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第5章雑談:空山
千秋さんのこと
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「ちあちゃんは最近、
度胸がついてきたんじゃないかなぁと思う」
「……最近、ですか?」
「ああ、最近だ。
具体的に言うと、はるちゃんが
倒れた頃から」
「本当に最近ですね!?」
「……ボタンの押し方がね、違うんだ。
元から、比較的思い切りのいい
飛ばし方をしてくれる子だから
あれ以上は無い、と思っていたんだけど……
あるものなんだねぇ。上の更に上ってやつ」
「は、はぁ……」
「やっぱり、ちあちゃんに
はるちゃんは絶対に必要……って事だね」
「そうですね……」
「でも、逃げずに前を向いたのは
ちあちゃん自身の力だ。
本当に凄いよ、あの子は」
度胸がついてきたんじゃないかなぁと思う」
「……最近、ですか?」
「ああ、最近だ。
具体的に言うと、はるちゃんが
倒れた頃から」
「本当に最近ですね!?」
「……ボタンの押し方がね、違うんだ。
元から、比較的思い切りのいい
飛ばし方をしてくれる子だから
あれ以上は無い、と思っていたんだけど……
あるものなんだねぇ。上の更に上ってやつ」
「は、はぁ……」
「やっぱり、ちあちゃんに
はるちゃんは絶対に必要……って事だね」
「そうですね……」
「でも、逃げずに前を向いたのは
ちあちゃん自身の力だ。
本当に凄いよ、あの子は」
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