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徒然しらふ日記17
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現在の職場で、ソフトウェア技術者として働いている。
仕事はプログラムの設計や、実装(プログラム作成)、検証などになるが、基本的には、お客様との仕様の調整やプログラム設計は経験のあるメンバーがやり、新人さんには検証作業や簡単なプログラム作成を任せることが多い。
今、一緒に仕事をしているチームにも若い新人さんがいるので、この新人さんに検証やプログラムの作成を頼むことが多い。
彼はすごく一生懸命で好感のもてる若者だが、少し抜けているところがある。
先日、彼に簡単なプログラムの修正を頼んだ。
「はい!」
という元気の良い返事の後、作業に取り掛かり一時間くらいで仕上げてくれた。
「修正完了しました!」
とプログラムを渡してくれたので、こちらで確認のため動作を見てみると、そのプログラムが全く動かない。何回かこちらの方で試して見たが、全く動作しないので、その新人くんに
「これ、どんな検証してくれたかな?」
と確認すると、
「え?検証してません。プログラムを修正しただけです」
とのこと。。。
僕の感覚...というか、普通の感覚では自分の作業したものは責任を持って、動作確認をして、依頼者に渡すのが普通だ。プログラムを修正して、検証する。うまく動かなければ、原因を調べ、また修正して、検証する。その作業を繰り返し、まともに動くのを確認して「修正完了しました!」となる。
しかし、彼の感覚はプログラムを修正したのみで「修正完了しました!」となるらしい。今の若者らしいといえば、そうなのかもしれないが。。。そんな彼に
「ごめん、動作確認までしてくれるかな?」
とお願いすると
「わかりました!」
と元気よく返事して作業に取り掛かってくれる。根は真面目な子なのだ。検証作業を始めると
「あ、これ、動かないです!」
と気づいた様子。こちらで動かないことは確認してるので知っているのだが笑
ここで、普通であればその子を怒るべきなのかもしれない。「技術者として常識が欠如しているだろう!」と。
しかし、その新人くんの教育係の人も上の方も、彼を怒るどころか、僕とその新人くんのやり取りを見てにこやかに笑っていた。
僕はこれを見て、とてもあったかくて、良い職場であると感じた。僕は転職回数が多く、これまでいろんな会社、いろんな現場で働いて来たが、今回みたいなことがあると彼は怒られるのが普通だ。
これだけで
「あいつはゆとり育ちの使えないやつだ!」
との烙印が押され、雑用のみがふられるようになる現場もあった。
しかし今のチームの方は、そのことよりも普段の一生懸命な彼を見て彼を評価している。だから、みんな笑顔になる。僕も腹が立たない。なぜなら、彼が今回のことで学習して、次から検証も一生懸命やってくれるとわかっているからだ。
今のチームのメンバーはとても優秀な技術者であり、上に立つ方はとても優秀な上司だと思っていたが、こういうところでもわかる。
中途半端な管理職や技術者は、大した経験や技術もないのに「俺らの時はな...」みたいなフレーズに始まり、彼にしょーもない説教を始めるだろう。
しかし、ゆとり世代と言われる彼らも、そんなことわざわざ言わなくてもちゃんと学習してくれるのだ。もちろん、注意するべきところではしっかり注意しなければいけないが、今のチームの人たちはその線引きが的確だと思う。
だから、不必要に注意せず笑ってすませるのだ。そうして、職場に暖かい雰囲気ができ、結果、良い成果に繋がる。
今の職場のチームは、これまでで最高のチームだと思う。ギスギスしたチームには、必ずそうなる原因がある。そしてそれは、環境や仕事内容でなく、人であることがほとんどだと思う。
やはり、結局は人だと思う。チームは少人数だが、魅力のある人たちと仕事ができている今、本当に恵まれていると思う。
仕事はプログラムの設計や、実装(プログラム作成)、検証などになるが、基本的には、お客様との仕様の調整やプログラム設計は経験のあるメンバーがやり、新人さんには検証作業や簡単なプログラム作成を任せることが多い。
今、一緒に仕事をしているチームにも若い新人さんがいるので、この新人さんに検証やプログラムの作成を頼むことが多い。
彼はすごく一生懸命で好感のもてる若者だが、少し抜けているところがある。
先日、彼に簡単なプログラムの修正を頼んだ。
「はい!」
という元気の良い返事の後、作業に取り掛かり一時間くらいで仕上げてくれた。
「修正完了しました!」
とプログラムを渡してくれたので、こちらで確認のため動作を見てみると、そのプログラムが全く動かない。何回かこちらの方で試して見たが、全く動作しないので、その新人くんに
「これ、どんな検証してくれたかな?」
と確認すると、
「え?検証してません。プログラムを修正しただけです」
とのこと。。。
僕の感覚...というか、普通の感覚では自分の作業したものは責任を持って、動作確認をして、依頼者に渡すのが普通だ。プログラムを修正して、検証する。うまく動かなければ、原因を調べ、また修正して、検証する。その作業を繰り返し、まともに動くのを確認して「修正完了しました!」となる。
しかし、彼の感覚はプログラムを修正したのみで「修正完了しました!」となるらしい。今の若者らしいといえば、そうなのかもしれないが。。。そんな彼に
「ごめん、動作確認までしてくれるかな?」
とお願いすると
「わかりました!」
と元気よく返事して作業に取り掛かってくれる。根は真面目な子なのだ。検証作業を始めると
「あ、これ、動かないです!」
と気づいた様子。こちらで動かないことは確認してるので知っているのだが笑
ここで、普通であればその子を怒るべきなのかもしれない。「技術者として常識が欠如しているだろう!」と。
しかし、その新人くんの教育係の人も上の方も、彼を怒るどころか、僕とその新人くんのやり取りを見てにこやかに笑っていた。
僕はこれを見て、とてもあったかくて、良い職場であると感じた。僕は転職回数が多く、これまでいろんな会社、いろんな現場で働いて来たが、今回みたいなことがあると彼は怒られるのが普通だ。
これだけで
「あいつはゆとり育ちの使えないやつだ!」
との烙印が押され、雑用のみがふられるようになる現場もあった。
しかし今のチームの方は、そのことよりも普段の一生懸命な彼を見て彼を評価している。だから、みんな笑顔になる。僕も腹が立たない。なぜなら、彼が今回のことで学習して、次から検証も一生懸命やってくれるとわかっているからだ。
今のチームのメンバーはとても優秀な技術者であり、上に立つ方はとても優秀な上司だと思っていたが、こういうところでもわかる。
中途半端な管理職や技術者は、大した経験や技術もないのに「俺らの時はな...」みたいなフレーズに始まり、彼にしょーもない説教を始めるだろう。
しかし、ゆとり世代と言われる彼らも、そんなことわざわざ言わなくてもちゃんと学習してくれるのだ。もちろん、注意するべきところではしっかり注意しなければいけないが、今のチームの人たちはその線引きが的確だと思う。
だから、不必要に注意せず笑ってすませるのだ。そうして、職場に暖かい雰囲気ができ、結果、良い成果に繋がる。
今の職場のチームは、これまでで最高のチームだと思う。ギスギスしたチームには、必ずそうなる原因がある。そしてそれは、環境や仕事内容でなく、人であることがほとんどだと思う。
やはり、結局は人だと思う。チームは少人数だが、魅力のある人たちと仕事ができている今、本当に恵まれていると思う。
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