47 / 90
第二章
46話 街を散策
しおりを挟む
「いい加減にしないか」
若干苛立ちを隠せない声色を出したのはライアンだった。エミリアは一言も発さず、食堂の片隅で朝食の席はなんとも言えない空気に包まれていた。
「……この街が最後の街なのだ。私はこんな辛気くさいのはごめんだな」
「ご、ごめんなさい」
ようやくエミリアは絞り出すような声を出した。そう、この街が最後なのだ。四人揃っての旅もライアンとエミリアが襲撃の危険こそあれ、街という俗世にいられるのも。
「……」
エミリアはちらりと名無しを見たが、名無しは素知らぬ顔で朝食を食べているだけだった。肌を見せてしまった事を気にしているのは自分だけか、とエミリアは小さくため息をついた。
「……そろそろ部屋に戻って今後の段取りを話そう」
そう言った名無しは、元々乏しい表情がさらに読み取りづらくなっていた。一行は食堂を
後にして部屋に戻ると、ライアンとエミリアの部屋に集合した。
「さて、これからの予定だが……私は買い物をしようと思う」
「ライアン!? 国境を突破しないと……」
「はぁ……ライアン様……」
ライアンの突然の宣言に、エミリアは驚いた声を出しフレドリックはため息をつきながら頭を抱えた。
「何がおかしい。この機を逃せば私は一生人民の暮らしぶりを目にする事はないのだ」
「お気持ちは分かりますが……」
ライアンはなにも我が儘だけで言っている訳では無かった。その命を狙われ、王宮を出てはじめて目にした外の世界でライアンは皮肉にも自分の国の民の姿を知った。そしてアーロイスの居る限り、二度と目にすることのないのだ。
「いいんじゃないか」
ぽつりと口を開いたのは名無しだった。一番反対しそうな名無しの意外な発言に一行の視線が彼に集まった。
「俺は正規の手段で国境の関を通れない。暗闇が街を覆うまで待って突破する。その間は聖都で三人になってしまう」
「その時間は短いほどいい……ということですかな」
「ああ。関所の閉まるぎりぎりまでは当面やることはない」
それを聞いたライアンはニンマリと笑った。
「で、あればその時間を無為に過ごすことは無かろう」
「ライアン様……迷子は絶対ダメですからね……」
「分かっておる!」
フレドリックは眉根を寄せて、ライアンに言い含めた。鬱陶しそうに返事をしながらもライアンは嬉しそうだった。その笑顔に思わずエミリアの顔もほころんだ。
「……あんたは? どうする?」
「え? 私ですか?」
名無しはエミリアに問いかけた。エミリアはしばらく考え込んだ。自分の場合は昨夜襲撃相手を撃退している。
「尼僧は華美だったり多くの私物を持つのはよくないとされていますが……ちょっと……気にはなります」
エミリアは一人、巡礼者のローブを纏って街を巡ってきたが、旅の必需品を買うくらいでその格好で普通の村娘のように店を冷やかしたりは出来なかった。
「なら付いて行くか」
「はい……」
そんな訳で三人は荷をまとめると、関所の閉まる直前の時間まで街で時間を潰すことになった。
「ライアン様は一体どこに行く気なのですか?」
宿を出たフレドリックがライアンに聞いた。
「決めておらん」
「そ、そうですか……」
「ただ、今のうちに目に焼き付けておきたいのだ……」
「分かりました。お供します」
それから四人は街の大通りへと出た。国境最後の街とだけあって商店の規模も大きく、土産物屋なども並んでいる。
「肉屋に八百屋……衣料に靴や小物に本に玩具に……人の生活が詰まってるな」
「さようですね」
ライアンは感慨深げにその街なみを見つめた。ときおりその表情を曇らせながら。
「さぁ、陽気な曲のリクエストをいただきました、みなさんご存じの……」
通りの中央にはオルガン弾きが曲を披露していた。その曲に周囲の人々は一緒に歌ったり、小さい子供達はくるくる回ったりした。
「……ふふ」
ライアンは楽しげにその様子を見て微笑んだ。フレドリックはその様子を見てオルガン弾きに少々大目の投げ銭をしてやった。
「旦那様がた! よい旅を!」
帽子を取って深々と挨拶するオルガン弾きを後にして、四人は土産物のエリアにたどり着いた。
「あ、これ……」
それぞれ店先を冷やかしていたが、エミリアがふと足を止めた。それは庶民向けの小間物屋兼化粧品屋で、そこからふと香ってきた香りにエミリアは覚えがあった。
「お嬢さん、この街の名物の軟膏だよ。試してみるかい?」
「あ……昨日宿でちょっと使ってみました」
そこでエミリアは宿で後で買おうと思っていたのにうやむやになっていた事を思い出した。
「そうかい、宿だとぼったくられるからウチで買った方がいいよ!」
「そ、そうですか……」
威勢のいい店のおかみさんの売り文句に、エミリアは苦笑した。
「それ買うのか?」
「ええ、これくらいなら教会に持ち込んでも……香りも良かったです。私は好きです」
「ふうん」
名無しはエミリアの持っていた軟膏の容器をひょいと掴んだ。爽やかなハーブ主体の香りはエミリアらしいと思った。少なくとも以前にいった隣町の女給の付けていた香水よりよっぽどましだ。無言で匂いを嗅いでいる名無しにエミリアは怖々と聞いた。
「……嫌いですか、こういうの」
「いいや。ただ……」
「なんですか」
「クロエにはまだこういうのは早いな」
「そっちですか……」
エミリアはちょっと脱力して、こんな時もクロエの話になるのか、と思った。だがその直後にあんな小さなクロエに張り合ってどうする、と思った。
若干苛立ちを隠せない声色を出したのはライアンだった。エミリアは一言も発さず、食堂の片隅で朝食の席はなんとも言えない空気に包まれていた。
「……この街が最後の街なのだ。私はこんな辛気くさいのはごめんだな」
「ご、ごめんなさい」
ようやくエミリアは絞り出すような声を出した。そう、この街が最後なのだ。四人揃っての旅もライアンとエミリアが襲撃の危険こそあれ、街という俗世にいられるのも。
「……」
エミリアはちらりと名無しを見たが、名無しは素知らぬ顔で朝食を食べているだけだった。肌を見せてしまった事を気にしているのは自分だけか、とエミリアは小さくため息をついた。
「……そろそろ部屋に戻って今後の段取りを話そう」
そう言った名無しは、元々乏しい表情がさらに読み取りづらくなっていた。一行は食堂を
後にして部屋に戻ると、ライアンとエミリアの部屋に集合した。
「さて、これからの予定だが……私は買い物をしようと思う」
「ライアン!? 国境を突破しないと……」
「はぁ……ライアン様……」
ライアンの突然の宣言に、エミリアは驚いた声を出しフレドリックはため息をつきながら頭を抱えた。
「何がおかしい。この機を逃せば私は一生人民の暮らしぶりを目にする事はないのだ」
「お気持ちは分かりますが……」
ライアンはなにも我が儘だけで言っている訳では無かった。その命を狙われ、王宮を出てはじめて目にした外の世界でライアンは皮肉にも自分の国の民の姿を知った。そしてアーロイスの居る限り、二度と目にすることのないのだ。
「いいんじゃないか」
ぽつりと口を開いたのは名無しだった。一番反対しそうな名無しの意外な発言に一行の視線が彼に集まった。
「俺は正規の手段で国境の関を通れない。暗闇が街を覆うまで待って突破する。その間は聖都で三人になってしまう」
「その時間は短いほどいい……ということですかな」
「ああ。関所の閉まるぎりぎりまでは当面やることはない」
それを聞いたライアンはニンマリと笑った。
「で、あればその時間を無為に過ごすことは無かろう」
「ライアン様……迷子は絶対ダメですからね……」
「分かっておる!」
フレドリックは眉根を寄せて、ライアンに言い含めた。鬱陶しそうに返事をしながらもライアンは嬉しそうだった。その笑顔に思わずエミリアの顔もほころんだ。
「……あんたは? どうする?」
「え? 私ですか?」
名無しはエミリアに問いかけた。エミリアはしばらく考え込んだ。自分の場合は昨夜襲撃相手を撃退している。
「尼僧は華美だったり多くの私物を持つのはよくないとされていますが……ちょっと……気にはなります」
エミリアは一人、巡礼者のローブを纏って街を巡ってきたが、旅の必需品を買うくらいでその格好で普通の村娘のように店を冷やかしたりは出来なかった。
「なら付いて行くか」
「はい……」
そんな訳で三人は荷をまとめると、関所の閉まる直前の時間まで街で時間を潰すことになった。
「ライアン様は一体どこに行く気なのですか?」
宿を出たフレドリックがライアンに聞いた。
「決めておらん」
「そ、そうですか……」
「ただ、今のうちに目に焼き付けておきたいのだ……」
「分かりました。お供します」
それから四人は街の大通りへと出た。国境最後の街とだけあって商店の規模も大きく、土産物屋なども並んでいる。
「肉屋に八百屋……衣料に靴や小物に本に玩具に……人の生活が詰まってるな」
「さようですね」
ライアンは感慨深げにその街なみを見つめた。ときおりその表情を曇らせながら。
「さぁ、陽気な曲のリクエストをいただきました、みなさんご存じの……」
通りの中央にはオルガン弾きが曲を披露していた。その曲に周囲の人々は一緒に歌ったり、小さい子供達はくるくる回ったりした。
「……ふふ」
ライアンは楽しげにその様子を見て微笑んだ。フレドリックはその様子を見てオルガン弾きに少々大目の投げ銭をしてやった。
「旦那様がた! よい旅を!」
帽子を取って深々と挨拶するオルガン弾きを後にして、四人は土産物のエリアにたどり着いた。
「あ、これ……」
それぞれ店先を冷やかしていたが、エミリアがふと足を止めた。それは庶民向けの小間物屋兼化粧品屋で、そこからふと香ってきた香りにエミリアは覚えがあった。
「お嬢さん、この街の名物の軟膏だよ。試してみるかい?」
「あ……昨日宿でちょっと使ってみました」
そこでエミリアは宿で後で買おうと思っていたのにうやむやになっていた事を思い出した。
「そうかい、宿だとぼったくられるからウチで買った方がいいよ!」
「そ、そうですか……」
威勢のいい店のおかみさんの売り文句に、エミリアは苦笑した。
「それ買うのか?」
「ええ、これくらいなら教会に持ち込んでも……香りも良かったです。私は好きです」
「ふうん」
名無しはエミリアの持っていた軟膏の容器をひょいと掴んだ。爽やかなハーブ主体の香りはエミリアらしいと思った。少なくとも以前にいった隣町の女給の付けていた香水よりよっぽどましだ。無言で匂いを嗅いでいる名無しにエミリアは怖々と聞いた。
「……嫌いですか、こういうの」
「いいや。ただ……」
「なんですか」
「クロエにはまだこういうのは早いな」
「そっちですか……」
エミリアはちょっと脱力して、こんな時もクロエの話になるのか、と思った。だがその直後にあんな小さなクロエに張り合ってどうする、と思った。
1
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
若返った老騎士の食道楽~英雄は銀狼と共に自由気ままな旅をする~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
あるところに、数百年周期で現れる魔王がいた。
人族から生まれ、闇に魅入られし者、妖魔を統べる魔王と呼ばれる存在。
度々現れては、人々を恐怖のどん底に貶めてきた。
此度、その魔王との戦いに終止符を打った男がいた。
名をシグルド卿といい、六十歳を迎えた老人の男だ。
元平民にも関わらず、爵位を得て史上初の将軍にまで上り詰めた英雄である。
しかし、魔王と一騎討ちの末に相打ちになった……と世間では言われていた。
当の本人は実は生きており、しかも若返っていた。
そして自分が生きていることが知られると、色々と面倒なことになると悟った。
それにどうせなら、自由の身になって世界を旅したいと。
これは役目を終えた英雄が旅をし、様々な人と出会い、美味い物を食べていく物語。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
『捨てられシスターと傷ついた獣の修繕日誌』~「修理が遅い」と追放されたけど、DIY知識チートで壊れた家も心も直して、幸せな家庭を築きます
エリモコピコット
ファンタジー
【12/6 日間ランキング17位!】
「魔法で直せば一瞬だ。お前の手作業は時間の無駄なんだよ」
そう言われて勇者パーティを追放されたシスター、エリス。
彼女の魔法は弱く、派手な活躍はできない。 けれど彼女には、物の声を聞く『構造把握』の力と、前世から受け継いだ『DIY(日曜大工)』の知識があった。
傷心のまま辺境の村「ココン」に流れ着いた彼女は、一軒のボロ家と出会う。 隙間風だらけの壁、腐りかけた床。けれど、エリスは目を輝かせた。
「直せる。ここを、世界で一番温かい『帰る場所』にしよう!」
釘を使わない頑丈な家具、水汲み不要の自動ポンプ、冬でもポカポカの床暖房。
魔法文明が見落としていた「手間暇かけた技術」は、不便な辺境生活を快適な楽園へと変えていく。
やがてその温かい家には、 傷ついた銀髪の狼少女や、 素直になれないツンデレ黒猫、 人見知りな犬耳の鍛冶師が集まってきて――。
「エリス姉、あったか~い……」「……悔しいけど、この家から出られないわね」
これは、不器用なシスターが、壊れた家と、傷ついた心を修繕していく物語。 優しくて温かい、手作りのスローライフ・ファンタジー!
(※一方その頃、メンテナンス係を失った勇者パーティの装備はボロボロになり、冷たい野営で後悔の日々を送るのですが……それはまた別のお話)
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ゴミスキル【生態鑑定】で追放された俺、実は動物や神獣の心が分かる最強能力だったので、もふもふ達と辺境で幸せなスローライフを送る
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティの一員だったカイは、魔物の名前しか分からない【生態鑑定】スキルが原因で「役立たず」の烙印を押され、仲間から追放されてしまう。全てを失い、絶望の中でたどり着いた辺境の森。そこで彼は、自身のスキルが動物や魔物の「心」と意思疎通できる、唯一無二の能力であることに気づく。
森ウサギに衣食住を学び、神獣フェンリルやエンシェントドラゴンと友となり、もふもふな仲間たちに囲まれて、カイの穏やかなスローライフが始まった。彼が作る料理は魔物さえも惹きつけ、何気なく作った道具は「聖者の遺物」として王都を揺るがす。
一方、カイを失った勇者パーティは凋落の一途をたどっていた。自分たちの過ちに気づき、カイを連れ戻そうとする彼ら。しかし、カイの居場所は、もはやそこにはなかった。
これは、一人の心優しき青年が、大切な仲間たちと穏やかな日常を守るため、やがて伝説の「森の聖者」となる、心温まるスローライフファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる