BL短歌101~200

まめこ

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BL短歌 121~125

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121 顔がいい 声もサイコ~ 床上手 即オチ5秒で ハッピーエンド

君は顔が良くて、声も最高で、しかも床上手だ。そりゃあ即オチ5秒だし、ハッピーエンドになるよね。

122 いつだって 一番近くに いる二人 大切だから 壊したかった

僕たちはいつだって一番近くにいる幼馴染だった。大切だったからこそ、その関係を壊して恋人になりたかった。

123 目の縁を ゆらりとなぞる 水の玉 溢れる前に そっと舐めとる

君の瞳の縁をゆらりとなぞる涙の雫を、溢れる前に大切にそっと舐めとる。

124 終電後 改札口で 立ち尽くす ふたりの指が 近づいていく

終電に間に合わず、改札口で立ち尽くした二人。ゆっくりと互いを意識した指が近づいていった。

125 校舎裏 頭上で止まぬ 蝉の声 君とどこかへ 逃げたくなった

校舎裏の影で涼んでいる。頭上では蝉がせわしなく鳴いている。何故だろう、君と一緒にどこかへ逃げたくなった。
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