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終焉の章、絶望の権化・【終焉竜】オルクジャナス
D-END 世界のためなら何度でも
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時は終焉竜を封印した時に遡る
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!???」
ナニモナイセカイに終焉竜を閉じ込め自分自身で蓋をして封印する。
これが聖夜の考えた策だったのだが、空間が不安定になり封印が緩くなっていく。
「魔力が足りねぇ、死神!!」
『ふん、我が魔力くれてやるわ!!』
死神が聖夜の肩に手を当てると封印の緩みは収まり止まった。
「収まったか、ありがとな死神。」
『勘違いするな、貴様はハニエルの宿主だ。貴様が死ねば友が死ぬ故力を貸しただけ。』
「へいへいそうかい。」
『…………貴様は、怖くはないのか?』
死神が口を開く。
その問いに聖夜は満面の笑みを浮かべて。
「怖くねぇよ、俺の頼りになる仲間たちがいつかたすけてくれるからな。」
『そうか…………。』
死神は聖夜の隣に座る。
『我は、いや私は傲慢だったな。自分の力に過信し自らを神と名乗っていたが貴公の方がよっぽど神様のようだ。』
「へっ、意外と可愛らしいところあるじゃん。」
『聞かせてくれ、貴公の仲間たちや冒険の話を。』
「いいぜ。そうだなまずは俺が元いた世界の話からするか。」
聖夜は待つ。
仲間たちが迎えに来るその時まで。
世界のためなら何度でも Destiny
END
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!???」
ナニモナイセカイに終焉竜を閉じ込め自分自身で蓋をして封印する。
これが聖夜の考えた策だったのだが、空間が不安定になり封印が緩くなっていく。
「魔力が足りねぇ、死神!!」
『ふん、我が魔力くれてやるわ!!』
死神が聖夜の肩に手を当てると封印の緩みは収まり止まった。
「収まったか、ありがとな死神。」
『勘違いするな、貴様はハニエルの宿主だ。貴様が死ねば友が死ぬ故力を貸しただけ。』
「へいへいそうかい。」
『…………貴様は、怖くはないのか?』
死神が口を開く。
その問いに聖夜は満面の笑みを浮かべて。
「怖くねぇよ、俺の頼りになる仲間たちがいつかたすけてくれるからな。」
『そうか…………。』
死神は聖夜の隣に座る。
『我は、いや私は傲慢だったな。自分の力に過信し自らを神と名乗っていたが貴公の方がよっぽど神様のようだ。』
「へっ、意外と可愛らしいところあるじゃん。」
『聞かせてくれ、貴公の仲間たちや冒険の話を。』
「いいぜ。そうだなまずは俺が元いた世界の話からするか。」
聖夜は待つ。
仲間たちが迎えに来るその時まで。
世界のためなら何度でも Destiny
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