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第7話:トキメキ文化祭(その4)
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「文化祭の打ち合わせに来てくれたんだな。
じゃ、とりあえず職員室に戻ろうか」
本当は職員室では無く、どこか人気の無い教室で2人きりで打ち合わせをしたかったが、恋人になったから「急に」というのも、少し強引なような気がしたので、無難な職員室を選んだわけである。
二人きりになれなくても、直接話ができるだけでもうれしいから、これで十分だ。
おれと西森は並んで歩き始める。
すると西森が、
「あ、先生、お願いがあるんですけど」
と言ったので、
「ん?何?」
と聞くと、
「その・・・理科の実験室にシャーペンを忘れたみたいなんです。
なので、鍵を開けて中に探しに行っていいですか?」
と言った。
「あ、そうなの?
じゃあ分かった。
鍵を持ってくるから、先に実験室に行ってて」
そう言って、おれは実験室の鍵を取りに職員室に走った。
ん?
でも、よく考えてみると、西森、今日の授業で理科の実験室に行く予定なんかあったっけ?
というか、今日、理科の実験室を使ったクラスは、無かったような気がするけど・・・。
「えっ、まさか!?」
つまり、これは『実験室』で2人きりになりたい、というお誘いなのではないか!?
じゃ、とりあえず職員室に戻ろうか」
本当は職員室では無く、どこか人気の無い教室で2人きりで打ち合わせをしたかったが、恋人になったから「急に」というのも、少し強引なような気がしたので、無難な職員室を選んだわけである。
二人きりになれなくても、直接話ができるだけでもうれしいから、これで十分だ。
おれと西森は並んで歩き始める。
すると西森が、
「あ、先生、お願いがあるんですけど」
と言ったので、
「ん?何?」
と聞くと、
「その・・・理科の実験室にシャーペンを忘れたみたいなんです。
なので、鍵を開けて中に探しに行っていいですか?」
と言った。
「あ、そうなの?
じゃあ分かった。
鍵を持ってくるから、先に実験室に行ってて」
そう言って、おれは実験室の鍵を取りに職員室に走った。
ん?
でも、よく考えてみると、西森、今日の授業で理科の実験室に行く予定なんかあったっけ?
というか、今日、理科の実験室を使ったクラスは、無かったような気がするけど・・・。
「えっ、まさか!?」
つまり、これは『実験室』で2人きりになりたい、というお誘いなのではないか!?
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