47 / 48
46話 最終決戦なのですわ
しおりを挟む
――ギイン!! その時、鋭い音がして何かが魔王の攻撃を阻んだ。
「『万能障壁』。私の障壁は物理・魔法どちらの攻撃も打ち砕く」
「……ウルスラ!!」
それはウルスラであった。あらゆる属性の魔法を使いこなす、勇者パーティの守護神。その姿が再び。
「よく来てくれた!」
「よくないわよ……デートが台無しよ!」
ウルスラはハルトを怒鳴りつけた。
「なにをごちゃごちゃ……しかし都合がいい。そこの女賢者もろともあの世に送ってくれよう『影王霊蒼殺』!!」
「……くっ『万能障壁』!!」
「ハルト!!」
その時、甲高い呼び声にハルトは空を仰いだ。そこに飛び込んできたのはアクアたんであった。
「アクアたん!」
「この魔王に対抗できるのはこの私……聖剣アクアビッドです。さあ!」
アクアたんはメイドの姿から元の聖剣の姿に変化し、ハルトの手に収まった。
「よし! 魔王ダンタロス覚悟! 『光剣魔星撃』!」
ハルトは聖剣アクアビッドを振りかぶり、光の奔流を放った。
「ぐああああっ!」
「……効いた!」
魔王ダンタロスは攻撃を浴びて呻き苦しんだ。しかし、ギリギリの所で倒れることなくハルトとウルスラの前に立ちふさがっている。
「何よ、しぶといわね」
「もう一度!」
「……待ってください!!」
劇場の入り口から飛んで来た声。その声に皆振り返った。そこにいたのは……まさかのセシルである。
「セシル……? なんで?」
「おい! 危険だ、ここから離れろ!」
驚いたハルト達はセシルを待避させようとした。しかしセシルは逃げるどころか、舞台に向かってつかつかと歩いてくる。
「その声……ダンご主人様でしょう?」
「セシル……なぜ来たのだ……」
「アクアたんの後を追っていたらダンご主人様の声がしたので」
ハルト達は突然魔王ダンタロスと話し始めたセシルに面食らった。
「ダンタロス……ダンご主人様……まさかこの魔王がめろでぃたいむのご主人様!?」
「えっ、どういう事だいリリアンナ」
「この方はセシル推しのご主人様ですわ!」
「魔王が? メイドカフェに!? なんだって……」
『ハルト、私もまた萌えの力で復活したのです。その逆もしかりかと思います』
「そ、そうか」
という事は、この魔王はワーズの街そしてめろでぃたいむに満ちる萌えの気で力を取り戻したという事だ。
「皮肉ね……」
それを聞いたウルスラは呻いた。強い思いが邪な力と結びつき、厄災となって帰ってくるなんて。
「ゆるせませんわ……萌えをなんだと思っているんですの!」
そしてさらに激高したのは当然リリアンナである。怒りに震え、前に出た。
「おい、リリアンナあぶない」
「魔王ダンタロス! これだけは言わせてもらいますわ!」
ハルトの制止も聞かず、リリアンナは叫んだ。
「世界征服と推しとどちらが大事なのですか!?」
「――ええ!?」
その問いにハルトとウルスラは顎が外れそうになった。
「そんなもの決まっておろう……」
「推しですわよね!!」
「……!?」
そしてそんな事を急に聞かれた魔王ダンタロスも戸惑っていた。
「世界を手に入れてどうするのです。世界は自分で作るものですわ!」
「何を……」
「私が作った世界をお気に召したのでしょう? セシルのお給仕で癒やされたのでしょう? それをただ奪うなんてっ」
「……妖精さん、私に話させてください」
リリアンナを押しとどめて、今度はセシルが前に出た。
「ダンご主人様、私はご主人様といて楽しかったです。こんなお別れになるなんて……」
「セ、セシル……」
「だから最後に聞いて欲しいんです。見ててくださいね、『恋のお給仕1.2.3』」
「そ、それは……!!」
セシルはアカペラで歌い踊りはじめた。
「「愛のっ、お給仕っ、1,2,3~」
「1.2.3!」
「愛と癒やしを届けますーっ!」
「セシル!」
もうそこにはかつて自分を不器用な牛と卑下したセシルの姿はなかった。真っ直ぐにダンタロスを見つめ、彼だけの為に踊るセシル。魔王ダンタロスも思わす合いの手を入れていた。
「ありがとう、ございました」
ひとしきり踊り終わると、セシルはそう言って頭を下げた。
「セシル……セシル……うう……う?」
その時、魔王ダンタロスに変化が起きた。巨大な体が見る間に収縮していく。
「これは……? どうしたんだ、ウルスラ?」
「おそらく萌えのパワーがさらに注入されて変化を起こしているんだわ!」
『ハルト、今です!』
「お、おう!」
ハルトは聖剣アクアゾッドを天に向かって突き上げた。
「これでも食らえ! 『吸魔の光』」
剣の切っ先から光が放たれ、魔王ダンタロスへと向かう。周囲は光りで満たされた。
「おおお……あああ……!!」
ダンタロスの呻く声が聞こえ、やがて止んだ。ハルトは光り輝くアクアゾッドの刀身を鞘に収める。
「……勝った、か」
「ハルト様! あれを見てくださいまし」
「ん?」
ハルトが魔王ダンタロスのいた舞台上を見ると、なにかが蠢いている。
「まだか、しぶとい奴め!」
そう言ってハルトが被さっていた黒いコートを剥ぐと……。
「みゅー! にゅー!」
「……なんだこれ」
そこには猫のような犬のような生き物がいた。恐怖のせいか震えている。
「これがダンタロス!?」
『ハルト……恐らく先程の攻撃で魔の力を使い果たしたのです。つまり……』
「つまり?」
「ここにいるのは純粋な萌え、って事ですわ」
気が付けば、リリアンナとセシルがハルトの背後に立っていた。
「ダンご主人様……こんなに小さくなっちゃって」
「ダンタロスっていうかダンちゃんですわね」
「うふふ……かわいい」
セシルは臆する事無くダンタロス……ダンちゃんを抱き上げた。
「ダンちゃん!」
「みにゅー!」
「妖精さん、この子寮で飼っちゃだめでしょうか?」
「……しかたないわね」
「おいおい大丈夫かよ!?」
ハルトは今は可愛い小動物の姿をしていても魔王なんだぞと思った。
「でも……その方がいいと思うわ」
「ウルスラまで?」
「常に萌えに囲まれていたら魔の入り込む隙もなくなるでしょう」
「そ、そうか……」
「いいものを見てしまった……」
一人だけ良い子で物陰に隠れていた男爵は泣きながら拍手を送っていた。かくて、魔王は倒され……ワーズの街に人知れず平和が戻ったのである。
「『万能障壁』。私の障壁は物理・魔法どちらの攻撃も打ち砕く」
「……ウルスラ!!」
それはウルスラであった。あらゆる属性の魔法を使いこなす、勇者パーティの守護神。その姿が再び。
「よく来てくれた!」
「よくないわよ……デートが台無しよ!」
ウルスラはハルトを怒鳴りつけた。
「なにをごちゃごちゃ……しかし都合がいい。そこの女賢者もろともあの世に送ってくれよう『影王霊蒼殺』!!」
「……くっ『万能障壁』!!」
「ハルト!!」
その時、甲高い呼び声にハルトは空を仰いだ。そこに飛び込んできたのはアクアたんであった。
「アクアたん!」
「この魔王に対抗できるのはこの私……聖剣アクアビッドです。さあ!」
アクアたんはメイドの姿から元の聖剣の姿に変化し、ハルトの手に収まった。
「よし! 魔王ダンタロス覚悟! 『光剣魔星撃』!」
ハルトは聖剣アクアビッドを振りかぶり、光の奔流を放った。
「ぐああああっ!」
「……効いた!」
魔王ダンタロスは攻撃を浴びて呻き苦しんだ。しかし、ギリギリの所で倒れることなくハルトとウルスラの前に立ちふさがっている。
「何よ、しぶといわね」
「もう一度!」
「……待ってください!!」
劇場の入り口から飛んで来た声。その声に皆振り返った。そこにいたのは……まさかのセシルである。
「セシル……? なんで?」
「おい! 危険だ、ここから離れろ!」
驚いたハルト達はセシルを待避させようとした。しかしセシルは逃げるどころか、舞台に向かってつかつかと歩いてくる。
「その声……ダンご主人様でしょう?」
「セシル……なぜ来たのだ……」
「アクアたんの後を追っていたらダンご主人様の声がしたので」
ハルト達は突然魔王ダンタロスと話し始めたセシルに面食らった。
「ダンタロス……ダンご主人様……まさかこの魔王がめろでぃたいむのご主人様!?」
「えっ、どういう事だいリリアンナ」
「この方はセシル推しのご主人様ですわ!」
「魔王が? メイドカフェに!? なんだって……」
『ハルト、私もまた萌えの力で復活したのです。その逆もしかりかと思います』
「そ、そうか」
という事は、この魔王はワーズの街そしてめろでぃたいむに満ちる萌えの気で力を取り戻したという事だ。
「皮肉ね……」
それを聞いたウルスラは呻いた。強い思いが邪な力と結びつき、厄災となって帰ってくるなんて。
「ゆるせませんわ……萌えをなんだと思っているんですの!」
そしてさらに激高したのは当然リリアンナである。怒りに震え、前に出た。
「おい、リリアンナあぶない」
「魔王ダンタロス! これだけは言わせてもらいますわ!」
ハルトの制止も聞かず、リリアンナは叫んだ。
「世界征服と推しとどちらが大事なのですか!?」
「――ええ!?」
その問いにハルトとウルスラは顎が外れそうになった。
「そんなもの決まっておろう……」
「推しですわよね!!」
「……!?」
そしてそんな事を急に聞かれた魔王ダンタロスも戸惑っていた。
「世界を手に入れてどうするのです。世界は自分で作るものですわ!」
「何を……」
「私が作った世界をお気に召したのでしょう? セシルのお給仕で癒やされたのでしょう? それをただ奪うなんてっ」
「……妖精さん、私に話させてください」
リリアンナを押しとどめて、今度はセシルが前に出た。
「ダンご主人様、私はご主人様といて楽しかったです。こんなお別れになるなんて……」
「セ、セシル……」
「だから最後に聞いて欲しいんです。見ててくださいね、『恋のお給仕1.2.3』」
「そ、それは……!!」
セシルはアカペラで歌い踊りはじめた。
「「愛のっ、お給仕っ、1,2,3~」
「1.2.3!」
「愛と癒やしを届けますーっ!」
「セシル!」
もうそこにはかつて自分を不器用な牛と卑下したセシルの姿はなかった。真っ直ぐにダンタロスを見つめ、彼だけの為に踊るセシル。魔王ダンタロスも思わす合いの手を入れていた。
「ありがとう、ございました」
ひとしきり踊り終わると、セシルはそう言って頭を下げた。
「セシル……セシル……うう……う?」
その時、魔王ダンタロスに変化が起きた。巨大な体が見る間に収縮していく。
「これは……? どうしたんだ、ウルスラ?」
「おそらく萌えのパワーがさらに注入されて変化を起こしているんだわ!」
『ハルト、今です!』
「お、おう!」
ハルトは聖剣アクアゾッドを天に向かって突き上げた。
「これでも食らえ! 『吸魔の光』」
剣の切っ先から光が放たれ、魔王ダンタロスへと向かう。周囲は光りで満たされた。
「おおお……あああ……!!」
ダンタロスの呻く声が聞こえ、やがて止んだ。ハルトは光り輝くアクアゾッドの刀身を鞘に収める。
「……勝った、か」
「ハルト様! あれを見てくださいまし」
「ん?」
ハルトが魔王ダンタロスのいた舞台上を見ると、なにかが蠢いている。
「まだか、しぶとい奴め!」
そう言ってハルトが被さっていた黒いコートを剥ぐと……。
「みゅー! にゅー!」
「……なんだこれ」
そこには猫のような犬のような生き物がいた。恐怖のせいか震えている。
「これがダンタロス!?」
『ハルト……恐らく先程の攻撃で魔の力を使い果たしたのです。つまり……』
「つまり?」
「ここにいるのは純粋な萌え、って事ですわ」
気が付けば、リリアンナとセシルがハルトの背後に立っていた。
「ダンご主人様……こんなに小さくなっちゃって」
「ダンタロスっていうかダンちゃんですわね」
「うふふ……かわいい」
セシルは臆する事無くダンタロス……ダンちゃんを抱き上げた。
「ダンちゃん!」
「みにゅー!」
「妖精さん、この子寮で飼っちゃだめでしょうか?」
「……しかたないわね」
「おいおい大丈夫かよ!?」
ハルトは今は可愛い小動物の姿をしていても魔王なんだぞと思った。
「でも……その方がいいと思うわ」
「ウルスラまで?」
「常に萌えに囲まれていたら魔の入り込む隙もなくなるでしょう」
「そ、そうか……」
「いいものを見てしまった……」
一人だけ良い子で物陰に隠れていた男爵は泣きながら拍手を送っていた。かくて、魔王は倒され……ワーズの街に人知れず平和が戻ったのである。
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる