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始まり
1.これが夢ならいいのに
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「はぁー。」
大きなため息をつきながらバイトから帰っている。
去年大学を中退してからというもの、何の目標もなくただバイトで食いつなぐ毎日、
『俺は何のために生まれてきたんだろう?』
こんなことを考えてばっかりだ。親からは耳が痛いことをさんざん言われた。
そんなこと俺が1番わかってる!好きでフリーターなんてやってるんじゃない!家族に悪いな、親に悪いな、昔の友達は今何やってるんだろう、普通ならそろそろ社会人2年目だ。みじめな気持ちになってないわけない!なんとかできるならなんとかしてる!1番辛いのは・・・俺に決まってるじゃん・・・。
激昂した後すぐしょんぼり、しかも1人で勝手に。休日1人で家にいることができなくなった。忙しくしてないと嫌なことをどんどん考えてしまう。
家族は俺のためと言いながら発破をかけてくる。当事者からすると、思うようにいかないストレスを俺にぶつけているようにしか思えない。そりゃそうだ、自分が努力しても息子が理想の高給取りになるわけじゃないんだから。
もちろん親には感謝してる。ここまで不自由なく生きてこれたのは親がいなければありえない。いきなり赤ん坊のまま現世に放り出されたら、誰一人生きていくことはできない。
でも、大人は違う。親に何と言われようと、自分の人生の落とし前は自分にしかつけることはできない。だから・・・・
『俺の好きにさせてくれよ』
あんたの息子は一生フリーターで良いなんて思うわけないんだから。自分で決めて、失敗しても後悔がないように生きたいんだ。ゆっくり考えさせてくれよ。
半べそになりながら歩く。これが夢ならいいのに
「うお!」
ふいに激しい立ちくらみに襲われる。ここまでのやつは初めてだ!視界が閉じるなんて!
なんとか乗りこえると今度は視界が真っ白になった。
「ま、まぶしい!!」目が開けられない、寝てる途中で電気を付けられる感じだ。
でも、なんで?
そもそも陽?が出ている。俺は終電ギリギリの真夜中に歩いていたはずだ。もしかして、あの立ちくらみで気絶してしまったのか? いや、俺は今立っている。立ったまま気絶するなんて考えられないしー・・・
さらに目が慣れてくると、異常な光景が広がっていた。
まず200m先に見たこともない動物がいる。牛?いや馬か、でも羽生えてない!?
「なんじゃあ、こりゃ・・・」
おもわず声が出ていた。動物図鑑とかちゃんと読んだことないけど、地球に存在する動物にこんなのいたっけなぁ。その動物は一瞬こっちを見た気がするが、どこかへ行ってしまった。
自分が森の中にいることに気づき、おもむろに歩き始める。
空と雲は同じだが、見える植物や動物は見たことが無い。1時間くらい歩いたかな?周りの景色が不思議過ぎて全く疲れなかったのだが、建物や人?が見えてきた。
「良かった、人がいた。」
なぜこんなこと思うかって?歩いていてうすうす気づいてるよ、ここが異世界じゃないかってな!
いったいどうなってんだ?こういう時にやるお約束、”ほっぺたをつねる”を本当にやる日が来るとは。
「やっぱ、夢じゃない・・・」
これが夢ならいいのに
大きなため息をつきながらバイトから帰っている。
去年大学を中退してからというもの、何の目標もなくただバイトで食いつなぐ毎日、
『俺は何のために生まれてきたんだろう?』
こんなことを考えてばっかりだ。親からは耳が痛いことをさんざん言われた。
そんなこと俺が1番わかってる!好きでフリーターなんてやってるんじゃない!家族に悪いな、親に悪いな、昔の友達は今何やってるんだろう、普通ならそろそろ社会人2年目だ。みじめな気持ちになってないわけない!なんとかできるならなんとかしてる!1番辛いのは・・・俺に決まってるじゃん・・・。
激昂した後すぐしょんぼり、しかも1人で勝手に。休日1人で家にいることができなくなった。忙しくしてないと嫌なことをどんどん考えてしまう。
家族は俺のためと言いながら発破をかけてくる。当事者からすると、思うようにいかないストレスを俺にぶつけているようにしか思えない。そりゃそうだ、自分が努力しても息子が理想の高給取りになるわけじゃないんだから。
もちろん親には感謝してる。ここまで不自由なく生きてこれたのは親がいなければありえない。いきなり赤ん坊のまま現世に放り出されたら、誰一人生きていくことはできない。
でも、大人は違う。親に何と言われようと、自分の人生の落とし前は自分にしかつけることはできない。だから・・・・
『俺の好きにさせてくれよ』
あんたの息子は一生フリーターで良いなんて思うわけないんだから。自分で決めて、失敗しても後悔がないように生きたいんだ。ゆっくり考えさせてくれよ。
半べそになりながら歩く。これが夢ならいいのに
「うお!」
ふいに激しい立ちくらみに襲われる。ここまでのやつは初めてだ!視界が閉じるなんて!
なんとか乗りこえると今度は視界が真っ白になった。
「ま、まぶしい!!」目が開けられない、寝てる途中で電気を付けられる感じだ。
でも、なんで?
そもそも陽?が出ている。俺は終電ギリギリの真夜中に歩いていたはずだ。もしかして、あの立ちくらみで気絶してしまったのか? いや、俺は今立っている。立ったまま気絶するなんて考えられないしー・・・
さらに目が慣れてくると、異常な光景が広がっていた。
まず200m先に見たこともない動物がいる。牛?いや馬か、でも羽生えてない!?
「なんじゃあ、こりゃ・・・」
おもわず声が出ていた。動物図鑑とかちゃんと読んだことないけど、地球に存在する動物にこんなのいたっけなぁ。その動物は一瞬こっちを見た気がするが、どこかへ行ってしまった。
自分が森の中にいることに気づき、おもむろに歩き始める。
空と雲は同じだが、見える植物や動物は見たことが無い。1時間くらい歩いたかな?周りの景色が不思議過ぎて全く疲れなかったのだが、建物や人?が見えてきた。
「良かった、人がいた。」
なぜこんなこと思うかって?歩いていてうすうす気づいてるよ、ここが異世界じゃないかってな!
いったいどうなってんだ?こういう時にやるお約束、”ほっぺたをつねる”を本当にやる日が来るとは。
「やっぱ、夢じゃない・・・」
これが夢ならいいのに
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