愛が重めの年下ワンコに懐かれました

ミヅハ

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お疲れな1日※

 その日はまた改めて場を設ける事になり解散となったんだけど、さすがに夕飯を作る気にはなれなくて途中でコンビニ弁当を買って帰った。
 家をあとにする時、お母さんから「私も柚琉くんなら大歓迎よ」って言われたから悪い結果にはならないと思うものの、今までのように気楽にお邪魔出来なくなったな。
 あの時間、わりと好きだったんだけど。

「柚琉、お風呂入ろ」
「ん」

 弁当を食べ終わり空になった容器を片付けてたら、風呂の準備をしてくれてた柊也にそう声をかけられた。頷き着替えを持って洗面所に行くと柊也は既に脱いでて、俺が入るなり服の裾に手をかけてくる。

「はい、バンザーイ」
「バカ。自分で脱ぐ⋯あ、こら」
「はいはい、下も脱ぎますよー」

 いつも思うけど、何で服を脱がせる事に関しては手際がいいんだ、コイツは。
 柊也によって裸にされた俺の背を押し、浴室に入ってシャワーを出す。いいって言ってんのに全身洗われて、今は浴槽の中で柊也に寄りかかって温もってた。

「にしても、こんな偶然ってあるもんなんだな」
「そうだね。まさか、柚琉が言ってた茶飲み友達が俺の両親だなんて⋯」
「世間は狭いな」

 しかも、柊也からたまたま転勤先がこっちでたまたま近くに居を構えたってさっき聞いたけど⋯びっくりするくらい偶然に偶然が重なって有り得ない事が起きてる。
 浴槽の縁に腕を乗せてる柊也の手を取り、何となく指や手の平を軽く揉んでマッサージしてると少ししてから握り込まれ、そのまま抱き締められた。

「でも、親子揃って柚琉に助けられてたのは凄いよね」
「だから大袈裟なんだって。声かけて手伝っただけだし。それに、お前の時だって袋がなかっただけだからな。廊下に吐くよりはって思ったんだよ」
「普通は思っても行動出来ないって」
「そんな事⋯⋯っ」

 本当にそこまで恩義を感じる事じゃないのに、柊也もお父さんたちも俺を買い被り過ぎだ。行動する人はするんだし、その時はたまたま俺だったってだけなのに。
 柊也の腕を解こうと身動いだら耳に歯が立てられ思わず首を竦める。

「柚琉は俺たちにとってはヒーローだよ」
「違⋯⋯ぁ、ちょ⋯待て⋯」
「駄目?」
「ダメってか⋯ここじゃやだって⋯ンッ」

 柊也の手が怪しく動き始め、腹から胸元に上がってまだ柔らかい乳首を押し潰す。うなじに吸い付かれ、震えながらも首を振ると顎に指がかかって上向かされ唇が塞がれた。
 お湯が跳ねる音と舌で口内をまさぐられる音が浴室に響いて、熱気もあり頭がぼんやりしてくる。ただでさえ柊也とのキスは気持ちいいのに、こんな逆上せそうな場所でされて俺の抵抗なんてあってないようなものだ。

「⋯っ、ふぁ⋯⋯」
「⋯⋯上がろっか」
「⋯ん⋯」

 すっかりその気になった柊也の目にドキッとしつつ頷き、先に立ち上がった柊也に腕を引かれてよろけながら腰を上げたけど⋯柊也の、すっかり勃ち上がってた。
 それを見るだけで腹の奥が疼くあたり、俺の身体はすっかり柊也に慣らされてるみたいだ。


 髪を乾かすのどころか身体を綺麗に拭く事さえもどかしくて、もつれ合うようにして寝室に向かった俺たちは動物みたいに交じり合ってた。

「あぁ、あ、ぅ⋯だめ⋯奥だめ⋯っ」
「⋯っ、は、すご⋯」
「やぁ、あ、あ⋯ん⋯っ」

 柊也が中に入って来てからずっと激しく突かれてて、もう何回イったか分からない。少なくとも3回は出してるだろうけど、もう頭の中はぐちゃぐちゃで同じ事しか話せなくなってる。

「やだ⋯ぁ、あ、しゅうや⋯イく、また⋯っ」
「うん⋯イって」
「あ、あ⋯だめ⋯っ⋯や、ん、んん⋯ッ!」
「⋯っ⋯」
「ひぁっ⋯あ、ん⋯っ⋯待っ、て⋯イってる⋯っ、イってるから⋯!」

 腰を掴まれさっきよりもガツガツと中を擦られるけど、イったばかりの俺には刺激が強くて目の奥がチカチカしてきた。
 何か、きちゃいけないものがきそうで、怖くなった俺は縋るように柊也の腕を掴む。

「柚琉⋯柚琉⋯っ」
「やぁ⋯あ、ぁ、あ⋯っ⋯やだ⋯しゅう⋯⋯しゅうや⋯っ」
「⋯トロトロだね⋯可愛い」
「うぁ、あっ⋯へ、ん⋯⋯へんなの、くる⋯っ」
「ん⋯」
「あ、あ、も⋯だめ、だめ⋯⋯ッひ、ぅ⋯――っ!」
「⋯っ、く⋯」

 もう限界で、掴んだ柊也の腕に爪を立てて背をしならせた俺は、精液ではなく透明な液体を放出しながら果てた。全身が痙攣して呼吸も小刻みになる。
 柊也もイったのか中で脈打ってて、少しして抜かれたけど俺はもう指一本も動かせそうにない。

「⋯これって⋯潮?」
「⋯⋯たぶん⋯」
「タオルが意味ないくらい濡れてる」
「だ、れの⋯せいだ⋯」

 他人事みたいに言ってんじゃないぞ。
 身体はまだ火照ってるけど、汗やら自分が出した物で冷えそうだ。

「ごめんね。お風呂もう1回入る?」
「無理⋯動けない⋯」
「俺が抱っこで連れて行ってあげるって」

 途中で寝る可能性もあるけど、これは柊也のせいだしと黙って頷いた俺を嬉しそうに抱き上げた柊也は、鼻歌交じりに浴室へと向かいシャワーコルクを捻った。
 俺はこんなにヘトヘトなのに、柊也が元気なのが腹立つ。

「⋯甘い物食べたい⋯」
「あとで買って来るよ」
「今ならホールケーキもいけそう」
「ケーキ屋さんは閉まっちゃってるね」
「パフェとかもメガサイズとかいける」
「スーパーなら開いてるかな。行ってこようか?」

 浴槽の縁に腰掛け、膝に座らせた俺の身体にシャワーを当てつつ手で洗いながらも、俺の言葉に何でもないように返してくる柊也に内心で「そうじゃない」と突っ込む。
 買いに行ってくれるのは嬉しいけど、そうやって何でもかんでも受け入れないで欲しい。せめて「コンビニで我慢して」って窘めるくらいはしないと。

「⋯⋯ばーか」
「え!? 何で!?」

 それでもこうして俺を甘やかしてくれるのは柊也だけなんだよな。
 嬉しさと照れ臭さで顔を背けてそう言った俺は、困惑した様子の柊也の首に腕を回して痛くない程度に鎖骨に噛み付く。
 ちょっとした仕返しに満足は出来たけど、それに反応したらしい柊也に再びベッドに連れて行かれ結局気を失うまで抱かれてしまった。
 アイツ、マジで疲れ知らずの絶倫過ぎる。
感想 3

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