シナリオなんて知りません!!

ひゅー

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お決まりの・・・?

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うん。目が覚めたら、ロゼリアさんと・・・ロゼリアさんを叱っている見知らぬお姉さんがいた。・・・美人だなぁ。

「誰?」

見知らぬお姉さんに聞いてみた。質問は大事!これ常識。

「・・・今回は何をした?」

聞こえなかったみたい。・・・そして見知らぬお姉さんがなんか怒ってる?

「えっと・・・『元のレニカ』の見た目とステータスを私好みにちょぉ~っと、本当にちょっとだけ改造しt「ほう?反省がたりんようだな?・・・あと数年間ほど謹慎していろ」ごめんなさい許してくd「・・・早く行け。それとも消されたいか?」すいませんでしたぁっ!!」

待ってどういう状況!?てか謹慎が年単位てやばくない!?あと今頃だけどロゼリアさん今なんて言った!?混乱で頭がキャパオーバーな私にお姉さんが話しかけてきた。

「待たせてすまない。私はカズラ、創造神だ。今回はあいつが・・・ロゼリアが迷惑をかけた。災難だったな。」

「え、あ、はぁ・・・??」

「唐突だが、これから色々と説明させてもらう。・・・そして読者の諸君、ここから『説明めんどいからカット by作者』だ、そうだ。」

 # # # #

説明を要約すると、こういうことだそう。

1,私の髪の色は、ロゼリアさんが勝手に変えたらしい。ふざけるな。

2,ステータスもロゼリアさんが勝手に変えたらしい。ふざけるな。(二度目)

3,そしてステータスはこれ以上変更できないらしい。ふざk(以下略)

「・・・うん。すまない。今回完全にこちらの不手際だ。」

『も』?ロゼリアさん、他にもやらかしていたのかな・・・何してるんだろう。

「せめてもの詫びだ。1つだけ、できる範囲にはなるが・・・チート能力をやろう。」

「チ、チート?」

「嗚呼、簡単に言えば・・・『凄く強い力』ってことだ。」

いやそれは分かるけど、神様・・・随分簡単にチートあげるんだな・・・

「これは特例だ。とりあえず、この中から好きな能力を1つ選んでくれ。」

心読まれた?!・・・ま、まあ気を取り直して・・・

「能力・・・選びますか!!」

   #  #  #   #

よ、ようやく決まった・・・!我ながら自分の決断力のなさに呆れるよ・・・

「・・・面白いものを選んだな。」

「まあね。」

「ははっ・・・。なあ、レニカ。」

「?」

「君が、この世界を・・・

シナリオから解き放ってくれることを、期待している。」

「シナリオ・・・?それって、ゲームの・・・。」

なんでシナリオを変えなくちゃいけないんだろう?

「頑張れ。」

待って、まだ、聞きたい、こと、が・・・

   #  #  #  #


拝啓 レニカ様。

この度は、うちの見習いが多大な迷惑をおかけしたこと、本当に申し訳ありません。
・・・実のところ、この世界における『ヒロイン』の人選をに任せたところ、ヒロインと悪役、それぞれに入れるはずだった魂を『逆に入れた』らしいのです。
今の貴方は悪役ですが、実際はヒロインになるべき、善良な魂を持っています。逆に、今のヒロインには、善良さの欠片も無い、まさに『悪』そのものなのです。

神の間で処理すべき問題を押し付けるような形になってしまい、まことに申し訳ありません。

追伸;その世界の攻略本のようなものを同封しておきます。力になれず、救うこともできない我々を、どうかお許し下さい。


  #  #  #  #


「ん・・・。」

日の光が眩しい。

「おはようございます、姫様。」

あの日から11年。今日はわたくしが中等部に入学する日だ。

「あらシコン。おはよう。」

「姫様ー。私もいますよー。」

「ミリアも。おはよう。」

「おはようございますー。」

ここからは、失敗も、逃げも許されない。もしもバットエンドになるなら、それは私だけで・・・

「姫様。・・・大丈夫です。」

「そうですー。私達がいますよー。」

ああ。私のことを想ってくれるこの子達を、守らなくては・・・!

「シナリオなんて・・・」

そんなもの知らない。私の大切な人達を悲しませるなら・・・

「壊して、みせる。」

・・・絶対に。

「「行きましょう、姫様。」」

「・・・ええ。」

さあ。舞台本編の、始まりだ。

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