2 / 30
2話
しおりを挟む
~スマホアプリ『ライン』にて~
「いやー、しかしどうしたものか」昇
「悪いけど、まじで無理なんだって!」
「俺だって無理だよ! クラスの男でOKの奴なんかいるか。B専がいるなら別だがな。」
「かといって、強引に拒否したら…。女子って悪評広めるの得意だろ?」
「あぁ、そうだ。あいつらはお互いマウンティングしあってる癖に、こういうおもしろいネタには謎の絆を発生させやがるからな」
「何の話してるの?」ユイも入ってくる
「新が大森原に狙われてるって話。みんな知ってんだろ?」
「みんな知ってるよ、大森原さんも裏で色々と言ってるらしいし。でもまぁ、みんな信じてないけどね♪」
「なんで俺なんだよ…。」
「たまに話すけどあの子、だいぶ自分を過大評価してるから…。男から相手にされない事に不満を抱えていた所に君がやってきてしまった。そういう所じゃないかな」
さすが、男女誰とでも仲良くなれる男。説得力があるな。
「でも、みんな信じてないんだろ?」
「まぁ、今回は大森原さんだからね。共通認識は女子も同じだよ」
(ブスってことか)
「新くんの転校初日、あの子が君に話しかけた時からみんな大体予想できてたよ」
(ご愁傷様ですってか!)
「優しさにつけこまれたな」
「そりゃあ転校初日は無理だろ~(泣)でも、みんなが大丈夫なら直接無理だって言うのもありかもしれないけど」
「新くんにそれができるなら手っ取り早いけど?」
「ぐっ・・・」
「目の前で泣かれでもしてみろ。めんどくさいぞー」
「やっぱ無理だ!」
「誰かに協力してもらって付き合ってることにしたらどうだ? ユイとかでもいいだろ」
「ちょ、バカにしないで! 僕はまだ男だし。あと数年待って♪」
「そういう問題じゃないだろ…。」
「どっちにしろ、僕はあの子に男だってバレてるから、あまり意味ないと思う。それに、別の意味でめんどくさくなっちゃうし」
(ほもぉ…)
「うーん、今すぐどうにかするのはちょっと厳しいな」
「わかった、ありがとう。また相談に乗ってくれ」
「おう、いつでも言えよ!」
「僕は新くんの味方だよ♪」
--------------------------------------------------------------------------------------
翌日、いったんその話はせず普通に過ごした。
ホームルームにて
「夏休み中に受けた模試の結果が帰ってきてるぞー。じゃあ相沢から…」
先生から模試の結果が返却される
「あ、そうだった。小山は別日に受けたから一番最後だったな」
「あ、はい」
そう言われ、女子の最後の生徒の後に結果を受け取ろうとすると、先生が呟く。
「へぇ、すごいねぇ。がんばってよ」
「は、はい…」
先生の意味深な発言のせいで、俺の成績に注目が集められた。
「あらた!早く見せろ!」昇が叫ぶ
「うっせ!」
とりあえず結果を確認すると、まさかのクラス1位だった。
「もったいぶるなって」昇が横から覗き込む
「お! あらたクラス1位じゃねぇか!」
「お前、大声で言うな!!」
ざわざわ…
クラス中から視線が集まる
久方ぶりに顔を真っ赤になるのを感じる。そそくさと席に戻り、結果を鞄にしまった。
前にいた学校は県で有名な進学校だった。そこでは大体クラスで15番、学年で60~90番を行き来していた。
別に難関大に行きたいわけではない。ただ自分のやりたい事が見つかった時にそれができればいいなという思いで普通に勉強していただけなんだけど、まさかクラスで1番になるとは思わなかった。
そして、また放課後がやってくる
「いやー、しかしどうしたものか」昇
「悪いけど、まじで無理なんだって!」
「俺だって無理だよ! クラスの男でOKの奴なんかいるか。B専がいるなら別だがな。」
「かといって、強引に拒否したら…。女子って悪評広めるの得意だろ?」
「あぁ、そうだ。あいつらはお互いマウンティングしあってる癖に、こういうおもしろいネタには謎の絆を発生させやがるからな」
「何の話してるの?」ユイも入ってくる
「新が大森原に狙われてるって話。みんな知ってんだろ?」
「みんな知ってるよ、大森原さんも裏で色々と言ってるらしいし。でもまぁ、みんな信じてないけどね♪」
「なんで俺なんだよ…。」
「たまに話すけどあの子、だいぶ自分を過大評価してるから…。男から相手にされない事に不満を抱えていた所に君がやってきてしまった。そういう所じゃないかな」
さすが、男女誰とでも仲良くなれる男。説得力があるな。
「でも、みんな信じてないんだろ?」
「まぁ、今回は大森原さんだからね。共通認識は女子も同じだよ」
(ブスってことか)
「新くんの転校初日、あの子が君に話しかけた時からみんな大体予想できてたよ」
(ご愁傷様ですってか!)
「優しさにつけこまれたな」
「そりゃあ転校初日は無理だろ~(泣)でも、みんなが大丈夫なら直接無理だって言うのもありかもしれないけど」
「新くんにそれができるなら手っ取り早いけど?」
「ぐっ・・・」
「目の前で泣かれでもしてみろ。めんどくさいぞー」
「やっぱ無理だ!」
「誰かに協力してもらって付き合ってることにしたらどうだ? ユイとかでもいいだろ」
「ちょ、バカにしないで! 僕はまだ男だし。あと数年待って♪」
「そういう問題じゃないだろ…。」
「どっちにしろ、僕はあの子に男だってバレてるから、あまり意味ないと思う。それに、別の意味でめんどくさくなっちゃうし」
(ほもぉ…)
「うーん、今すぐどうにかするのはちょっと厳しいな」
「わかった、ありがとう。また相談に乗ってくれ」
「おう、いつでも言えよ!」
「僕は新くんの味方だよ♪」
--------------------------------------------------------------------------------------
翌日、いったんその話はせず普通に過ごした。
ホームルームにて
「夏休み中に受けた模試の結果が帰ってきてるぞー。じゃあ相沢から…」
先生から模試の結果が返却される
「あ、そうだった。小山は別日に受けたから一番最後だったな」
「あ、はい」
そう言われ、女子の最後の生徒の後に結果を受け取ろうとすると、先生が呟く。
「へぇ、すごいねぇ。がんばってよ」
「は、はい…」
先生の意味深な発言のせいで、俺の成績に注目が集められた。
「あらた!早く見せろ!」昇が叫ぶ
「うっせ!」
とりあえず結果を確認すると、まさかのクラス1位だった。
「もったいぶるなって」昇が横から覗き込む
「お! あらたクラス1位じゃねぇか!」
「お前、大声で言うな!!」
ざわざわ…
クラス中から視線が集まる
久方ぶりに顔を真っ赤になるのを感じる。そそくさと席に戻り、結果を鞄にしまった。
前にいた学校は県で有名な進学校だった。そこでは大体クラスで15番、学年で60~90番を行き来していた。
別に難関大に行きたいわけではない。ただ自分のやりたい事が見つかった時にそれができればいいなという思いで普通に勉強していただけなんだけど、まさかクラスで1番になるとは思わなかった。
そして、また放課後がやってくる
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
夫の妹に財産を勝手に使われているらしいので、第三王子に全財産を寄付してみた
今川幸乃
恋愛
ローザン公爵家の跡継ぎオリバーの元に嫁いだレイラは若くして父が死んだため、実家の財産をすでにある程度相続していた。
レイラとオリバーは穏やかな新婚生活を送っていたが、なぜかオリバーは妹のエミリーが欲しがるものを何でも買ってあげている。
不審に思ったレイラが調べてみると、何とオリバーはレイラの財産を勝手に売り払ってそのお金でエミリーの欲しいものを買っていた。
レイラは実家を継いだ兄に相談し、自分に敵対する者には容赦しない”冷血王子”と恐れられるクルス第三王子に全財産を寄付することにする。
それでもオリバーはレイラの財産でエミリーに物を買い与え続けたが、自分に寄付された財産を勝手に売り払われたクルスは激怒し……
※短め
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる