼む」
視線だけで辺りを見回していたルカの耳に二人のそんな会話が聞こえてくる。いよいよ本当の意味で気合いを入れなければならない盤面がやってきたとルカは身体に力を入れた。
この先の流れは部屋で何度も復習したり練習したりしていたから問題ないはずだ。
「この世界の初まりは無でした。陽の光も射さない、水も食料もない、小さな命さえ存在しない空っぽの世界でした。ですがある日、そんな世界に一人の神が舞い降りたのです。神は己の力を惜しみなく使って暗闇を晴らし、世界を愛してくれる存在を生み、命を育む物を創りました…」
初めてちゃんと説法というものを聞いたが、ルカは訳が分からなくてポカンとしてしまう。しかも牧師が淡々と話すせいで、朝早くから働かされていた脳が眠りたいと縋ってきていた。
気を抜けばすぐにでも閉じてしまいそうな目蓋を必死に上げていたら、ようやく本を閉じてこちらへと目を向ける。
「世界を司りし竜国〝アッシェンベルグ〟今代の王、レイフォード・ディル・アッシェンベルグよ。汝はいついかなる時も竜妃となる者を愛し、慈しみ、守り、支え、未来を共に歩む事を誓いますか?」
「ああ。この命に賭けて誓う」
「では、精霊に愛されし人間ルカよ。汝はいついかなる時も王を愛し、慈しみ、信じ、寄り添い、未来を共に歩む事を誓いますか?」
「は、はい。誓います」
「それでは、精霊に誓いの証と願いを」
牧師に促され互いに向き合うとレイフォードの手が顔を覆うベールを掬い後ろへと流す。美しい横顔が露わになり一瞬聖堂内がザワついたが、それに反応するより前に大きな手が両頬に触れ額が合わせられた。
二人で目を閉じ、精霊へと語りかける。
竜族の結婚式での誓いは少し変わっていて、この先共に歩めるよう精霊への祝福を求めて互いの額を合わせ願うのだ。そうして無事に精霊から祝福が与えられると一瞬だけ新郎新婦の頭上に紋様が浮かび、天から宝花の花弁が降り注ぐのだという。
だが、この中にいる誰もがそれを疑ってはいなかった。
何と言ってもこれだけ精霊に愛されているルカだ。竜王も代々精霊から信頼されている為、祝福される以外有り得ないだろう。
(精霊さん、俺はこれからもレイと一緒にいたい。ずっと、レイの傍にいたいんだ。だから…どうか認めて欲しい)
ぎゅっとブーケを握りそう願った瞬間、小さな笑い声が聞こえた気がしてそのすぐあとに額が熱くなり歓声が上がった。
ビクッとして目を開けると微笑んだレイフォードの顔が間近にあり、視界の端でヒラリと何かが落ちて来たのが見える。
「……わぁ…っ」
レイフォードの顔と頬に触れていた手が離れ何が落ちて来ていたのか良く見えるようになった。
しっかりと目の前の光景を確認したルカは思わず声を漏らす。
虹色の花弁がまるで雪のように降り注ぎ、その勢いは大聖堂を埋め尽くさんばかりだ。
「…どうやら、問題なく認めて貰えたみたいだな」
「凄い…綺麗」
「ルカ」
「?」
どこから現れるのか、際限ない花弁を見ていたらレイフォードに呼ばれ腰を抱き寄せられる。軽くよろめきつつも距離が縮んで内心で喜んでいると、再び頬にレイフォードの手が添えられそっと撫でられた。
「愛してる。この先もずっと、私の傍にいて欲しい」
「いるよ、ずっと。何があっても、俺はレイと一緒にいる。約束だ」
「ルカ…」
「俺も愛してるよ、レイ」
どこか不安げなのは、ルカが長くてあと九十年ほどしか生きられない人間だからだろう。それを払拭するように笑顔を向け、背伸びをして口付けると離れる間際に抱き上げられ驚く間もなく唇が塞がれた。
(せめて幸せな思い出だけを残してあげたい。俺がいなくなっても、レイが笑っていられるように…)
ブーケごと首に腕を回してキスに応えながらも、いつか来る別れを思いルカの胸が苦しくなる。レイフォードがルカに何でもしてくれるように、ルカも彼にいろいろしてあげたいと思った。
その時には二人で笑ってさよならが言えるように。
宝花が降り注ぐ中いつまでも口付けを交わす二人は、それはもう幻想的で美しくそこだけ違う世界のようだった。
手前から奥のベンチまで礼服に身を包んだ貴族で埋め尽くされていて、誰かが魔法でも使っているのかパンパンと淡い光が弾けている。その音に多少驚きつつぼんやりしていたらレイフォードの腕がくいっと動かされハッとした。
見上げると微笑んでいて、背筋を正したルカはゆっくりとカーテシーを取ったあと慎重に足を踏み出す。
(大丈夫。今のとこ歩けてる)
ベールのせいで視界は宜しくないが、逆に多少顔が強張っていてもバレないだろうと足元になるべく集中するようにして、奥の牧師が立つ場所まで一歩ずつ確実に近付いて行く。
周りをチラリと見ると見知った貴族の顔もチラホラあり、しかも笑顔だから何だか変な感じだ。もちろんその中にはおめかしした祖母たちもいて、ルカの晴れ姿に涙を流している。
一番前の席にはイルヴァンとシルヴィアが座っていて、ルカへと小さく手を振ってくれていた。
「…あ」
「!」
そうして一瞬気を逸らしたのが悪かった。
床についた足が軽く外側に曲がってよろけてしまいグラリと身体が傾いたのだが、すぐにレイフォードの腕が肩を抱き支えてくれてどうにか転ばずに済んだ。
心臓をバクバクさせながら固まっているとレイフォードが苦笑する。
「君は本当に期待を裏切らないな」
「わ、わざとじゃないし」
「ほら、支えているから歩こう」
