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思い出した
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結局、思い出作りの為だったはずの3日間は柊也の家にこもって暇さえあれば身体を重ねてた。おかげでほとんどベッドの上だったけど、身体のあっちこっちに柊也の印があって当分は俺の気持ち的にも大丈夫そうだ。
引っ越す前、両親には俺がゲイである事、柊也と付き合ってる事をカミングアウトした。かなり戸惑ってたけど、話し合いの末、最終的には俺が幸せであるならいいって言ってくれてホッとしたのは記憶に新しい。
でも、2人とも柊也に会えば気に入ると思うんだ。
人懐っこくて明るくて優しくて、何よりイケメンだし。
いつか、柊也のご両親にも挨拶が出来るといいんだけど。
引っ越し当日の見送りは勘弁してくれって言っておいた。
顔を見れば離れ難くなるし、1人で頑張る決意が鈍るかもしれないから。
それなのに。
「⋯⋯来るんだもんなぁ⋯」
「だって、次いつ会えるか分からないから⋯」
いつもの駅の構内で、肩を落とした柊也が拗ねたようにそう口にする。まるで子供みたいな言い方に苦笑し、電車が来るまでの時間を確認したらあと10分くらいの余裕はあった。
スマホのタイマーで7分経ったら鳴るようセットし端に寄って柊也を手招きする。
「しばらくはメッセとかもまちまちになるかも。荷解きもあるし、入学の準備とか手続きとかもいろいろあるから」
「分かってます。でも俺は毎日送ります」
「なるべく返すよ」
柊也は俯いたままで俺と目を合わせようとしないけど、その理由は分かってるから代わりに手を出せばすぐに握ってくれる。
「⋯浮気、しないで下さいね」
「しないって。俺がそういうの嫌いなの分かってるだろ」
「でも柚琉さん、綺麗だから絶対モテる⋯高校の時だって、隠れファンみたいなのたくさんいたし」
「それ、俺は知らないんだけど」
そんなもんがいたのか、物好きだな。
それにしても柊也の奴、めちゃくちゃ不安になってる。その気持ちは分かるからどう宥めようか考えてたら、手を離した柊也がしゃがみ込んで俺に背中を向けてきた。
いきたりなんだって思って見てたら大きく溜め息をついたから、ますます訳が分からなくなる。
「⋯俺、格好悪い」
「え?」
「本当は笑って見送りたかったんです。柚琉さんを困らせたい訳じゃなかったのに⋯」
「柊也⋯⋯」
たぶん、今日ここに来るのもたくさん悩んでくれたんだろうな。来るなって言われてたけど、葛藤してやっぱり見送りたいって。
いじらしいほど健気だなと思いその背中に触れようとした俺の脳裏に、ふとある光景が思い浮かんだ。
通い慣れた校舎の廊下、その端に蹲る入学式を終えたばかりの新一年生。
⋯⋯⋯あれ?
「何か、前にもこうやって誰かに声かけた気が⋯」
「!? お、思い出したんですか?」
「思い出したってか、既視感覚えたってか⋯⋯」
同じような光景にそう零したら、柊也が勢い良く振り向いて立ち上がる。
あの日は確か担任を捜して歩き回ってたんだよな。そしたら誰もいない廊下で1人小さくなってるのがいて、どうしたのかと駆け寄ったら顔が真っ青だった。
朝から体調良くなくて、ここから少しでも動こうとしたら吐くって。
「⋯⋯もしかして、中学の入学式に具合悪くしてしゃがみ込んでた、子⋯?」
「そうです、柚琉さんのシャツに吐いちゃった奴です」
「⋯⋯⋯」
言葉を失うとはまさにこの事か。
いや、何か中学とか入学式とかは言ってたけど、そんなの覚えてるはずないだろ。そもそもコイツにとってはあんまいい思い出じゃないだろうし。
でも、それがあったからこそ今の幸せがあるって考えると凄いな。
俺があの廊下を通らなかったら、通ったにしても、時間が早くても遅くても柊也には会えなかったんだよな。
「そっか⋯あれからずっと想ってくれてたのか⋯」
「はい」
「⋯⋯ありがとな、諦めないでくれて」
途中で転校してる上にあれだけナンパだの告白だのされてる奴が、たった1回関わっただけの俺を一途に想ってくれてたとか⋯何だそれ。いくらでも可愛い子との出会いがあっただろうに、男の俺を忘れずにいてくれたのか。
今から遠距離になるのに、思い出すタイミング最悪だ。
「⋯柊也」
「はい?」
「絶対幸せにするから」
俺の全部をかけて世界一の幸せ者にする。
それが、俺をずっと好きでいてくれた柊也へのせめてものお返しだと思うから。
なのに柊也はキョトンとしたあとふっと笑って首を振ると、俺の肩を抱き寄せて耳元に唇を寄せてきた。
「それは俺のセリフです。俺が、柚琉さんを幸せにします」
