チートな親から生まれたのは「規格外」でした

真那月 凜

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4-151.シャノンの変化

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レティが恋人から婚約者になって1週間
あれからかなり気持ちを吐き出したせいかレティの精神も少し落ち着いたらしい
2人で相談して挙式迄の準備もあるからと、俺達は家に戻っていた

「ねぇ、最近リアムとよく一緒に行動してない?」
そう尋ねてきたのはシャノンだ
どこか拗ねたような表情なのは何を意味するのか…
「何だ、気になるのか?」
「べ、別にそんなんじゃなくて…」
突っ込んでみると慌てた感じで顔を反らした
その耳元が心なしか赤いような気が?
その反応にレティと顔を見合わせた
多分同じようなことを思っているんだろう
レティは優しい、それでいてどこか生暖かいような視線をシャノンに向けた

「そういや一緒に出掛けることが増えたか?」
「確かに以前より頻度は増えてるかな…と言っても一時的なものだし…」
レティとボソボソとやり取りしてるとシャノンが恨めしそうに見て来る
「すっごい怪しい」
「怪しいってなんだよ?」
その物言いに思わず噴き出した俺は悪くないと思いたい
「だってシア達がリアムと行動する理由なんて特にないじゃない」
「そんなことないだろ?兄妹みたいに育ったわけだし」
「でも…!」
必死なシャノンがちょっとかわいそうになってきた
でもこれはリアムにとっては追い風となるか…?
わずかな期待を覚えながらシャノンを見る

「何よぉ?」
心配やわずかな不安が入り混じった表情にかすかなさみしさを感じた
俺もシスコンだったということだろうか?
絶対認めたくないけどな
「お前が心配するような理由じゃない。リアムの誕生日プレゼント変わりで討伐カウントの協力してるだけだから」
「討伐カウントの協力?…エンドレスってこと?」
「そういうこと」
俺が頷くとホッとしたような顔をする
「何だ、そういうことか…ならいっか」
明らかに機嫌よく去っていくシャノンに驚いた

「脈あり…だよな?」
「そんな感じだよね」
「いつの間に?」
「…さぁ?」
レティも首をかしげる
旅の間にそんな素振りは全くなかったし、むしろ旅先で初恋を実らせた直後の大失恋をしていたくらいだ。そう考えれば旅から戻って来てからなんだろうけど、そのきっかけに全くと言っていい程心当たりがない
もっとも俺たちがシャノンの行動をすべて把握しているわけじゃないけど…
まぁ元々リアムが一番シャノンの面倒を見てたし、シャノンの望むことを一番理解してるのも事実
その上でシャノンを上手く促してる気がしなくもないが…

リアムの希望したエンドレスには暁のパーティーでリアムと同じランクのヨウと、先月Cランクに上がったヘンリーも一緒に参加してる
俺とレティは基本混ざらず3人が休憩したいときだけ代わりに入る感じだ
それ以外の時間は薬草採取とスライムのレベリングに当てる
おかげでルビーもアズも今では立派な戦力になっていた
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