「…ごめん」
「大丈夫だ。こうしたハプニングもいい思い出になる」
ベールに頬が寄せられ宥めるように肩が撫でられる。それにホッとして身を寄せれば肩に置かれた手が腰に移動しくいっと背筋を伸ばされた。先にレイフォードが歩き出しつられるようにルカも足を前に出したが、今度は足元がふらつく事もなくむしろ歩きやすくて目を瞬く。
この男は本当に器用だなとルカは思った。
前例にはないものの、寄り添うようにバージンロードを進む二人に参列者は感嘆の息を漏らす。特にレイフォードがルカを支えるように歩く姿が印象的だった。
どうにか牧師の前まで辿り着くなり、もう大丈夫だろうと離れた手を名残惜しく思いながら顔を上げると、優しく笑う牧師の姿があり息を吐く。
再びカーテシーで挨拶すると、感嘆混じりの声が耳に届いた。
「お噂には聞いておりましたが、本当に精霊がたくさん集まるのですね」
「ああ。有り難い事だ」
「おかげ様で、何の心配もなく余生を過ごせますよ」
精霊から認めて貰う為ここにいるのは分かっていたが、牧師の予想以上の数がいるようでそう話す姿はどこか楽しそうだ。
見えなくてもたくさん来てくれる精霊の優しさが嬉しい。
「では、始めさせて頂きますね」
「ああ、頼む」
視線だけで辺りを見回していたルカの耳に二人のそんな会話が聞こえてくる。いよいよ本当の意味で気合いを入れなければならない盤面がやってきたとルカは身体に力を入れた。
この先の流れは部屋で何度も復習したり練習したりしていたから問題ないはずだ。
「この世界の初まりは無でした。陽の光も射さない、水も食料もない、小さな命さえ存在しない空っぽの世界でした。ですがある日、そんな世界に一人の神が舞い降りたのです。神は己の力を惜しみなく使って暗闇を晴らし、世界を愛してくれる存在を生み、命を育む物を創りました…」
初めてちゃんと説法というものを聞いたが、ルカは訳が分からなくてポカンとしてしまう。しかも牧師が淡々と話すせいで、朝早くから働かされていた脳が眠りたいと縋ってきていた。
気を抜けばすぐにでも閉じてしまいそうな目蓋を必死に上げていたら、ようやく本を閉じてこちらへと目を向ける。
「世界を司りし竜国〝アッシェンベルグ〟今代の王、レイフォード・ディル・アッシェンベルグよ。汝はいついかなる時も竜妃となる者を愛し、慈しみ、守り、支え、未来を共に歩む事を誓いますか?」
「ああ。この命に賭けて誓う」
「では、精霊に愛されし人間ルカよ。汝はいついかなる時も王を愛し、慈しみ、信じ、寄り添い、未来を共に歩む事を誓いますか?」
「は、はい。誓います」
「それでは、精霊に誓いの証と願いを」
牧師に促され互いに向き合うとレイフォードの手が顔を覆うベールを掬い後ろへと流す。美しい横顔が露わになり一瞬聖堂内がザワついたが、それに反応するより前に大きな手が両頬に触れ額が合わせられた。
二人で目を閉じ、精霊へと語りかける。
竜族の結婚式での誓いは少し変わっていて、この先共に歩めるよう精霊への祝福を求めて互いの額を合わせ願うのだ。そうして無事に精霊から祝福が与えられると一瞬だけ新郎新婦の頭上に紋様が浮かび、天から宝花の花弁が降り注ぐのだという。
だが、この中にいる誰もがそれを疑ってはいなかった。
何と言ってもこれだけ精霊に愛されているルカだ。竜王も代々精霊から信頼されている為、祝福される以外有り得ないだろう。
(精霊さん、俺はこれからもレイと一緒にいたい。ずっと、レイの傍にいたいんだ。だから…どうか認めて欲しい)
ぎゅっとブーケを握りそう願った瞬間、小さな笑い声が聞こえた気がしてそのすぐあとに額が熱くなり歓声が上がった。
ビクッとして目を開けると微笑んだレイフォードの顔が間近にあり、視界の端でヒラリと何かが落ちて来たのが見える。
「……わぁ…っ」
レイフォードの顔と頬に触れていた手が離れ何が落ちて来ていたのか良く見えるようになった。
しっかりと目の前の光景を確認したルカは思わず声を漏らす。
虹色の花弁がまるで雪のように降り注ぎ、その勢いは大聖堂を埋め尽くさんばかりだ。
「…どうやら、問題なく認めて貰えたみたいだな」
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「ルカ」
「?」
どこから現れるのか、際限ない花弁を見ていたらレイフォードに呼ばれ腰を抱き寄せられる。軽くよろめきつつも距離が縮んで内心で喜んでいると、再び頬にレイフォードの手が添えられそっと撫でられた。
「愛してる。この先もずっと、私の傍にいて欲しい」
「いるよ、ずっと。何があっても、俺はレイと一緒にいる。約束だ」
「ルカ…」
「俺も愛してるよ、レイ」
どこか不安げなのは、ルカが長くてあと九十年ほどしか生きられない人間だからだろう。それを払拭するように笑顔を向け、背伸びをして口付けると離れる間際に抱き上げられ驚く間もなく唇が塞がれた。
(せめて幸せな思い出だけを残してあげたい。俺がいなくなっても、レイが笑っていられるように…)
ブーケごと首に腕を回してキスに応えながらも、いつか来る別れを思いルカの胸が苦しくなる。レイフォードがルカに何でもしてくれるように、ルカも彼にいろいろしてあげたいと思った。
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