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一章転生しました
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「リコたん」カチカチカチ「今日も」カチカ
「応援してるからねっと!」
「ほい!!5万のお年玉を送信っと!」
僕の名前は榎本拓
中学時代はたっ君と呼ばれている現20歳ニートだ
中学の時引きこもりガチになってから
学校を行かなくなってから5年という月日が流れた。
一度は外に出ようと思ったが、なかなか
部屋のドアを開けることができずに5年近く経った。
生きているか、死んでいるのかもわからない奴だ。
だけどお腹を空く、お腹が空くと
途方もなく辛い、そういう時は今年で80を迎える母が僕の部屋の前弁当を置いてくれるんだ。
弁当を置く時間は大体昼の3時から
朝の12時
僕が中学生の頃は母もまだ若く、手作りの料理を作ってくれ、部屋の前に置いていたのだが、時間が経つにつれ、料理を作る気力もなくなり引きこもって2年を超えたあたりからずっとコンビニ弁当だ。
僕は部屋のドアを少しだけ開け弁当の方に手を伸ばした。
そーっと、
この時間が1番嫌いだ。
引きこもりといえど、弁当を取るには
ドアを開けないといけない。
僕は少しだけ外を見渡した。
よっし、誰もいない。
僕は弁当を取り一週間ほど溜めていた弁当のゴミを外に出した。
「ふぅ!疲れた!」
思わず声が出てしまった。
「ふむふむ、今日は唐揚げ弁当か」
僕は弁当と一緒に入ったあった割り箸を取り出し、綺麗に割り弁当に入ってある白米をちょいと少し食べた。
「冷た」
やはり冷たい、まぁ今の所僕は人にとやかく言える立場の人間ではないので、早々と弁当を平らげた。
さて弁当を食い終わったので、リコたんの配信に戻りますか
僕が配信に戻ろうとしたその時
リビングでドゴーン!!と何か大きな音がした。
僕は何事かと思い配信から少し離れ
部屋のドアに耳を向けると男の声が聞こえた。
「いい加減にあいつを部屋から出せ!」
はっ!
父親が帰ってきたのだ。
父親は単身赴任で帰ってこないのだが
まさか今日帰ってくるとは思わなかった。
「たくちゃんには、たくちゃんのペースがあるから!」
「それを何回いや、何十回、何百回も言ってもアイツは部屋から出ないからずっと引きこもってるんだろ!」
「お願いだから辞めて!」
鬼の如く怒る父そして、それを止める母
あぁいつからこうなってしまったのだろうか。
「もういい俺があいつを部屋から引き摺り出してやる!!」
父親はそう言いリビングから僕の部屋へと向かって行った。
「足音が聞こえる!!、すごい怖い!!
逃げたい!」
「怖い!!」
僕は怖さのあまり窓から飛び降りた。
「うぉぉぉ!!」
窓から飛び降りたのが初めてだったので僕は怖さのあまり目を閉じてしまった
「イタタ」
気がつくと僕は道路に立っていた。
少し足が痛いがどうやら着地には成功したらしい。
「さてこれからどうしようかな」
僕は行く当ても場所もないまま考えていた。
このまま遠くに逃げて見つからなかったら
母さん心配するだろうかな
僕は暗い夜道を歩いた。
外に出るのは5年ぶりだろうか
うぅ冷えるー
季節は10月、人によっては涼しいと思う時期なのだろう。
うぅ寒い、何かジュースでも買おう
僕は寒くなった体に何か温かいジュースでも入れて体を温めようと思っていたのだが
残念なことに財布を部屋に忘れてしまい
買えずにいた。
夜の散歩も悪くないな
おっ!赤信号だ。
誰もいないし渡っちゃお
深夜ということもあり車も通ってなかったので僕は信号を無視して赤信号で
渡ったその時僕は時速200キロできた
フェラーリに轢かれた
「応援してるからねっと!」
「ほい!!5万のお年玉を送信っと!」
僕の名前は榎本拓
中学時代はたっ君と呼ばれている現20歳ニートだ
中学の時引きこもりガチになってから
学校を行かなくなってから5年という月日が流れた。
一度は外に出ようと思ったが、なかなか
部屋のドアを開けることができずに5年近く経った。
生きているか、死んでいるのかもわからない奴だ。
だけどお腹を空く、お腹が空くと
途方もなく辛い、そういう時は今年で80を迎える母が僕の部屋の前弁当を置いてくれるんだ。
弁当を置く時間は大体昼の3時から
朝の12時
僕が中学生の頃は母もまだ若く、手作りの料理を作ってくれ、部屋の前に置いていたのだが、時間が経つにつれ、料理を作る気力もなくなり引きこもって2年を超えたあたりからずっとコンビニ弁当だ。
僕は部屋のドアを少しだけ開け弁当の方に手を伸ばした。
そーっと、
この時間が1番嫌いだ。
引きこもりといえど、弁当を取るには
ドアを開けないといけない。
僕は少しだけ外を見渡した。
よっし、誰もいない。
僕は弁当を取り一週間ほど溜めていた弁当のゴミを外に出した。
「ふぅ!疲れた!」
思わず声が出てしまった。
「ふむふむ、今日は唐揚げ弁当か」
僕は弁当と一緒に入ったあった割り箸を取り出し、綺麗に割り弁当に入ってある白米をちょいと少し食べた。
「冷た」
やはり冷たい、まぁ今の所僕は人にとやかく言える立場の人間ではないので、早々と弁当を平らげた。
さて弁当を食い終わったので、リコたんの配信に戻りますか
僕が配信に戻ろうとしたその時
リビングでドゴーン!!と何か大きな音がした。
僕は何事かと思い配信から少し離れ
部屋のドアに耳を向けると男の声が聞こえた。
「いい加減にあいつを部屋から出せ!」
はっ!
父親が帰ってきたのだ。
父親は単身赴任で帰ってこないのだが
まさか今日帰ってくるとは思わなかった。
「たくちゃんには、たくちゃんのペースがあるから!」
「それを何回いや、何十回、何百回も言ってもアイツは部屋から出ないからずっと引きこもってるんだろ!」
「お願いだから辞めて!」
鬼の如く怒る父そして、それを止める母
あぁいつからこうなってしまったのだろうか。
「もういい俺があいつを部屋から引き摺り出してやる!!」
父親はそう言いリビングから僕の部屋へと向かって行った。
「足音が聞こえる!!、すごい怖い!!
逃げたい!」
「怖い!!」
僕は怖さのあまり窓から飛び降りた。
「うぉぉぉ!!」
窓から飛び降りたのが初めてだったので僕は怖さのあまり目を閉じてしまった
「イタタ」
気がつくと僕は道路に立っていた。
少し足が痛いがどうやら着地には成功したらしい。
「さてこれからどうしようかな」
僕は行く当ても場所もないまま考えていた。
このまま遠くに逃げて見つからなかったら
母さん心配するだろうかな
僕は暗い夜道を歩いた。
外に出るのは5年ぶりだろうか
うぅ冷えるー
季節は10月、人によっては涼しいと思う時期なのだろう。
うぅ寒い、何かジュースでも買おう
僕は寒くなった体に何か温かいジュースでも入れて体を温めようと思っていたのだが
残念なことに財布を部屋に忘れてしまい
買えずにいた。
夜の散歩も悪くないな
おっ!赤信号だ。
誰もいないし渡っちゃお
深夜ということもあり車も通ってなかったので僕は信号を無視して赤信号で
渡ったその時僕は時速200キロできた
フェラーリに轢かれた
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