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始まり
始まり
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始まりは、両親の仕事の都合で俺と一緒に住めなくなったこと。別に気にしてない。兵庫県の田舎町にばあちゃんがいて、一緒に暮らすことになった。ただそれだけだ。別にいいよ。仕事が好きならそれでいい。でも、俺をばあちゃんに預けて両親が帰って、2人きりになった時に、おばあちゃんが何でもなさそうな口調で言ったんだ。
「あきちゃんは、かわいそうだね。」って
「なにが?」俺も何でもなさそうな口調で聞いた。
「普通は親といたいもんだろ?」
「別にいいよ。ばあちゃんがいるから。」
そう言った俺をばあちゃんは何とも説明し難い目で見つめ返してきた。その時、俺は可哀想な子なのかと始めて考えた。考えた結果、やっぱり、別にええかとなった。
「学校で友達できるとええな」とか「好きな子できたらええな」とか「弁当とかあげて仲良くしてもらいよ」とか横でばあちゃんはアドバイスしてくれていたが、俺はそんな事よりも早く寝たかった。
「もー、分かったって、みんなにあげるなら弁当豪華にしてくれよ」って言ったら、ばあちゃんは笑って喜んでいた。
次の日、俺は転校初日に弁当のおかずを隣の女の子にいるかと聞いたら、いらないと言われたので全て自分で食べた。
「あきちゃんは、かわいそうだね。」って
「なにが?」俺も何でもなさそうな口調で聞いた。
「普通は親といたいもんだろ?」
「別にいいよ。ばあちゃんがいるから。」
そう言った俺をばあちゃんは何とも説明し難い目で見つめ返してきた。その時、俺は可哀想な子なのかと始めて考えた。考えた結果、やっぱり、別にええかとなった。
「学校で友達できるとええな」とか「好きな子できたらええな」とか「弁当とかあげて仲良くしてもらいよ」とか横でばあちゃんはアドバイスしてくれていたが、俺はそんな事よりも早く寝たかった。
「もー、分かったって、みんなにあげるなら弁当豪華にしてくれよ」って言ったら、ばあちゃんは笑って喜んでいた。
次の日、俺は転校初日に弁当のおかずを隣の女の子にいるかと聞いたら、いらないと言われたので全て自分で食べた。
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