20 / 29
20.マリカ
しおりを挟む
その頃、大統領もといジャスティン邸では・・・。
地下室で、ミルが裸で透明の液体が入ったポッドに直立で浮かんでいた。髪の色は赤いままだ。
その隣ではアクセルが待機している。
ミルの様子を伺い、ジャスティンは満足げな顔をしていた。
「マリカ。ついに最終段階まで来たか。ラグランのおかげだな。」
ジャスティンはミルのことをマリカと呼んだ。
そこへ、コツコツと足音を立てながら秘書のローラが入ってきた。報告をする。
「ジャスティン様。ラグラン様はどうやら今日中にいらっしゃるそうです。」
「そうか。・・・アクセル、マリカを最終形態に調整しろ。」
「かしこまりました。」
アクセルが執事のごとく丁寧なおじぎをする。
「この国を。いや、世界を暴走させる。」
ジャスティンはミルの入っているポッドを丁寧に触りながら、つぶやくのだった。
「愛している、マリカ・・・。」
そして、ラグラン達は大統領邸へと向かっていた。
地下室で、ミルが裸で透明の液体が入ったポッドに直立で浮かんでいた。髪の色は赤いままだ。
その隣ではアクセルが待機している。
ミルの様子を伺い、ジャスティンは満足げな顔をしていた。
「マリカ。ついに最終段階まで来たか。ラグランのおかげだな。」
ジャスティンはミルのことをマリカと呼んだ。
そこへ、コツコツと足音を立てながら秘書のローラが入ってきた。報告をする。
「ジャスティン様。ラグラン様はどうやら今日中にいらっしゃるそうです。」
「そうか。・・・アクセル、マリカを最終形態に調整しろ。」
「かしこまりました。」
アクセルが執事のごとく丁寧なおじぎをする。
「この国を。いや、世界を暴走させる。」
ジャスティンはミルの入っているポッドを丁寧に触りながら、つぶやくのだった。
「愛している、マリカ・・・。」
そして、ラグラン達は大統領邸へと向かっていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる