転生したら5年前から推していたVtuberになってしまった

油そば

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1話俺がまさかの、、、

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はいじゃあ、この日本語の発音は下唇と上唇を同時に噛んでうぇ⤴︎わかったかな?
それじゃあ一緒にやってみよう、うぇ⤴︎
おお!よくできました!
さすがグッジョ⤴︎ブ!

よくできました!!
それでは今日の授業はここまで、
あっそうだ!王さん明日の授業はテキスト忘れないでくださいよ!

はぁ疲れた

「俺の名前は佐藤クニカズ、外国人相手に日本語を教える。日本語教師だ。大学時代水切りサークルという少し特殊なサークルハマり就職活動をするのを忘れてしまい、父親の友達のコネで、ここで働いてる24歳だ。

にしても、あーあ、もし大学生に戻ることができたら頑張るのになぁ
というのも俺が働いている外国人に日本語教える異文化人教育委員会社、通称文教は残業、パワハラ、セクハラなんでもありと言ったちょっとやばい会社だ。」

てっいうか!あのハゲ!ふざけんな!こんな量の仕事終わるわけねーだろ!
てめーがやれよ!
あーもうまじでイライラする!!
どうせ、今日終電までに終わらなさそうだし、YouTubeでも見るか

「俺はあまりにも多すぎる仕事の量にイライラし、どうせ終電までに終わらないのならYouTubeでもみようと思いYouTubeを開いた。」

えっと、なになに今日の人気おすすめ動画は、
◯◯屋で10000円使え切るまで帰れま1000!!!
へぇーなるほどなるほど
ちょっと気になるしこの動画再生してみるか

「俺が画面をクリックした途端動画のオープニングと共に1人のユーチューバーっぽい男が画面に現れた」

はいどうも~!!
みんな大好きすきすきチャンネルのしゅんやだぁぁ!!
今日はね!DMで1番多く寄せられた
企画〇〇屋で10000円使い切れるまで帰れ1000をやりたいと~思います!!
それじゃあ!本編に入る前にチャンネル登録~よろしく!

何買おうかなへぇ!それにしてもへぇ!
おすすめの商品ってへぇ!

なんだコイツ

「俺はこのユーチューバーがあまりにもへぇ!しか言わないので、動画のばつ印を押してYouTubeをみるのをやめた。」

はぁつまんねぇ
あんなの誰でもできるじゃん
顔面に向かってヘェだけ言うなら
まじでふざけんなよ

俺がこんなに毎日終電間近で残業しているのに、コイツは動画でへぇ!しか言わないだけで、暮らしていけるなんてふざけんな

「俺は上司から渡されます膨大な仕事もあるせいでイライラしていた。」

はぁまじで、ふざけんな!

ピロン!
おっ!なんだ、なんだ

スマホに通知がきた。

今度は何、またあのハゲ仕事でも押し付けてくるのかよ

そう俺はイライラしながらも、スマホを開き通知を見ていると
俺が推している、Vtuber甘白ミカ通称ミカたんのライブの通知だった。

彼女は5年前にデビューし、俺はその時から彼女を追っている言わば古参だ。


えぇ!ミカたん!こんな時間に!
どうしたんだろ!

そう思い、俺は急いでミカたんのライブを見ることにした。

みんなぁ!!!
こんな夜遅くにごめんねぇ!
ちょっと今日はね最後に大事な報告があるんだ


「えぇ!ミカたんの大事って報告なんだ!」

「俺は、配信を見ながら、報告のことが何なのか気になってはいたが嫌な予感がしていた。
50分くらい経っただろうか
大体いつも、50ミカたんの動画は1時間くらいで、終わるので大事な報告はこのくらいだと思う」

それじゃあ、みんな落ち着いて聞いてね
私甘白ミカは今日をもちまして引退します!!

「えぇ!

俺は思わず声が出た。
なんでミカたん、引退するんだ!
昨日の配信を見ててそんな素振り見せなかったのに
なんで!

「みなさんに言おうかずっと悩んでました。
ですが、これはやっぱり大事な事なので
私自らの口で引退のことを言おうと思ってました。
みなさん、本当にごめんなさい!そして今までありがとう!私は甘白ミカは引退します!この5年間本当に幸せでした。」

そう言い残し甘白ミカの動画は終わった。

まじか、、、
はぁ!まじが!!
なんで!!引退なんだ!理由も言わずにそんなの悲しいよ!
うぅ、、、こんなのあんまりだよ
ミカたん
こんなに別れが悲しいなんて、最初から出会わなければよかった。
もう死のう


そして、俺は会社の屋上から飛び降りて死んだ。

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