転生したら5年前から推していたVtuberになってしまった

？？？

「イッテェ！！」

俺は医者を殴った渾身の右手のグーを見るとなんと、右手はドラえもんの手みたいに腫れ上がっていたのだ。

「全く、医者を殴って入院なんてあんま聞いだことないですよ」

自称現役医学部卒の医者はためいきをついて言った。

「とりあえず、まぁあなたの腕はもう使い物にならないので、寝ててください。
いいですか？わかりました？
DO you know uederstand!」

自称現役医学部一発合格卒の医者は俺にそう言い、病室から出ていった。

「くっそぉ！！
ムカつく！！なんだよ！何が、ドゥーゆぅーのうー？だ、ネイティブっぽく言いやがって、あの野郎」

俺は病室で自称現役医学部一発合格卒の
あの医者の文句を言っていた。

二週間後

俺はちゃんと右手が治っているか、最後の診察を受けることになっていた。

病室にて

「はいじゃあね、えっとぉ名前ちょっとカルテ！カルテ！
〇〇さんですね、それではちょっと今からちゃんと腕が治っているか最終チェックするので、グーパーしてみてください」

わかりました。

俺はおっさん医者に言われるままグーパーしてた。

「よしよし、いい感じいい感じ」


「じゃあ次はこのボールを握ってみて？」

「わかりました。」

15分くらい右手のチェックをした後

「はい！よっしと、君の腕はもう完治した君の拳はもう自由だ、羽ばたきなさい！」

「ほんまですか！？」

俺はうっかり関西弁が出てしまったのだが
完治したのが嬉しかった。

「えっと、その前にあの、自称現役医学部合格卒の人って誰ですか？」

「医学部卒？
ごめん？誰？そんな人いないよ」

「えっ！まさか！あのムカつく人ですよ！
現役医学部卒の！？」

「？？？ごめん誰？」

「ほんとうに知らないですか？」

「知らないなぁ、、、」

ちょっとおじさんわかんないや

「ええっそんな」

俺は転生して初めて奇妙な体験をした。