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第6話
間違いな嫉妬心
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初めて彼女と身体を重ねてから1ヶ月がたとうとしていた。
歯止めが効かなくなった二人は、一日の中でどうにかして二人の時間を作り、会っては愛し合っていた。どこかの駐車場に停めて会ったり、彼女の家に行ったり。
外で会うときは時間が30分や1時間の時もあれば、15分しかないときもあったが、俺たちにとってその時間はとても現実逃避をした最高の時間だったと今でも思う。
好きな人に会える時間が限られると人間って本能が出てしまうものだ。
身体を重ね合う前なんかは相手の様子をうかがったりしていたがその時は会ったらすぐ抱きしめ、キスをし、服を脱がし、すぐに身体を重ねあっていた。
会話なんかほぼすることなく、ただただお互いの愛を確かめあっていたのだ。
だが、そんな幸せな時間なんかそう長く続かずその時間はすぐに終わりがやってくる。
終わった後、2人でタバコを吸い二人にしかわからない会話の薄い話をしながら二人はその場を後にするのだ。いつも彼女の車の窓から顔をだしこっちに手を振ってくる姿は笑顔だったが、切なそうにも見えた。
それは俺も同じような顔をしていたからだろう。
それにその後は彼女が見えなくなり、車で1分程ボーっとし、家に帰る途中いつもひねくれた考えになってしまっていた。
「どうせ。家に帰っても旦那さんとするんだよな」
「一緒に寝て抱きしめあってキスをしたりなんかして」
「うまいことごまかそうとして愛し合うんだろうな」
なぜかその時には強い嫉妬心と彼女と旦那さんがするところを想像しながら興奮している自分までもいた。
その状態でいつも家に帰る俺は布団に入って一人でする時もあった。
彼女が旦那さんとしているのを想像しながら。
初めて愛し合うまでは彼女の旦那さんの事なんか気にもしなかった。ただひたすら自分に振り向いて欲しいと思っていたから。
しかし、ある時彼女といつものように愛しあっていると、彼女が旦那さんの名前をボソッと口に出したのだ。
彼女はうまくごまかしたつもりだが俺はしっかりと鮮明に覚えている。
「会える時間が少ししかないのに」
「俺はお前に夢中なのに」
「なぜ俺の名前じゃない。俺でいっぱいじゃないのか」
と。
だが毎回自分にも罪悪感があったのは確かだ。
自分にも妻、子供がいながらもこんなことをしている。
彼女も恐らく同じような気持ちになっていたのだろう。
確かに最近、普段の話をするとき彼女は俺の妻の事、子供の事を少しずつ聞いてくるようになった。
あまり話したくなかったが彼女も色々気になっていたんだろう。
その度その日の夜のラインは、いつもならすぐにたくさんのハートが入った絵文字付きのメッセージがくるのに、絵文字もなく短文で冷たいメッセージが多かった。
「そうなんだね」
「うん」
この連続。
俺だって素直に小春が好きだって言いたいのに、どうすることもできないこの状況。会いに行って抱きしめることもできない。
俺も彼女も、二人だけの秘密な幸せな時間を過ごした後は必ずこうなっていた。
そして俺は。
ある時俺の家族に二人目の子供ができた。
歯止めが効かなくなった二人は、一日の中でどうにかして二人の時間を作り、会っては愛し合っていた。どこかの駐車場に停めて会ったり、彼女の家に行ったり。
外で会うときは時間が30分や1時間の時もあれば、15分しかないときもあったが、俺たちにとってその時間はとても現実逃避をした最高の時間だったと今でも思う。
好きな人に会える時間が限られると人間って本能が出てしまうものだ。
身体を重ね合う前なんかは相手の様子をうかがったりしていたがその時は会ったらすぐ抱きしめ、キスをし、服を脱がし、すぐに身体を重ねあっていた。
会話なんかほぼすることなく、ただただお互いの愛を確かめあっていたのだ。
だが、そんな幸せな時間なんかそう長く続かずその時間はすぐに終わりがやってくる。
終わった後、2人でタバコを吸い二人にしかわからない会話の薄い話をしながら二人はその場を後にするのだ。いつも彼女の車の窓から顔をだしこっちに手を振ってくる姿は笑顔だったが、切なそうにも見えた。
それは俺も同じような顔をしていたからだろう。
それにその後は彼女が見えなくなり、車で1分程ボーっとし、家に帰る途中いつもひねくれた考えになってしまっていた。
「どうせ。家に帰っても旦那さんとするんだよな」
「一緒に寝て抱きしめあってキスをしたりなんかして」
「うまいことごまかそうとして愛し合うんだろうな」
なぜかその時には強い嫉妬心と彼女と旦那さんがするところを想像しながら興奮している自分までもいた。
その状態でいつも家に帰る俺は布団に入って一人でする時もあった。
彼女が旦那さんとしているのを想像しながら。
初めて愛し合うまでは彼女の旦那さんの事なんか気にもしなかった。ただひたすら自分に振り向いて欲しいと思っていたから。
しかし、ある時彼女といつものように愛しあっていると、彼女が旦那さんの名前をボソッと口に出したのだ。
彼女はうまくごまかしたつもりだが俺はしっかりと鮮明に覚えている。
「会える時間が少ししかないのに」
「俺はお前に夢中なのに」
「なぜ俺の名前じゃない。俺でいっぱいじゃないのか」
と。
だが毎回自分にも罪悪感があったのは確かだ。
自分にも妻、子供がいながらもこんなことをしている。
彼女も恐らく同じような気持ちになっていたのだろう。
確かに最近、普段の話をするとき彼女は俺の妻の事、子供の事を少しずつ聞いてくるようになった。
あまり話したくなかったが彼女も色々気になっていたんだろう。
その度その日の夜のラインは、いつもならすぐにたくさんのハートが入った絵文字付きのメッセージがくるのに、絵文字もなく短文で冷たいメッセージが多かった。
「そうなんだね」
「うん」
この連続。
俺だって素直に小春が好きだって言いたいのに、どうすることもできないこの状況。会いに行って抱きしめることもできない。
俺も彼女も、二人だけの秘密な幸せな時間を過ごした後は必ずこうなっていた。
そして俺は。
ある時俺の家族に二人目の子供ができた。
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