「柊也⋯」
「一生を賭けて、誰よりも」
まるでプロポーズみたいな言葉に呆けてたらスマホが震え、もうホームに行かなきゃいけない時間になった。こういう時って何でこんな早く過ぎるんだろうな。
肩に下げていたボストンバッグを下ろして柊也に抱き着いた俺は、息を思いっきり吸い込んでから離し一歩下がる。
「じゃ、もう時間だし行くな」
「はい。鍵、待ってますね」
「すぐ送る。⋯なぁ、キスしたい」
時間ギリギリではあるけどあと少しだけと思いそうい言えば、柊也は僅かに目を見瞠ったあと柔らかく笑って上体を屈め口付けてくれる。
触れるだけだったけど、満足してまたボストンバッグを下げた俺は切符を手に改札に向かった。
その後ろを柊也が着いて来てるのには気付いてたけど、行きたくなくなるから改札を抜けてから振り向いたら柊也が片手を上げる。
柊也の言う通り、次に会えるのはいつか分からないからしっかりと目に焼き付けておかないとな。
「じゃ、行ってきます。あと1年、高校生活頑張れ」
「行ってらっしゃい。柚琉さんも大学頑張って。絶対ちゃんと考えて答えを出すので、待ってて下さいね」
「おう。何かあったら、優里や莉央に相談しろよ」
「はい」
あの二人とは昨日思いっきり遊んだから今日の見送りもないけど、こっちにいるし柊也にとってもいい相談相手になってくれるだろう。何より柊也の事を気に入ってるから、俺が言わなくても気にかけてくれそうだし。
俺は「じゃあな」と言って手を振り背中を向け、エスカレーターへと向かう。
「柚琉さん」
喧騒の中、そんなに大きな声じゃなかったのに柊也の声が聞こえて反応したら、優しく弧を描く口の横に手を添えた。
「愛してますよ」
「⋯! お、お前⋯っ」
こんな人が大勢いる場所で何言ってんだ!
周りがザワついて真っ赤になる俺だったけど、少し考えたあとややヤケになり柊也を睨んだ。
「俺もだよ!」
言い返すだけ言い返して足早にその場から去って行ったけど、柊也のああいうとこはホントに心臓に悪いから出来る事なら控えて欲しいものだ。
とはいえあれだけの人がいても気持ちを口にしてくれたのは嬉しいから、俺はにやけそうになる口を隠しながらちょうどホームに入ってきた電車に乗り込む。
あの言葉のおかげで、明日からも頑張れそうだ。
引っ越す前、両親には俺がゲイである事、柊也と付き合ってる事をカミングアウトした。かなり戸惑ってたけど、話し合いの末、最終的には俺が幸せであるならいいって言ってくれてホッとしたのは記憶に新しい。
でも、2人とも柊也に会えば気に入ると思うんだ。
人懐っこくて明るくて優しくて、何よりイケメンだし。
いつか、柊也のご両親にも挨拶が出来るといいんだけど。
引っ越し当日の見送りは勘弁してくれって言っておいた。
顔を見れば離れ難くなるし、1人で頑張る決意が鈍るかもしれないから。
それなのに。
「⋯⋯来るんだもんなぁ⋯」
「だって、次いつ会えるか分からないから⋯」
いつもの駅の構内で、肩を落とした柊也が拗ねたようにそう口にする。まるで子供みたいな言い方に苦笑し、電車が来るまでの時間を確認したらあと10分くらいの余裕はあった。
スマホのタイマーで7分経ったら鳴るようセットし端に寄って柊也を手招きする。
「しばらくはメッセとかもまちまちになるかも。荷解きもあるし、入学の準備とか手続きとかもいろいろあるから」
「分かってます。でも俺は毎日送ります」
「なるべく返すよ」
柊也は俯いたままで俺と目を合わせようとしないけど、その理由は分かってるから代わりに手を出せばすぐに握ってくれる。
「⋯浮気、しないで下さいね」
「しないって。俺がそういうの嫌いなの分かってるだろ」
「でも柚琉さん、綺麗だから絶対モテる⋯高校の時だって、隠れファンみたいなのたくさんいたし」
「それ、俺は知らないんだけど」
そんなもんがいたのか、物好きだな。
それにしても柊也の奴、めちゃくちゃ不安になってる。その気持ちは分かるからどう宥めようか考えてたら、手を離した柊也がしゃがみ込んで俺に背中を向けてきた。
いきたりなんだって思って見てたら大きく溜め息をついたから、ますます訳が分からなくなる。
「⋯俺、格好悪い」
「え?」
「本当は笑って見送りたかったんです。柚琉さんを困らせたい訳じゃなかったのに⋯」
「柊也⋯⋯」
たぶん、今日ここに来るのもたくさん悩んでくれたんだろうな。来るなって言われてたけど、葛藤してやっぱり見送りたいって。
いじらしいほど健気だなと思いその背中に触れようとした俺の脳裏に、ふとある光景が思い浮かんだ。
通い慣れた校舎の廊下、その端に蹲る入学式を終えたばかりの新一年生。
⋯⋯⋯あれ?
「何か、前にもこうやって誰かに声かけた気が⋯」
「!? お、思い出したんですか?」
「思い出したってか、既視感覚えたってか⋯⋯」
同じような光景にそう零したら、柊也が勢い良く振り向いて立ち上がる。
あの日は確か担任を捜して歩き回ってたんだよな。そしたら誰もいない廊下で1人小さくなってるのがいて、どうしたのかと駆け寄ったら顔が真っ青だった。
朝から体調良くなくて、ここから少しでも動こうとしたら吐くって。
「⋯⋯もしかして、中学の入学式に具合悪くしてしゃがみ込んでた、子⋯?」
「そうです、柚琉さんのシャツに吐いちゃった奴です」
「⋯⋯⋯」
言葉を失うとはまさにこの事か。
いや、何か中学とか入学式とかは言ってたけど、そんなの覚えてるはずないだろ。そもそもコイツにとってはあんまいい思い出じゃないだろうし。
でも、それがあったからこそ今の幸せがあるって考えると凄いな。
俺があの廊下を通らなかったら、通ったにしても、時間が早くても遅くても柊也には会えなかったんだよな。
「そっか⋯あれからずっと想ってくれてたのか⋯」
「はい」
「⋯⋯ありがとな、諦めないでくれて」
途中で転校してる上にあれだけナンパだの告白だのされてる奴が、たった1回関わっただけの俺を一途に想ってくれてたとか⋯何だそれ。いくらでも可愛い子との出会いがあっただろうに、男の俺を忘れずにいてくれたのか。
今から遠距離になるのに、思い出すタイミング最悪だ。
「⋯柊也」
「はい?」
「絶対幸せにするから」
俺の全部をかけて世界一の幸せ者にする。
それが、俺をずっと好きでいてくれた柊也へのせめてものお返しだと思うから。
なのに柊也はキョトンとしたあとふっと笑って首を振ると、俺の肩を抱き寄せて耳元に唇を寄せてきた。
「それは俺のセリフです。俺が、柚琉さんを幸せにします」
「柊也⋯」
「一生を賭けて、誰よりも」
まるでプロポーズみたいな言葉に呆けてたらスマホが震え、もうホームに行かなきゃいけない時間になった。こういう時って何でこんな早く過ぎるんだろうな。
肩に下げていたボストンバッグを下ろして柊也に抱き着いた俺は、息を思いっきり吸い込んでから離し一歩下がる。
「じゃ、もう時間だし行くな」
「はい。鍵、待ってますね」
「すぐ送る。⋯なぁ、キスしたい」
時間ギリギリではあるけどあと少しだけと思いそうい言えば、柊也は僅かに目を見瞠ったあと柔らかく笑って上体を屈め口付けてくれる。
触れるだけだったけど、満足してまたボストンバッグを下げた俺は切符を手に改札に向かった。
その後ろを柊也が着いて来てるのには気付いてたけど、行きたくなくなるから改札を抜けてから振り向いたら柊也が片手を上げる。
柊也の言う通り、次に会えるのはいつか分からないからしっかりと目に焼き付けておかないとな。
「じゃ、行ってきます。あと1年、高校生活頑張れ」
「行ってらっしゃい。柚琉さんも大学頑張って。絶対ちゃんと考えて答えを出すので、待ってて下さいね」
「おう。何かあったら、優里や莉央に相談しろよ」
「はい」
あの二人とは昨日思いっきり遊んだから今日の見送りもないけど、こっちにいるし柊也にとってもいい相談相手になってくれるだろう。何より柊也の事を気に入ってるから、俺が言わなくても気にかけてくれそうだし。
俺は「じゃあな」と言って手を振り背中を向け、エスカレーターへと向かう。
「柚琉さん」
喧騒の中、そんなに大きな声じゃなかったのに柊也の声が聞こえて反応したら、優しく弧を描く口の横に手を添えた。
「愛してますよ」
「⋯! お、お前⋯っ」
こんな人が大勢いる場所で何言ってんだ!
周りがザワついて真っ赤になる俺だったけど、少し考えたあとややヤケになり柊也を睨んだ。
「俺もだよ!」
言い返すだけ言い返して足早にその場から去って行ったけど、柊也のああいうとこはホントに心臓に悪いから出来る事なら控えて欲しいものだ。
とはいえあれだけの人がいても気持ちを口にしてくれたのは嬉しいから、俺はにやけそうになる口を隠しながらちょうどホームに入ってきた電車に乗り込む。
あの言葉のおかげで、明日からも頑張れそうだ。
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