召喚者は一家を支える。

RayRim

文字の大きさ
254 / 307
第2部

80話

しおりを挟む
 丸1日掛けて閉鎖された坑道を降り、オレたち捜索班は目の前の光景に為す術無く立ち尽くしている。

「お姉ちゃん…」

 その場で崩れ落ちる遥香。
 ユキも言葉が見つからず、遥香の背を触れるだけ。ビクターもオレの袖を強く握り締めた。
 許可証を得た時から嫌な予感はしていた。とても人の身では進めないと聞いていたが、ようやく理由がわかる。
 赤く燃える溶岩が眼下に広がっており、痕跡はその中へと向かっていた。
 バニラが無事な根拠が見出だせず、無力感が胸中を支配する。

「…戻ろう。進むにしても今の装備じゃ」
「どう進むって言うの!?進みようがないよ!何をどうやっても無理!ムリだよ!!」

 手を何度も、何度も岩に叩き付けながら泣き叫ぶ遥香。

「いったい、どんな幸運がお姉ちゃんを救うの!?どんな偶然がお姉ちゃんが救うか教えてよ!」

 オレに詰め寄り、壁に押し付けられる。
 残念ながら、遥香の問いに対する答えは持ち合わせていない。

「ハルカ様、旦那を問い詰めても…」
「分かってる、分かってるよ!でも!でも!!」
「ハルカ様!もう、戻るんです。ここに居てもなんにも…なりやせん…」
「ああ…ああああ!うあああああ!」

 ユキに諭され、泣き叫びながら、オレの肩に血塗れの手を何度も、何度も叩き付ける。
 無言でその怒りと悲しみに満ちた拳を受け止めるしかなかった。




「教えて!時間を戻る魔法があるんでしょ!?私が戻ってお姉ちゃんを止めるから!」

 宿に着くなり、血塗れの手のままココアに詰め寄る遥香。
 事情は既に伝えており、一家の皆が揃っていた。

「ダメです。教えられません。絶対にあの魔法だけは教えないと決めているんです…」

 詰め寄られても首を縦に振らないココア。ショコラもそれだけは譲らなかった。

「旦那様、もう手立ては無いのですか…?」

 カトリーナに問われるが、首を横に振るしかなかった。

「バニラなら、何か手を打てたかもしれないが…」
「時間をさかのぼれないなら、何か用意してよ!あなたたちも『葛 愛璃珠』でしょ!?」
「そう言われても…」

 遥香が指を突き付けながら要求するが、そんなすぐに出せる物ではない。
 溶岩の中に飛び込むなど、どんな対策が必要か想像もつかなかった。

「落ち着け。がなり立てられたら出る案も出ない。」
「落ち着いてなんて…」

 全員の顔を見て、何も思わない人間がこの場に一人も居ないことにようやく気付いたようだ。
 今にも泣き出しそうな者、何も出来ずにただ歯を食い縛る者、事態を認められず呆然とする者もいる。

「オレはこれから事態の説明をしてくる。
 フェルナンドさん、ロドニー、ハロルドさんには伝えておきたい。」
「あ、お父様達とは私も話したいな。」
「あたしも母上に自分から伝えやす。」
「私もそうするわ。ソニアは?」
「いえ、私は…」

 そう言って、ピリピリした様子でオレたちを見ている遥香に視線を向ける。
 ソニアとしては遥香から目が離せないようだ。

「大丈夫。私は大丈夫だから。」
「バニラ様ならそう言うハルカさんを絶対に放っておきませんから。」

 痛いところを突かれたのか、視線を逸らす遥香。
 ちゃんと見ているソニアが近くに居るのはとても心強い。

「フィオナ、後の事は頼む。」
「お任せください。」

 部屋を出て、通話器を起動しようとするが、ミニではないタマモが現れて邪魔をした。

「どうした?」
『ようやく違和感の正体が分かったのじゃ。サクラがもう一人おる。何処かまではよく分からぬが…』
「本当か?」
『例の残滓の影響で確信が持てぬ。遥香をぬか喜びさせたくないのじゃ…』

 耳と尻尾を小さくしたまま項垂れるタマモの頭を撫でてやる。

「その気持ちだけで十分だ。カトリーナには伝えるなよ。遥香に漏れるから。」
『分かっておる。リリとアズサには伝えておこう。』
「頼む。」

 自室に戻り、防音の魔導具を起動してから通話器を手にする。
 何度もバニラと様々なやり取りをした、細かい傷だらけの通話器を見つめると、込み上げてくる物がある。

「バカヤロウ…」

 それ以上、バニラに向ける言葉が思い浮かばなかった。




 ロドニーと義父達にはバニラが実験事故で行方不明になったとだけ伝えた。
 捜索は一家の総力を以て行われているとも伝えておく。
 全員が言葉を失い、それから協力は惜しまないと言ってきたが今は断った。山狩りと違い、人数が多くても解決できる事態ではない事だけは確かである。
 男性陣には揃って悔しそうに納得してくれたが、義母達には落ち込む姿を見せるなと揃って発破を掛けられてしまい恐縮しきりである。
 嫁達もそれで幾分か元気を取り戻したが、母のいないカトリーナとアリスは少し時間が掛かりそうだ。

「少し出てくる。ユキ、梓、リリも来るか?」
『はい…』

 溶岩で進めなかったという報告以来、何かの拍子で泣き出すリリと、作業が全く手に付かない梓を宿泊先に起きっぱなしには出来なかった。
 タマモが事情を伝えてはいるようだが、耳に入っていないらしい。

「私も行く。」

 そう言って、立ち上がったのは遥香。
 恐らく、勘づいているのだろう。何か隠していると思われているようだ。

「…分かった。」

 変に隠すと拗れそうなので、遥香も連れていく事にする。
 外に出て、牽引車だけを出して皆で乗り込む。遥香を助手席に乗せ、小柄な3人は後ろに乗ってもらった。カトリーナ、柊、ジュリアだと窮屈に感じる後部座席も、この3人だと余裕があるように見える。

「…ちょっとだけお姉ちゃんの香水の匂いがするね。」
「そうなのか?気にしたことなかったな…」

 そんな物を使っていたことも気付かなかった。
 付き合いは長いが、気付いていないこと、知らないことも多そうだ…

「おねーちゃん、移動中は誰よりもここに居る時間が長いから…
 なんか適度に狭くて落ち着くって言ってたよ。」
「お姉ちゃんって、そういう変わった所あるよね…」

 肘掛けを撫でながら遥香が言う。
 育ちが特殊なバニラの事だ。それにも何か事情があるのかもしれない。

「何処か目的の場所があるんでしょ?」

 そう言って、若干睨み付けるようにオレを見る。そんな目で見られてもバニラを連れ戻せる確信は得られないのだが、何かに当たらないと気持ちが抑えられないのだろうと思うことにした。

『妾から説明しよう。』

 遥香の影からタマモが飛び出し、サクラに似た反応をずっと付近で感じていたこと、可能性があるならまずはそこだろうという事を遥香に伝えた。
 他の三人は既に話を聞いているので、特に反応はしなかったが、遥香はジッとタマモを見つめるだけ。ただ、そこには表現し難い思いが渦巻いている。怒り、悲しみ、期待もあるのだろうか?

『サクラも出来る限りの事をしたのじゃ。
 ハルカよ、何があってもサクラを責めてはいかんぞ。あれはむしろ、巻き込まれた側なのじゃから。』
「…分かってる。」

 小さな声で答えると、タマモを掴む力が緩み、自由になれたタマモは正面へと向き直った。

「…分かってる。誰にもどうしようもなかったって。
 きっと、今回もお姉ちゃんがいつもみたいに限界を越えて、何かやって、こうなったのも想像できる。
 だけど、こんな別れは認めない。絶対に認めないから。あのにくたらしいえがおに…いっぱつ…ビンタするんだから…」

 最後は嗚咽混じりでなんとか聞こえるレベル。
 だが、遥香に言っておかないとダメな事がある。

「ハルカ、やるなら肩にしておけ。お前のビンタは痕が残りそうだからな。」
「…おとうさんのそういうとこ、だいきらい。」

 二人を思っての言葉だったが、逆にオレに特攻攻撃として跳ね返って来てしまったのであった…




 タマモにナビゲーションされること1時間。オレたちは海上まで移動してきている。

「ここまで来ると分かるが、よく気付いたな。」
『ダンジョン特有の反応があるのじゃ。いわゆる縄張りみたいなもので、妾にはよくわかるが人間には分からぬじゃろ。』

 オレにもかすかにしか分からず、西の山からではとてもじゃないが把握できる反応ではなかった。

「おとーちゃん、牽引車は任せて。私は待ってるから…」
「ダメですぜ。ちゃんとその目で確認してこないとアズサ様は先に進めやせんから。」

 厳しいことを言うユキ。声色にも有無を言わせない凄みがある。
 その言葉は、なんとしても乗り越えて欲しいという、義母殿の思いを引き継いで来たようにも思えた。

「うん…そうだよね…」

 青い顔のままのリリが梓の手に触れる。
 もっと恐ろしいと感じているのはリリだろう。
 自分の刻印がまずかったのではないかと、ずっと悩み、自分を責め続けていた。
 それは今、この瞬間もそうなのだろう。
 あまりにもショックだったのか、あれから全くリリの声を聞いていない…

「サクラに事情を聞きに行くぞ。」
「うん。」
「いってらっしゃいやせ。牽引車はこのままにしておきやすから。」
「頼む。」

 車外にオレと遥香はピラーを出して、オレはリリを、遥香は梓を後ろから抱き止めるようにする。

【バブル】

 魔法を発動し、運転席のユキに手を振ってから海中へと潜り始めた。
 マーマン達のいる海とはまた違う光景も、今は何の感想も湧かない。

『場所は分かるかの?』
「ああ。ここまで来ればハッキリな。」

 海藻だらけの暗い岩場に感じる魔力溜まり。
 それはだいぶ抑えられているが、よく知る魔力だ。
 遥香も認識できているようで、一心不乱に進んでいく。
 周囲に変な反応が無いことを確認しつつ、オレも遥香の後を追い、少し遅れてサクラのダンジョンへと入った。

「サクラ!」

 薄暗い無機質なダンジョン。訓練に使ったままだが、こんなに暗いことはなかった。

『待ってたわ…長かった…本当に長かったわよ…』

 色の薄くなった気のするサクラが現れ、緑のポータルを発生させた。

「お姉ちゃんは!?」
『この先にいるわ…』

 居ても立ってもいられず、飛び込む3人。

「サクラ、魔力は必要か?」
『お願い…少し分けて欲しい…』
「好きなだけ持っていけ。オレにはそれしか取り柄がないからな。」
『ありがとう…』

 手を差し出すと、半分以上魔力を吸い取られる。思った以上に吸い取ったな。

『ああ…1183年ぶりの魔力よ…この日をどんだけ待って、信じていたか…』

 オレたちにとっては1日くらいしか経っていないが、サクラにとって気が遠くなるほど長い時間だったようだ。
 そう思うと、あれだけ取り乱してしまったのが恥ずかしい…

「なんだ、泣いてるのか?」
『ええ、そうよ!そのデリカシーの無さに泣いてるのよ!』

 肩を思いっきり蹴られる。

『…バニラの所に行ってあげて。一番会いたいのはあなただから。』
「一緒に来い。お前が元気じゃなきゃ、一緒にいたバニラも悲しむ。」
『…そうね。よく知ってるわ。』

 茶化すこと無く黙ってやり取りを見ていた肩のタマモが、普通の大きさになってサクラを抱えると労うように頭を撫でた。
 ポータルを抜けると、やつれたバニラを三人が泣きながら抱き締め、バニラはただ困惑した様子を見せている。事態を飲み込めていないのだろう。
 魔力に遥香の時のような淀みがあるが、徐々に改善されていた。袖が一部無くなっているのが気になるが、体も飢餓と睡眠不足以外の異常はないようである。

「バニラ。」
「とうさん…」

 ひどいしゃがれ声で、涙の痕がくっきり残っているバニラ。どれだけ泣いたのか、想像がつかない。

「どうして…まだ1ヶ月くらいしか経って…」
『ありったけのリソースを使って、限界まで時間を遅らせたのよ。あたしはキッチリ1183年生きたけど、バニラにとっては50日くらいね。
 あれだけ自分で準備してきた食事も、ほとんど摂ろうとしないから参ったわ…』
「そんな事聞いていない…」
『言ったわよ。毎日言ってたわ。』

 完全に生きる気力を失っていたのだろう。毛布も何もない床に…とにかく汚くなりながらずっと横たわっていたようだ。

「バニラ、まずは綺麗にしよう。お前たち3人もだ。それから掃除をする。その後は…」

 オレの魔法で一気に4人とサクラとタマモを綺麗にし、掃除もついでに済ませる。
 なぜ妾まで?という顔のタマモだが、一回も洗ってなかったのでちょうど良い機会だ。

「食事をしよう。そして…」

 オレはポータルの方を見る。
 入ってきた時に言及しなかったが、ダンジョン内は魔素に満ちていた。恐らく、バニラの淀んだ魔力を代わりに溜め込んでしまったのだろう。
 それを解消するのが最優先だ。

「1183年分の歪みを直す。一家総出でダンジョン掃除をするぞ!クエストスタートだ!」
『おー!』

 こうして、第一次サクラダンジョン大掃除作戦が始まった。



「ああ…からだが…こころがおいつかない…」
『バニラ、それはあたしもよ。あたしたちはゆっくり休ませてもらいましょう…』

 遥香のコバルトに抱えられたバニラがそのまま眠ってしまう。
 困惑するコバルトの姿に、オレたちは思わず笑ってしまった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日発売! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

処理中です...