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11.大好きな人(4)*
それもほんのわずかなことで、少しずつ波が引いていくと、次第に気持ちが凪ぎ始める。
はぁと深く息を吐いた。
「達したか?」
呆けているオレリアの顔を見下ろしている彼の口元は、愉悦に満ちた笑みを浮かべている。
「今の……こわい……」
「いや、怖くない。快楽の極みだ。慣れれば、何度でもいけるようになるから……何度でもいかせてやろう……」
ぐちゅりと膣を弄る指が増えた。
「ほら、もう三本入っている……」
信じられなかった。彼の指を三本もいれられるような場所が存在しているのだ。
「あっ……ンっ……」
やっと快楽が過ぎ去り落ち着いたところに、もう一度攻め立ててくる。
「ここ、感じるだろ?」
長い指が臍の裏辺りをかすめたときに、自然と腰が浮いた。
「そこ……ダメ……」
「お前のダメはきかない。最初に言質はとったからな」
「ん、んっ……」
きつくシーツを握りしめ、頭を振って快楽を逃す。それでもアーネストの指は、オレリアの中で好き勝手蠢いている。
「そろそろ……いいだろう……」
下穿きをくつろげ、そこから何かを取り出した。
頭がぼんやりとしていて、視界は滲んでいるうえに、室内は暗い。だけど硬く反っている肉棒が、少しだけオレリアに恐怖を与える。
「触ってみろ……」
オレリアの手は、硬い男根へと導かれる。
「熱い……」
「お前の手は気持ちいいな……働き者の手だな……」
うながされるまま、屹立した棒を上下にしごくと、硬い芯がより硬くなる。
「もういい……これ以上は、出そうになる……俺の背に手をまわせ」
熱い男根から手をはなして、今度は彼の広い背に手をまわす。
先端が割れ目をなぞり、くちゅりくちゅりと音を立てる。その先端が肉芽をこするたびに、奥から蜜が溢れてくる。
「挿れるぞ……力を抜け……」
膣口に熱い先端がぴったりと当てられた。
「あっ……」
何かが入ってくるが、それは先ほどの指とは比にならない。
「そう……いい子だ……」
腰を進めながらも、アーネストはオレリアの胸を弄る。乳房をやさしくなでたり、先端を摘まんだりと。
「あ、あぁ……」
それでも痛いものは痛い。みちみちと狭い隘路を押し広げながら、ゆっくりと熱杭が入ってくる。
だが、それが途中で止まった。
「アーネストさま……?」
ふぅふぅと、熱い息を吐きながら、彼は眉間に力を込めていた。
「すまない……俺のほうが限界だった……」
くにくにと肉芽に触れながら、一気に貫かれた。
「やっ……ああっ……」
引きつるような痛みに、オレリアも甲高い声をあげたが、それも一瞬のこと。
「大丈夫だ……これで、全部入った……」
繋がった部分はじくじくと引っ張られるような痛みがある。しかしその先に、ほんのりと気持ちよさがあった。
痛みと快楽。その快楽だけを感じようとすれば、やはり埋もれているものを意識してしまう。
「うっ……」
苦しげなうめき声をあげたアーネストも、同じように痛むのだろうか。
「痛み……ますか?」
アーネストの大きな手は、オレリアの頬をゆっくりとなでる。
「急に力をいれるな。出そうになった……」
間近に彼の顔があって、鉄紺の瞳を見つめた。
アーネストも苦しげな表情で、オレリアを見ている。
「もう、痛くはないか?」
「は、はい……」
「では……そろそろ動いてもいいだろうか?」
彼はオレリアの身体が馴染むのを待ってくれていたのだ。
小さく頷くと、アーネストはオレリアの腰を掴み直した。
ゆっくりと抜き差しされる肉棒によって膣の中はより潤い、少しずつなめらかな動きになる。膣襞がこすられるたびに痛みは和らいで、それが熱く疼くような快感へとかわっていく。
「……はぁ……ん、んっ……やぁ……」
奥を穿たれるたびに、甘い嬌声が勝手に出てくる。彼の背を掴んでいた手からはするっと力が抜け、寝台の上にだらしなく投げ出した。
「あっ……だ、ダメ……」
頭を振れば、その髪はぺったりと額にはりつく。そのはりついた前髪をアーネストはやさしく払いのけながらも、腰を動かすのはやめない。
「ひゃっ……な、なに、これ……わから……ない……」
痛みはまったく感じなくなった。かわりにやってきたのは、強い快楽。
そんな素直なオレリアを見たアーネストは、腰の動きに緩急をつけ、さらにぐりぐりと腰を押し回す。結合箇所からは卑猥な水音が聞こえる。
「やはり……中だけでいくのは、難しそうだな……」
繋がった場所の上にある小さな突起を、くにくにと押しつぶす。
「……あっ……いっしょ……ダメ……」
膨れて存在を強調している秘玉まで刺激されて、絶頂の淵へと追いやられる。
「んっ……」
シーツを硬く握りしめ、強くいきむ。頭は真っ白となって、腰が浮いた。
びくびくっと奥を穿ったものが、大きく震える。
「――くっ」
膣を隙間なく満たしていたものがずるりと抜かれ、白濁した液が腹の上を汚す。
互いに大きく肩を上下させて、ぼんやりと目を合わせた。
はぁと深く息を吐いた。
「達したか?」
呆けているオレリアの顔を見下ろしている彼の口元は、愉悦に満ちた笑みを浮かべている。
「今の……こわい……」
「いや、怖くない。快楽の極みだ。慣れれば、何度でもいけるようになるから……何度でもいかせてやろう……」
ぐちゅりと膣を弄る指が増えた。
「ほら、もう三本入っている……」
信じられなかった。彼の指を三本もいれられるような場所が存在しているのだ。
「あっ……ンっ……」
やっと快楽が過ぎ去り落ち着いたところに、もう一度攻め立ててくる。
「ここ、感じるだろ?」
長い指が臍の裏辺りをかすめたときに、自然と腰が浮いた。
「そこ……ダメ……」
「お前のダメはきかない。最初に言質はとったからな」
「ん、んっ……」
きつくシーツを握りしめ、頭を振って快楽を逃す。それでもアーネストの指は、オレリアの中で好き勝手蠢いている。
「そろそろ……いいだろう……」
下穿きをくつろげ、そこから何かを取り出した。
頭がぼんやりとしていて、視界は滲んでいるうえに、室内は暗い。だけど硬く反っている肉棒が、少しだけオレリアに恐怖を与える。
「触ってみろ……」
オレリアの手は、硬い男根へと導かれる。
「熱い……」
「お前の手は気持ちいいな……働き者の手だな……」
うながされるまま、屹立した棒を上下にしごくと、硬い芯がより硬くなる。
「もういい……これ以上は、出そうになる……俺の背に手をまわせ」
熱い男根から手をはなして、今度は彼の広い背に手をまわす。
先端が割れ目をなぞり、くちゅりくちゅりと音を立てる。その先端が肉芽をこするたびに、奥から蜜が溢れてくる。
「挿れるぞ……力を抜け……」
膣口に熱い先端がぴったりと当てられた。
「あっ……」
何かが入ってくるが、それは先ほどの指とは比にならない。
「そう……いい子だ……」
腰を進めながらも、アーネストはオレリアの胸を弄る。乳房をやさしくなでたり、先端を摘まんだりと。
「あ、あぁ……」
それでも痛いものは痛い。みちみちと狭い隘路を押し広げながら、ゆっくりと熱杭が入ってくる。
だが、それが途中で止まった。
「アーネストさま……?」
ふぅふぅと、熱い息を吐きながら、彼は眉間に力を込めていた。
「すまない……俺のほうが限界だった……」
くにくにと肉芽に触れながら、一気に貫かれた。
「やっ……ああっ……」
引きつるような痛みに、オレリアも甲高い声をあげたが、それも一瞬のこと。
「大丈夫だ……これで、全部入った……」
繋がった部分はじくじくと引っ張られるような痛みがある。しかしその先に、ほんのりと気持ちよさがあった。
痛みと快楽。その快楽だけを感じようとすれば、やはり埋もれているものを意識してしまう。
「うっ……」
苦しげなうめき声をあげたアーネストも、同じように痛むのだろうか。
「痛み……ますか?」
アーネストの大きな手は、オレリアの頬をゆっくりとなでる。
「急に力をいれるな。出そうになった……」
間近に彼の顔があって、鉄紺の瞳を見つめた。
アーネストも苦しげな表情で、オレリアを見ている。
「もう、痛くはないか?」
「は、はい……」
「では……そろそろ動いてもいいだろうか?」
彼はオレリアの身体が馴染むのを待ってくれていたのだ。
小さく頷くと、アーネストはオレリアの腰を掴み直した。
ゆっくりと抜き差しされる肉棒によって膣の中はより潤い、少しずつなめらかな動きになる。膣襞がこすられるたびに痛みは和らいで、それが熱く疼くような快感へとかわっていく。
「……はぁ……ん、んっ……やぁ……」
奥を穿たれるたびに、甘い嬌声が勝手に出てくる。彼の背を掴んでいた手からはするっと力が抜け、寝台の上にだらしなく投げ出した。
「あっ……だ、ダメ……」
頭を振れば、その髪はぺったりと額にはりつく。そのはりついた前髪をアーネストはやさしく払いのけながらも、腰を動かすのはやめない。
「ひゃっ……な、なに、これ……わから……ない……」
痛みはまったく感じなくなった。かわりにやってきたのは、強い快楽。
そんな素直なオレリアを見たアーネストは、腰の動きに緩急をつけ、さらにぐりぐりと腰を押し回す。結合箇所からは卑猥な水音が聞こえる。
「やはり……中だけでいくのは、難しそうだな……」
繋がった場所の上にある小さな突起を、くにくにと押しつぶす。
「……あっ……いっしょ……ダメ……」
膨れて存在を強調している秘玉まで刺激されて、絶頂の淵へと追いやられる。
「んっ……」
シーツを硬く握りしめ、強くいきむ。頭は真っ白となって、腰が浮いた。
びくびくっと奥を穿ったものが、大きく震える。
「――くっ」
膣を隙間なく満たしていたものがずるりと抜かれ、白濁した液が腹の上を汚す。
互いに大きく肩を上下させて、ぼんやりと目を合わせた。
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