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思いがけない再会
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大学生活は割と充実してる方だと思う。
友達も出来たし、バイトも始まったし、節約の為に料理も勉強し始めたし。1人でスタートしたにしては順調に慣れていってる気がする。
でもやっぱり柊也が傍にいないのは寂しくて、電話で声聞いたあととかなかなか眠れない事もあったりして⋯しかも、柊也と離れてから気付いた事なんだけど⋯⋯俺、もう後ろじゃないとイけなくなってた。
他でもない柊也のせいで、自分で自分を慰めてる時指を入れてみたものの俺の指だと奥まで届かなくて、スッキリ出来ないせいで今や溜まってく一方だ。
ゴールデンウィークには会えるけど、早く会いたくて仕方がない。
1つだけ取ってた午後のコマを終え、本当は今日来るはずだった柊也が家の用事とやらで明日になったから、必要な物の買い物をして帰ろうと思いながら歩いてたら後ろから肩に腕が回され顔を覗き込まれた。
「ゆず、今帰り?」
「拓海」
コイツは菅原拓海。
入学式の時に、コイツが落としてバラまいた荷物を俺が拾ってやったのをキッカケに友達になったんだけど、何でかいつも距離が近いんだよな。
顔はいいから目の保養にはなるものの、敵を作るからちょっと距離は取って欲しい。
「あー、また柚琉くんにちょっかい出して!」
「柚琉くんを困らせちゃダメでしょー?」
やんわりと外そうとしても離れない腕に溜め息をついてたら、女の子が2人ムッとした顔で拓海を窘めた。
この子たちは拓海の高校からの友達で俺とも仲良くしてくれてる。
「困らせてないって。な、ゆず」
「近いのは困ってる」
「えー? ただのスキンシップなのに」
それが困ってるんだっての。
遠慮なく身体を密着させてくる拓海に呆れつつ足を進めたら3人も着いて来て目を瞬いた。
「あれ? 3人とも講義は?」
「俺は午後なし」
「私もさっきので終わり」
「同じく」
「っつー訳で、遊びに行こ」
着いてくる時点で何となく察してたけど、誘われてやっぱりかと思いつつも俺は緩く首を振る。
「悪いけど、今から買い物行かなきゃだから」
「何の?」
「明日は彼氏が来るから、必要なもん揃えとかないと」
俺がゲイだって事は拓海も女の子たちも知ってて、恋人がいる事もすでに報告済みだ。だから嬉々として答えたら、途端に拓海がムッとして今度は背中から覆い被さるように腕を回してきた。
「ちょ、重い⋯!」
「面白くねー。何喜んでんだよ」
「いや、喜ぶだろ」
久し振りに会うんだから、むしろ喜ぶ事の何がいけないのか。
眉を顰めて腕を離そうともがいてたら、どうしてか2人がニヤニヤしながら俺を見てきた。
「拓海、可哀想」
「最初から無理なの確定してるのにね」
「? 何?」
「何でもない」
どうやら3人は通じ合ってるみたいだけど、俺は訳が分からなくて首を傾げる。
でもとりあえず離して欲しいから無理やり拓海の腕を引き剥がし、俺は距離を空けると3人に向かって手を上げ「じゃ」と言って踵を返した。
話してると長引くのは経験済みだから、みんなには悪いけどさっさと行くに限る。
なのにおかしいな。挨拶をして別れたはずなのに、隣に友人たちがいるんだけど。
「⋯⋯あのさ、何で着いて来てんの? 遊びに行くんじゃないのか?」
「荷物持ちでもしてやろうかなーと思って」
「何でも持ってくれるよ、この人」
「力はあるもんねー」
「いや、別に持ってくれなくていいんだけど」
そんなに大量に買うつもりはないし、俺だって男なんだから持てるし。
人を非力キャラにする3人に呆れて足を早めて目的地に向かうんだけど、負けじと後を追ってくるから一緒に行動してるみたいになってる。
しかも何か走ってる足音聞こえるし、そんな距離あったかなと思って振り向こうとしたら誰かに抱き締められた。
「!?」
「ゆず!」
何だって身構えたけど、ふわりと香った爽やかな匂いにハッとして顔を上げると、嬉しさを隠しきれないほどの笑顔で俺を見てる知った顔があった。
「お前、何してんだよ!」
「た、拓海、大丈夫だから」
「は?」
「コイツ、俺の彼氏」
「はぁ!?」
拓海が掴みかかったのを慌てて止め、髪に頬擦りしてくるイケメンを指差して答えると思いっきり顔を顰める。
俺も一瞬不審者かと思ってびっくりはしたけど、まさかの柊也で一気に力が抜けた。
ってか、そもそもどうしてここにいるんだ?
「来るの明日じゃなかったか?」
「柚琉さんに早く会いたくて、急いで用事を終わらせました」
予定を明日に変更しないといけないほどの用事を半日で終わらせたのか?
目を瞬く俺の頬に触れた柊也の顔が近付いて、反対の頬に口付けられる。2人の悲鳴が上がり、ぽかんとしてたらぎゅーって抱き締められ久し振りに感じる温もりがじんわりと身体に染み渡っていく。
「柚琉さん、会いたかったです」
「⋯俺も会いたかった」
「1ヶ月、長過ぎます」
「確かに」
普通にしてたら忙しかったしあっという間だったかもしれないけど、会いたい人に会えない1ヶ月は長いよな。だって抱き締めて欲しい時に傍にさえいないんだから。
柊也の肩に寄り掛かる俺の視界の端で女の子たちが顔を見合せてキャッキャしてるのが見える。どうしてか拓海はぶすくれてるけど、それは無視でいいだろう。
「柚琉さん、もう終わりですか?」
「あ、うん。買い物して帰ろうと思ってた」
「じゃあ行きましょう。荷物持ちするんで」
「そうだな、行くか。じゃ、みんな。またゴールデンウィーク明けにな」
「うん、楽しんで」
「存分にイチャイチャしておいでー」
男同士って事で顔を顰められるのもアレだけど、快くそうやって送られるのも照れ臭いし複雑な心境だな。
でも気持ちは嬉しいから、苦笑しながらも頷いた俺は今だに難しい顔をしている拓海へと声をかけた。
「拓海もまたな?」
「⋯おー」
「何なんだ、アイツ」
「あー、気にしなくていいよ」
「拗ねてるだけだから」
まぁそれは見れば分かるけど、その理由は分からないから眉根を寄せたら手でしっしって払われた。いやもう、ホントに何なんだよ。
でも2人がああ言ったし、拓海本人も今は構って欲しくないみたいだからさっさと買い物行くか。
俺は柊也の手を取るともう一度3人に「じゃあな」と言って手を振り歩き出した。
早く買って帰って、柊也とイチャイチャしたい。
〈おまけ〉
「拓海、あれは勝てないって」
「最初から脈はなかったんだし、やっぱり諦めた方がいいよ」
「⋯⋯アイツの目、見た?」
「目?」
「俺が引き剥がそうとした時、めっちゃ睨まれた」
「そりゃそうでしょ」
「目で殺されるかと思った」
「自業自得だよ。ほら、今日は私たちと遊ぼ」
「奢ってあげるから」
「⋯ゆず、めちゃめちゃ俺のタイプなのに⋯」
「はいはい。きっとまた素敵な子に出会えるよ」
「柚琉くんの事は、友達として大切にしようね」
友達も出来たし、バイトも始まったし、節約の為に料理も勉強し始めたし。1人でスタートしたにしては順調に慣れていってる気がする。
でもやっぱり柊也が傍にいないのは寂しくて、電話で声聞いたあととかなかなか眠れない事もあったりして⋯しかも、柊也と離れてから気付いた事なんだけど⋯⋯俺、もう後ろじゃないとイけなくなってた。
他でもない柊也のせいで、自分で自分を慰めてる時指を入れてみたものの俺の指だと奥まで届かなくて、スッキリ出来ないせいで今や溜まってく一方だ。
ゴールデンウィークには会えるけど、早く会いたくて仕方がない。
1つだけ取ってた午後のコマを終え、本当は今日来るはずだった柊也が家の用事とやらで明日になったから、必要な物の買い物をして帰ろうと思いながら歩いてたら後ろから肩に腕が回され顔を覗き込まれた。
「ゆず、今帰り?」
「拓海」
コイツは菅原拓海。
入学式の時に、コイツが落としてバラまいた荷物を俺が拾ってやったのをキッカケに友達になったんだけど、何でかいつも距離が近いんだよな。
顔はいいから目の保養にはなるものの、敵を作るからちょっと距離は取って欲しい。
「あー、また柚琉くんにちょっかい出して!」
「柚琉くんを困らせちゃダメでしょー?」
やんわりと外そうとしても離れない腕に溜め息をついてたら、女の子が2人ムッとした顔で拓海を窘めた。
この子たちは拓海の高校からの友達で俺とも仲良くしてくれてる。
「困らせてないって。な、ゆず」
「近いのは困ってる」
「えー? ただのスキンシップなのに」
それが困ってるんだっての。
遠慮なく身体を密着させてくる拓海に呆れつつ足を進めたら3人も着いて来て目を瞬いた。
「あれ? 3人とも講義は?」
「俺は午後なし」
「私もさっきので終わり」
「同じく」
「っつー訳で、遊びに行こ」
着いてくる時点で何となく察してたけど、誘われてやっぱりかと思いつつも俺は緩く首を振る。
「悪いけど、今から買い物行かなきゃだから」
「何の?」
「明日は彼氏が来るから、必要なもん揃えとかないと」
俺がゲイだって事は拓海も女の子たちも知ってて、恋人がいる事もすでに報告済みだ。だから嬉々として答えたら、途端に拓海がムッとして今度は背中から覆い被さるように腕を回してきた。
「ちょ、重い⋯!」
「面白くねー。何喜んでんだよ」
「いや、喜ぶだろ」
久し振りに会うんだから、むしろ喜ぶ事の何がいけないのか。
眉を顰めて腕を離そうともがいてたら、どうしてか2人がニヤニヤしながら俺を見てきた。
「拓海、可哀想」
「最初から無理なの確定してるのにね」
「? 何?」
「何でもない」
どうやら3人は通じ合ってるみたいだけど、俺は訳が分からなくて首を傾げる。
でもとりあえず離して欲しいから無理やり拓海の腕を引き剥がし、俺は距離を空けると3人に向かって手を上げ「じゃ」と言って踵を返した。
話してると長引くのは経験済みだから、みんなには悪いけどさっさと行くに限る。
なのにおかしいな。挨拶をして別れたはずなのに、隣に友人たちがいるんだけど。
「⋯⋯あのさ、何で着いて来てんの? 遊びに行くんじゃないのか?」
「荷物持ちでもしてやろうかなーと思って」
「何でも持ってくれるよ、この人」
「力はあるもんねー」
「いや、別に持ってくれなくていいんだけど」
そんなに大量に買うつもりはないし、俺だって男なんだから持てるし。
人を非力キャラにする3人に呆れて足を早めて目的地に向かうんだけど、負けじと後を追ってくるから一緒に行動してるみたいになってる。
しかも何か走ってる足音聞こえるし、そんな距離あったかなと思って振り向こうとしたら誰かに抱き締められた。
「!?」
「ゆず!」
何だって身構えたけど、ふわりと香った爽やかな匂いにハッとして顔を上げると、嬉しさを隠しきれないほどの笑顔で俺を見てる知った顔があった。
「お前、何してんだよ!」
「た、拓海、大丈夫だから」
「は?」
「コイツ、俺の彼氏」
「はぁ!?」
拓海が掴みかかったのを慌てて止め、髪に頬擦りしてくるイケメンを指差して答えると思いっきり顔を顰める。
俺も一瞬不審者かと思ってびっくりはしたけど、まさかの柊也で一気に力が抜けた。
ってか、そもそもどうしてここにいるんだ?
「来るの明日じゃなかったか?」
「柚琉さんに早く会いたくて、急いで用事を終わらせました」
予定を明日に変更しないといけないほどの用事を半日で終わらせたのか?
目を瞬く俺の頬に触れた柊也の顔が近付いて、反対の頬に口付けられる。2人の悲鳴が上がり、ぽかんとしてたらぎゅーって抱き締められ久し振りに感じる温もりがじんわりと身体に染み渡っていく。
「柚琉さん、会いたかったです」
「⋯俺も会いたかった」
「1ヶ月、長過ぎます」
「確かに」
普通にしてたら忙しかったしあっという間だったかもしれないけど、会いたい人に会えない1ヶ月は長いよな。だって抱き締めて欲しい時に傍にさえいないんだから。
柊也の肩に寄り掛かる俺の視界の端で女の子たちが顔を見合せてキャッキャしてるのが見える。どうしてか拓海はぶすくれてるけど、それは無視でいいだろう。
「柚琉さん、もう終わりですか?」
「あ、うん。買い物して帰ろうと思ってた」
「じゃあ行きましょう。荷物持ちするんで」
「そうだな、行くか。じゃ、みんな。またゴールデンウィーク明けにな」
「うん、楽しんで」
「存分にイチャイチャしておいでー」
男同士って事で顔を顰められるのもアレだけど、快くそうやって送られるのも照れ臭いし複雑な心境だな。
でも気持ちは嬉しいから、苦笑しながらも頷いた俺は今だに難しい顔をしている拓海へと声をかけた。
「拓海もまたな?」
「⋯おー」
「何なんだ、アイツ」
「あー、気にしなくていいよ」
「拗ねてるだけだから」
まぁそれは見れば分かるけど、その理由は分からないから眉根を寄せたら手でしっしって払われた。いやもう、ホントに何なんだよ。
でも2人がああ言ったし、拓海本人も今は構って欲しくないみたいだからさっさと買い物行くか。
俺は柊也の手を取るともう一度3人に「じゃあな」と言って手を振り歩き出した。
早く買って帰って、柊也とイチャイチャしたい。
〈おまけ〉
「拓海、あれは勝てないって」
「最初から脈はなかったんだし、やっぱり諦めた方がいいよ」
「⋯⋯アイツの目、見た?」
「目?」
「俺が引き剥がそうとした時、めっちゃ睨まれた」
「そりゃそうでしょ」
「目で殺されるかと思った」
「自業自得だよ。ほら、今日は私たちと遊ぼ」
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