41 / 73
徒然しらふ日記41
しおりを挟む
先日、二日間に渡り新入社員研修の講師を担当させていただいた。
実際に講師をする前は正直なところそれほど大変な印象を持ってなかったが、やってみるとバタバタしてあっという間に終わった印象だ。
勤めている会社が技術系の会社で自分の担当はソフトウェアなので、自分の担当する研修生は全てソフトウェアを担当する新人たちである。新人たちはチームに別れ、与えられた課題をチームでこなしていくというスタイルで進められる。
講師の役割は大きく二つで、一つは研修生からの質問への対応。もう一つは成果物(例えば計画書や設計書など)ができた段階でのレビュー(評価)となる。このレビューにて講師がOKを出すと、研修生たちは次のステップへ進むことができる。
この質問とレビューへの対応が思った以上に大変だった。新入社員45人に対して、講師は3人。単純計算でも1人で15人を見ないといけない。なので質問に対応するだけでも大変だったが、ひっきりなしにレビュー依頼もやってくるので、休む暇がなかった。
また、難しいのが「教えすぎてはいけない」ということ。研修生に考えさせないといけないので、質問に対してヒントを与える程度にしないといけないのだが、どこまで教えてあげれば良いかの線引きが難しかった。
そんな感じで大変だったのだが、進めて行く中で研修生のいろんな側面を見ることができたのは楽しかった。自分が主に見た研修生は15人で、チームとしては3チームであるが、やはり個性がある。
ヒントにとどめた情報だけで自分で考えようとする子。答えまでほしがる子。議論になると、自分の意見を曲げようとしない子。逆に意見を全く言わず人任せにしようとする子。なかなか面白かった。
いろんなタイプの研修生がいたが、自分の見た研修生は素直な子が多かったと思う。
議論の時はあまり口出ししてはいけないので、基本的に研修生が議論している時は見ているだけなのだが、人の意見を遮って「でも」とか「それは違う」とか、人の話を最後まで聞かないようなことがあった場合は注意しようと思っていた。
二日目にそんな場面があったので「まず意見を聞いてから反論しようか」と言おうとしたら、1人の女の子が「まず聞こうよ!」と言ってくれた。そうすると「うん」と言って遮ろうとした子も素直に聞く。そして聞いた後にその意見について自分の意見をいう。
なんて素直なんだろうと感心した。
これまで勤めた会社で、「人の意見を聞いてください」と言われようもんなら「じゃあいいです」って言うて会議室を出ていくような輩もいたりして(ちなみにかなりええ歳)、こんな風になってしまうともう手に負えなくなるのだが、注意してくれる人がいて、その子が素直ならきっと大丈夫だろうと思えた。(ちなみに、会議室を出ていく「手に負えない輩」はなぜか会社でかなりの地位を与えられていたので、さらにたちが悪かった。。。)
この二日間、研修生に「ここはこうしたほうがいいよ」と言うようなことを結構伝えたが、言っているときに「自分もできてないな」と思いながら、自分に言い聞かせている部分もあった。
今回、「講師」と言う立場で研修生に色々と伝えるつもりでいたが、自分を見直す良い機会にもなり、自分にとっても大変有意義な二日間となった。
そして、なぜか音楽仲間も増えた。講師初日に趣味などを含めた自己紹介をするのだが、その中で自分の趣味は音楽であることも伝えた。すると昼休みに「すみません。ちょっと良いですか」聞いてきたので、昼休みにまで質問にくるとは熱心な子だなと思って聞くと「僕、ドラムを叩くのですが。。。」とまさかの音楽できるアピールだった笑
ある意味、すごいガッツだと思うし、そういう前向きな子は応援したくなる。
ライブにも出たいということだったので、次に自分が主催するライブへの出演が決定した。出会いなんてどこに潜んでいるかわからないということも、最後に付け加えておく。
実際に講師をする前は正直なところそれほど大変な印象を持ってなかったが、やってみるとバタバタしてあっという間に終わった印象だ。
勤めている会社が技術系の会社で自分の担当はソフトウェアなので、自分の担当する研修生は全てソフトウェアを担当する新人たちである。新人たちはチームに別れ、与えられた課題をチームでこなしていくというスタイルで進められる。
講師の役割は大きく二つで、一つは研修生からの質問への対応。もう一つは成果物(例えば計画書や設計書など)ができた段階でのレビュー(評価)となる。このレビューにて講師がOKを出すと、研修生たちは次のステップへ進むことができる。
この質問とレビューへの対応が思った以上に大変だった。新入社員45人に対して、講師は3人。単純計算でも1人で15人を見ないといけない。なので質問に対応するだけでも大変だったが、ひっきりなしにレビュー依頼もやってくるので、休む暇がなかった。
また、難しいのが「教えすぎてはいけない」ということ。研修生に考えさせないといけないので、質問に対してヒントを与える程度にしないといけないのだが、どこまで教えてあげれば良いかの線引きが難しかった。
そんな感じで大変だったのだが、進めて行く中で研修生のいろんな側面を見ることができたのは楽しかった。自分が主に見た研修生は15人で、チームとしては3チームであるが、やはり個性がある。
ヒントにとどめた情報だけで自分で考えようとする子。答えまでほしがる子。議論になると、自分の意見を曲げようとしない子。逆に意見を全く言わず人任せにしようとする子。なかなか面白かった。
いろんなタイプの研修生がいたが、自分の見た研修生は素直な子が多かったと思う。
議論の時はあまり口出ししてはいけないので、基本的に研修生が議論している時は見ているだけなのだが、人の意見を遮って「でも」とか「それは違う」とか、人の話を最後まで聞かないようなことがあった場合は注意しようと思っていた。
二日目にそんな場面があったので「まず意見を聞いてから反論しようか」と言おうとしたら、1人の女の子が「まず聞こうよ!」と言ってくれた。そうすると「うん」と言って遮ろうとした子も素直に聞く。そして聞いた後にその意見について自分の意見をいう。
なんて素直なんだろうと感心した。
これまで勤めた会社で、「人の意見を聞いてください」と言われようもんなら「じゃあいいです」って言うて会議室を出ていくような輩もいたりして(ちなみにかなりええ歳)、こんな風になってしまうともう手に負えなくなるのだが、注意してくれる人がいて、その子が素直ならきっと大丈夫だろうと思えた。(ちなみに、会議室を出ていく「手に負えない輩」はなぜか会社でかなりの地位を与えられていたので、さらにたちが悪かった。。。)
この二日間、研修生に「ここはこうしたほうがいいよ」と言うようなことを結構伝えたが、言っているときに「自分もできてないな」と思いながら、自分に言い聞かせている部分もあった。
今回、「講師」と言う立場で研修生に色々と伝えるつもりでいたが、自分を見直す良い機会にもなり、自分にとっても大変有意義な二日間となった。
そして、なぜか音楽仲間も増えた。講師初日に趣味などを含めた自己紹介をするのだが、その中で自分の趣味は音楽であることも伝えた。すると昼休みに「すみません。ちょっと良いですか」聞いてきたので、昼休みにまで質問にくるとは熱心な子だなと思って聞くと「僕、ドラムを叩くのですが。。。」とまさかの音楽できるアピールだった笑
ある意味、すごいガッツだと思うし、そういう前向きな子は応援したくなる。
ライブにも出たいということだったので、次に自分が主催するライブへの出演が決定した。出会いなんてどこに潜んでいるかわからないということも、最後に付け加えておく。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる