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東條ちずる誕生の秘話
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来るのか聞いてみると、まさるがいう事には、きぬは凄い霊能者で、全国からきぬを訪ねて来る人達でいつも、絶える事がないと話してくれた。それだけに、きぬからこれから生まれて来る我が子が、霊能者という事をある意味理解していても、まだどこか、信じがたいと言う思いがなみえにはあった。
やがて、なみえは、生み月を迎えた。本来なら、なみえは実家に帰ってお産を迎えたいところなのだが、なみえの母佳子が、一週間前から、原因不明の高熱を出して病院に搬送されて、意識ははっきりしているものの、原因がはっきりするまでは退院の許可が許されない状況なのだ。そんな訳で、なみえは東條家の姑秋に、申し訳ないがお産のお世話をお願いするしかなかった。姑秋は、とても気さくな性格で、産まれたときからこの根津で育ち、間違ったことは大嫌いだが、喧嘩ごしに相手に歯向かう様な性格ではなく、ちょっと落ちついた感じの、下町っ子と言った風である。また、まさるの父親は光一と言って、やはり、根津の育ちで、秋とは幼馴染で、2人は、互いに大人になったら、結婚するのであろうと、運命的なものお感じていたのだった。光一は少々頑固な性格で、元銀行員であり、今は亡き父の光成の気性に似ているようだった。光成は、大工職人にんであったが、間違ったことがあれば、とことんまで相手を追求する性格で、頑固な気質でもあった。その頑固さが光一にも受け継がれているようで、秋はいつもまさるに愚痴をこぼしていた。そこえ、なみえという、とても穏やかな性格の嫁が来てくれたことで、秋は我が家にも、少しは癒しの空間が出来たと、喜んでいた。だから今回、なみえの妊娠を誰よりも喜び、なみえの実家の事情を知ったとき、秋はなみえのお産の面倒を見る事を決めていた。そこえ、なみえからお願いされ、秋は張り切っていた。次の日から、秋はやれベビーカーだの、赤ちゃんの物を買え揃え始めた。そんな秋の様子を見ていたきぬが、
「秋さんや、赤ちゃんはすぐに大きくなるんだから、ほどほどにしないよ。まさるの時は、親戚の人達にお古
もらったりしたので、そう、買わなくて済んだでしょう。」
「あらお義母さん。今回は待望の女の子なんです。お古なんて着せられませんよ。」
やがて、なみえは、生み月を迎えた。本来なら、なみえは実家に帰ってお産を迎えたいところなのだが、なみえの母佳子が、一週間前から、原因不明の高熱を出して病院に搬送されて、意識ははっきりしているものの、原因がはっきりするまでは退院の許可が許されない状況なのだ。そんな訳で、なみえは東條家の姑秋に、申し訳ないがお産のお世話をお願いするしかなかった。姑秋は、とても気さくな性格で、産まれたときからこの根津で育ち、間違ったことは大嫌いだが、喧嘩ごしに相手に歯向かう様な性格ではなく、ちょっと落ちついた感じの、下町っ子と言った風である。また、まさるの父親は光一と言って、やはり、根津の育ちで、秋とは幼馴染で、2人は、互いに大人になったら、結婚するのであろうと、運命的なものお感じていたのだった。光一は少々頑固な性格で、元銀行員であり、今は亡き父の光成の気性に似ているようだった。光成は、大工職人にんであったが、間違ったことがあれば、とことんまで相手を追求する性格で、頑固な気質でもあった。その頑固さが光一にも受け継がれているようで、秋はいつもまさるに愚痴をこぼしていた。そこえ、なみえという、とても穏やかな性格の嫁が来てくれたことで、秋は我が家にも、少しは癒しの空間が出来たと、喜んでいた。だから今回、なみえの妊娠を誰よりも喜び、なみえの実家の事情を知ったとき、秋はなみえのお産の面倒を見る事を決めていた。そこえ、なみえからお願いされ、秋は張り切っていた。次の日から、秋はやれベビーカーだの、赤ちゃんの物を買え揃え始めた。そんな秋の様子を見ていたきぬが、
「秋さんや、赤ちゃんはすぐに大きくなるんだから、ほどほどにしないよ。まさるの時は、親戚の人達にお古
もらったりしたので、そう、買わなくて済んだでしょう。」
「あらお義母さん。今回は待望の女の子なんです。お古なんて着せられませんよ。」
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