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第3話
優しいキス
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二人のドライブから数週間がたち、俺たちはいつものように仕事に励んでいた。
「今日私、友達と二人で飲みに行くんです」
「旦那に子供任せてるから、私帰り歩いて帰らないといけないんだけど、迎えに来てもらえますか?」
といつもと違う甘えた声で俺を下から見上げてきた。
「今日は俺も帰りが遅くなるっていってあるから、迎えに行くぐらいなら大丈夫だよ」
と新婚夫婦の会話のように答えた。違和感はあるが。
「ありがとうございます。じゃあ9時頃に終わるので駅で待ってます」
と嬉しそうに彼女は言った。
なんで迎えに行くと言ってしまったんだろう。と若干の罪悪感はありながらも、そう言ってくれた彼女の可愛さには負けてしまい、一瞬でそんなもの吹き飛んでしまったのだ。
その後当たり前のようにLINEも交換して、彼女も帰り、昼から仕事に集中できずにいたことは今でも覚えている。
夜になり最終の仕事もおえ、俺は足早に他の社員と解散して車を走らせた。まだこの車に彼女の匂いがしばらく残ってて忘れられずにいたが、今日また更新される時が来たのだ。男の単純なところがでてしまった。
夜はそこまで車が多くいるわけではないから15分も早く駅についてしまい、窓を全開にしてタバコを吸っていた。
彼女の飲み会を邪魔したくなかったし連絡が来るまで待っていようと思ったが、自分の頭が彼女でいっぱいになりつい
「海です。もう着いてるけどゆっくりね」
といつもつけない絵文字なんか付けて送った。
するとすぐに既読がつき、10秒後「今どこですか?」と返信が来る。向こうも俺からのLINE待っていたのかと調子に乗る。
俺は辺りを見渡した。
一秒でも早く彼女に会いたくて車から外にでてそこまで高くない身長をめいいっぱい背伸びし彼女を探した。
LINE電話がふと鳴る。彼女からだ。
「もしもし?海さん今どこ?」
「北の駅でて左にあるコンビニの前だよ」
返信することも忘れていた。
ドキドキがとまらなく一旦車の中に戻り、タバコに火をつけようとすると、運転席の窓から化粧して髪を巻きメガネをかけた彼女がクスクスしながら俺を見ていたのだ。
いつも仕事の格好しか見ていなかったから、彼女の私服が増して輝いて見えた。白のふんわりとしたブラウスに短パンに黒のタイツ。
仕事では見せない色気のある格好だ。
彼女は俺がびっくりした顔から笑顔に戻ったことを確認し、助手席に乗る。
彼女のいつもと違う雰囲気に圧倒されながら彼女の家を聞き少し遠回りして帰る事にした。
今日の彼女は少し酔っているせいかアームレストに腕を乗っけさらに二の腕までも俺に密着しながら会話してきた。
よく仕事の帰り車を運転して帰っている時に、車に乗ってるカップルがよく密着しているのを知っているだろう。
いい気分になってしまっている俺は彼女の話をしっかりと聞き、数十分間彼氏気取りをしていた。
コンビニに寄りコーヒーを買い、二人で外でタバコを吸い、彼女の家までもう目の前まで来ていた。
すると彼女が、
「ここら辺が家だよ。あっちょっとまだ止まらずそのまままっすぐ進んでそこの交差点左に曲がって」
と言った。
彼女の夫が外でタバコを吸っていたのだ。
夜で車に乗ってる俺たちの姿は見えないだろうし、ましてやこの車に自分の妻が乗ってるとは思いもしないだろう。
焦った俺は少し速度をあげ交差点を左に曲がって車を止めた。
「焦ったー。まさかこのタイミングでタバコ吸ってるとは思わなかったよ」
そう言って彼女はシートベルトを外し、座席シートを少しだけ倒した。
ホッとしている姿を見た俺は彼女にこのまま帰ってほしくないと思い、彼女の手を握ってしまったのだ。
彼女はびっくりした様子もなく、切なそうな顔で俺を見つめ、顔を近づけながら目を閉じてきた。それに吸い込まれるようにして俺も目を閉じ初めて唇を交わすことになった。
彼女の唇はとても柔らかく、今までに味わったことのない、気持ちよさがあったことを今でも覚えている。
彼女の優しいキスと魅惑的な匂いに包まれながら。
「今日私、友達と二人で飲みに行くんです」
「旦那に子供任せてるから、私帰り歩いて帰らないといけないんだけど、迎えに来てもらえますか?」
といつもと違う甘えた声で俺を下から見上げてきた。
「今日は俺も帰りが遅くなるっていってあるから、迎えに行くぐらいなら大丈夫だよ」
と新婚夫婦の会話のように答えた。違和感はあるが。
「ありがとうございます。じゃあ9時頃に終わるので駅で待ってます」
と嬉しそうに彼女は言った。
なんで迎えに行くと言ってしまったんだろう。と若干の罪悪感はありながらも、そう言ってくれた彼女の可愛さには負けてしまい、一瞬でそんなもの吹き飛んでしまったのだ。
その後当たり前のようにLINEも交換して、彼女も帰り、昼から仕事に集中できずにいたことは今でも覚えている。
夜になり最終の仕事もおえ、俺は足早に他の社員と解散して車を走らせた。まだこの車に彼女の匂いがしばらく残ってて忘れられずにいたが、今日また更新される時が来たのだ。男の単純なところがでてしまった。
夜はそこまで車が多くいるわけではないから15分も早く駅についてしまい、窓を全開にしてタバコを吸っていた。
彼女の飲み会を邪魔したくなかったし連絡が来るまで待っていようと思ったが、自分の頭が彼女でいっぱいになりつい
「海です。もう着いてるけどゆっくりね」
といつもつけない絵文字なんか付けて送った。
するとすぐに既読がつき、10秒後「今どこですか?」と返信が来る。向こうも俺からのLINE待っていたのかと調子に乗る。
俺は辺りを見渡した。
一秒でも早く彼女に会いたくて車から外にでてそこまで高くない身長をめいいっぱい背伸びし彼女を探した。
LINE電話がふと鳴る。彼女からだ。
「もしもし?海さん今どこ?」
「北の駅でて左にあるコンビニの前だよ」
返信することも忘れていた。
ドキドキがとまらなく一旦車の中に戻り、タバコに火をつけようとすると、運転席の窓から化粧して髪を巻きメガネをかけた彼女がクスクスしながら俺を見ていたのだ。
いつも仕事の格好しか見ていなかったから、彼女の私服が増して輝いて見えた。白のふんわりとしたブラウスに短パンに黒のタイツ。
仕事では見せない色気のある格好だ。
彼女は俺がびっくりした顔から笑顔に戻ったことを確認し、助手席に乗る。
彼女のいつもと違う雰囲気に圧倒されながら彼女の家を聞き少し遠回りして帰る事にした。
今日の彼女は少し酔っているせいかアームレストに腕を乗っけさらに二の腕までも俺に密着しながら会話してきた。
よく仕事の帰り車を運転して帰っている時に、車に乗ってるカップルがよく密着しているのを知っているだろう。
いい気分になってしまっている俺は彼女の話をしっかりと聞き、数十分間彼氏気取りをしていた。
コンビニに寄りコーヒーを買い、二人で外でタバコを吸い、彼女の家までもう目の前まで来ていた。
すると彼女が、
「ここら辺が家だよ。あっちょっとまだ止まらずそのまままっすぐ進んでそこの交差点左に曲がって」
と言った。
彼女の夫が外でタバコを吸っていたのだ。
夜で車に乗ってる俺たちの姿は見えないだろうし、ましてやこの車に自分の妻が乗ってるとは思いもしないだろう。
焦った俺は少し速度をあげ交差点を左に曲がって車を止めた。
「焦ったー。まさかこのタイミングでタバコ吸ってるとは思わなかったよ」
そう言って彼女はシートベルトを外し、座席シートを少しだけ倒した。
ホッとしている姿を見た俺は彼女にこのまま帰ってほしくないと思い、彼女の手を握ってしまったのだ。
彼女はびっくりした様子もなく、切なそうな顔で俺を見つめ、顔を近づけながら目を閉じてきた。それに吸い込まれるようにして俺も目を閉じ初めて唇を交わすことになった。
彼女の唇はとても柔らかく、今までに味わったことのない、気持ちよさがあったことを今でも覚えている。
彼女の優しいキスと魅惑的な匂いに包まれながら。
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