目撃者

わいんだーずさかもと

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新藤恭輔は玄関のドアをそっと開け家へ入った。
リビングで妻である佐和子が倒れている。

「佐和子、佐和子」

呼びかけるが返事がない。

「佐和子!」

肩をゆすってみても起きる気配がなかった。
恭輔は携帯を取り出し電話をかけた。

「もしもし、俺だ。死んでくれたよ」

相手にそう告げた後、恭輔はニヤリと笑った。

「ニャー!ニャーー!!」

飼い猫のリアルがそんな恭輔を見ながら鳴き続けていた。




「ねぇ恭輔、良いビジネスプランがあるの。乗らない」

里中朋美からそう話を持ち掛けられたのは32歳のときだった。
見た目が良く話もうまい恭輔は若い頃から女性にモテて、30歳を超えてもそれは変わらなかった。
女性に不自由したことのない恭輔には一人の女性にしばられる結婚というシステムが理解できなかったが、
ビジネスパートナーということであれば話は別だった。
朋美からプランを聞いた恭輔は直観的にいけそうだと感じたが、そのプランには立ち上げにまとまった資金が必要だった。
しかし二人に貯えはなく、二人とも定職についてなかったのでとてもビジネスを立ち上げるための資金調達などできそうになかった。

「良いプランだと思うよ。けど、金がなけりゃ絵に描いた餅だ」

恭輔はそう吐き捨てた。

「資金調達のプランもあるの。そして、それはあなたにしかできないのよ」

朋美が話したプランというのは、資産家の友達と恭輔を結婚させてその資産をいただくというものだった。
『佐和子』という朋美の友達には父が築いた資産があるとのことだった。
何でも父が発明家で、その発明で莫大な資産を築いたらしい。
そして、佐和子の父も母もすでに他界しており、佐和子は一人娘ときていた。
「佐和子とあなたが結婚するの。そして、佐和子を殺す。佐和子の遺産はあなたのものになるわ」

「そんなうまくいくかよ」

「いくわ。佐和子にはすでにあなたの写真を見せているの。とても気に入ってたわ。佐和子は今29歳。
30歳までに結婚したいんだけど、相手がいない。ということであなたをおススメしておいたの。あなたも乗り気ということになってる」

「なんでそんなに都合が良いんだよ」

「婚活パーティーにカモを探しに行ったのよ。珍しいでしょ。婚活パーティーに男じゃなく女を探しに行く女」

「最初からそれが目的かよ」

「そう」

「俺が断ったらどうするつもりだったんだ?」

「あなたは断らない。あなたとはそこそこ長い付き合いになってきたからそれくらいわかるわ」

「チェッ」

朋美の予想通りの反応をしてしまったことが気に食わず恭輔は舌打ちをしたが、そんなことよりも重大な問題がある。

「殺すって、どうやるんだよ。俺に殺させるのか?」

「うん。大金を手に入れるんだからそれなりにリスクは伴うわよ。といっても、あなたには毒をもってもらうだけ。あとは自殺に見せかける」

「どうやって?」

「こんな写真でもネットに流しとけばいいんじゃない。発明家の娘、父の遺産で男を買うって見出しでもつけて」

そういって朋美が見せた写真は、ベッドの上で佐和子が複数の男と淫らな姿で映っているものだった。

「この女が佐和子なのか?ろくでもない女だな」

恭輔はこのとき佐和子の写真を初めて見たが、その写真は話を聞いてイメージしていた佐和子とは真逆のものだった。

「その女、首から下は佐和子じゃないよ。ただのパリピ。顔だけは佐和子に差し替えて合成してるけどね」

「これ、合成かよ。どう見ても本物にしか見えない」

恭輔は最近の合成写真の技術はすごいもんだと関心した。

「この写真が嘘でもホントでもどっちでもいいのよ。この写真の人物が発明家の娘・佐和子と認識されて拡散されれば、十分動機になるわ。毒も私が用意する。どう?」

「俺がつかまらないなら、やってもいい」

「毒の入手経路からは絶対にあなたにつながらないようにする。佐和子の痕跡は残すけどね。
あなたがまったく疑われないってことはないと思うけど、どう考えても遺産目的の殺人で犯人この人だって疑われてるのに捕まっていないケースもいっぱいあるよね。
だから、大丈夫だよ」

そう言って笑う朋美を見て恭輔は朋美がこういうことをするのが初めてではないと確信したが、口には出さなかった。

「わかった。やるよ」

「決まりね」

この会話から半年後、恭輔と佐和子は結婚した。そしてさらに半年後、二人は計画を実行に移したのだった。


毒は、朋美が用意した。どこから調達したかわからないが、恭輔はあえて聞かなかった。
朋美の話では粉状の毒を飲みのもに入れるだけで良いとのことだったので、佐和子の不在時に恭輔が佐和子のグラスに塗っておいた。
佐和子は仕事を終えて帰ってくると、この必ずこのグラスでソーダ水を飲むのだ。
合成写真もネットで流し始めた。まだ佐和子は気づいていないが、もうネットで拡散され始めていた。
あとは佐和子が仕事から帰ってきてソーダ水を飲むのを待つだけだ。
毒を塗ったあと家を出た恭輔は、その時間を見計らって家に帰ったのだった。



「ニャー!ニャーー!!」

リアルが恭輔を見ながら鳴き続ける。
恭輔は猫を無視して話続けた。
「ああ、こっちに来るんだな。わかった。待ってるよ、ああ、それじゃ」
恭輔は電話を切った。
予定通り、佐和子が毒を飲んで死んでくれた。あとは自殺工作だけだ。
朋美の痕跡をあまり残したくなかったが、自殺工作をするには朋美が必要だ。
きっと、あの女はこんなことに慣れているのだろう。もうすでにこちらへ向かっているとのことだった。

しかし、思った以上にスムーズに進んだと恭輔は思った。
恭輔は結婚後、佐和子を全力で愛しているように接した。そして、佐和子も恭輔を疑わなかった。
少なくとも佐和子は自分の遺産が狙われているとは思っていない。恭輔はそう確信していた。
計画は朋美と進めたが、会うのは極力さけて電話で打ち合わせた。
話す場所は自宅だった。もちろん、佐和子のいないときなので誰にも聞かれていない。

「ニャー」

(こいつは聞いてたか)
恭輔は猫のリアルを見た。
リアルは佐和子の実家で飼っていた猫だ。
結婚するときに佐和子が連れてきた。
正直なところ、恭輔は猫が好きではなかったが捨てろとも言えなかったし、
それに、猫に計画を知られたところで何の問題もなかった。

「お前が人間の言葉を話せたら大問題だけどな」

「ニャー!」

そう言う恭輔に向かってリアルはもう一度鳴いた。

「ガチャッ」

そのとき、玄関が開く音がして、朋美が入ってきた。

「玄関空いてたよ。不用心ね」

そういえば玄関の鍵を閉め忘れたかもしれない。

「佐和子が死んでるか気になって、忘れてたよ」

「まあいいわ。さっさと始めましょう。とりあえず、パソコン立ち上げて」

恭輔はノートパソコンを立ち上げた。

「佐和子のSNSのアカウントにログインして。そこで、あんな写真が流出してしまって、もう生きていけません。みたいなことを書き込んで」

佐和子のSNSに自殺のメッセージを残すことにしていたので、恭輔は佐和子のSNSアカウントのパスワードを調べていた。
家のパソコンは佐和子との共用なので、履歴からパスワードを知るのは難しくなかった。
ログインできることも既に実験済みだった。

「死んだ後に書き込んでも大丈夫なのか?」

「死亡推定時刻なんておおよそだから、死後でも、そのおおよその範囲に入ってれば問題ないわよ。早くして」

つくづく怖い女だと恭輔は思った。

「はいはい」

恭輔は佐和子のSNSにログインを試みた。しかし、パスワード不一致でログインできなかった。

「あれ、おかしいな。間違えたかな」

恭輔はパスワードを慎重に入力しなおしたが、結果は同じだった。

「なにモタモタしてんのよ」

「いや、ログインできないんだよ。パスワードも合ってるはずなんだけど」

恭輔はもう一度試してみたが、やはりログインできなかった。

「何度やっても同じだよ。そのパスワードじゃログインできないから」

「なんでそんなことがわかるんだよ!昨日まではできてたんだよ」

恭輔はイライラしながらそう言った。

言った後。さっきの声が朋美でないことに気づいた。
朋美ではないが、とても聞きなれた声。
恭輔は全身から血の気が引くのを感じた。

「パスワード。変えたんだよ。あなたがよくログインしてるみたいだったからね」

恭輔は声の方を振り返った。そこには佐和子が立っていた。

「さわ…こ…」

「お生憎様だったね」

佐和子はそう言ってにっこり笑った。

「なんで!死んでないじゃん!どうしてしっかり確認しないのよ!」

朋美が恭輔に怒号を浴びせた。

「倒れてて、起こしても起きなかったから死んでると思ったんだよ!お前も、この毒は少量でも確実に死ぬからって言ってただろ!」

恭輔は気が動転していた。

「とにかく、こうなったら仕方ない。恭輔、佐和子を殺して」

「どうやって」

「首でも絞めて殺せばいいでしょ!」

朋美も冷静を保てていなかった。

「私を殺して、それで逃げ切れるの?」

この場で唯一冷静な佐和子が静かに言った。

「私たちの計画を知っているのはあなただけ。あなたを殺してごまかせば、なんとかなるわよ!」

そう言うなり朋美が佐和子に飛び掛かったが、佐和子はひらりと身をかわした。
勢い余って転ぶ朋美に向かって佐和子は言った。

「私を殺しても、あなたたちは逃げられない」

佐和子は朋美に向かってノートパソコンの画面を見せた。

「どうして?なんなのよこれ!」

「どうしたんだ!何がうつってる?」

朋美の様子を見て、恭輔も慌ててノートパソコンの画面を覗き込んだ。

「これは…」

恭輔は画面を見て絶句した。
なぜなら、画面には自分が映されていたからだ。
正確には、この部屋での恭輔の行動だった。それらがすべて動画で記録されていた。
犯行計画を電話で打ち合わせる恭輔。佐和子のSNSへログインしている恭輔。そして、グラスに毒を塗る恭輔。
音声もすべて記録されていた。

「隠しカメラよ!」

朋美が叫んだ。

「どうして気がつかないの!今すぐ探して!」

恭輔は慌てて部屋中を探しはじめたが、どこにも見つからない。

「なにしてるの!撮られている映像の角度みれば隠されている場所の検討がつくでしょ!」

朋美に言われて恭輔は映像を戻し、角度を確認した。

「これ、おかしいぞ」

「なにしてるのよ!」

いらいらしている朋美もノートパソコンを覗き込む。

「あれ?固定されていない。動いてる?」

動画の視点はどこかに固定されたものでなく、あきらかに動いていた。
恭輔がグラスに毒を塗る映像など、真正面から撮られていた。

「恭輔、あたなこれ真正面からじゃない!誰に撮られたのよ」

「誰もいなかったよ。こんな真正面に誰かがいたら、気づかないほうがおかしいだろ」

朋美もそう思ったが、誰かが撮ったとしか思えない映像なのだ。

「じゃあ、誰が撮ったのよ!望遠?それとも、透明人間でもいたわけ?」

「フフッ。望遠でも透明人間でもないよ。恭輔さん、あなたの目の前に堂々といたのよ」

そのやり取りを聞いていた佐和子が笑って言った。

「どういうことだよ!目の前にいたら気づくに決まってるだろ!」

恭輔は怒鳴ったが、佐和子は動じない。

「その通り。あたたはその存在には気づいてた。でもね、気には留めてなかった」

「だから、目の前に人がいて、気に留めないやつなんていないだろ!」

「フフッ」

佐和子は笑って、そして言った。

「誰も、あなたの目の前に人がいたなんて一言も言ってない」

佐和子は目線を移した。

「あなたの目の前にいたのは、人じゃないのよ。ねぇ」

「ニャー」

目線の先にいたリアルが優しく鳴いた。




「この子にはね、見た映像、聞いた音声を無線でパソコンに送信できる機能があるの」

映像を見せられ逃れられないとわかった恭輔と朋美は佐和子の話を聞きはじめた。

「目にカメラをつけているとか、そういうことじゃないの。猫に限らず人間もだけど、目で見た映像や耳で聞いた音声などを認識するのは脳でしょ。
その脳に特殊な装置をつけているの。その装置は、脳で認識している情報を電気信号に変えて無線で飛ばすことができるの。だから、近くに受信機があれば
この子が見たり聞いたりした情報を送ることができるの。今回はノードパソコンが受信機になってる。そして、ノートパソコンで受信したデータはすべて記録してる。
だから、ここに保存されている映像はこの部屋で起こったリアルなのよ。この子はリアルを送れるの。だから、リアル」

恭輔にも朋美にもとても信じられない話だったが、見せられた映像が佐和子の話が真実であることを証明していた。

「お父さんは猫が大好きだった。だから、たくさんの野良猫が殺処分されるのに心を痛めていた。どうにかして、殺処分を止めれないだろうかと。
そうして思いついたのがこの発明だった。これを利用すれば、野良猫たちが監視カメラになってくれる。そうすると殺処分もなくなるんじゃないかってそう思ったみたい。
そしてこの装置が完成して、リアルに搭載された。まだ実用化はされていないけど、この技術が高く評価されて、この技術を買いたいっていう企業がでてきた。
自分で先が長くないとわかっていたお父さんは、この技術を実用化してほしいという願いを込めて、この技術を売った。
そのお金があなたたちが狙っていた私の資産になってるってわけ」

佐和子の話は理解できたが、恭輔には腑に落ちないことがあった。

「その猫についてはわかった。けど、おかしい。映像は結婚初日から記録されている。結婚した嫁がたまたまハイスペック猫を飼っていて、
そのハイスペック猫がたまたま結婚初日から映像を記録していたとは考えにくい。それに、俺と生活する中でこの計画に気づいたなら、
映像は結婚生活の途中からのはずだ。なぜ、初日から映像があるのか…」

恭輔の指摘通り、リアル目線の映像は結婚初日から記録されていた。

「考えられる理由は一つよ。佐和子、あんた初めから私たちの計画知ってたわね。あんた、一体何者なの?」

朋美が佐和子を睨みつけた。

「由美子…村下由美子」

佐和子がその名前を言って、朋美を見た。佐和子の表情が先ほどまでの穏やかなそれではなくなっていた。

「村下由美子?むらした…あっ」

朋美が何かを思い出したようだった。

「あなたが以前に殺した子よ。今回、私にしたのと同じ手口でね。あの子はね、私の親友だった。
図らずも資産を持ってしまった私たちのような女の周りにはいろんなやつが寄ってくるの。
由美子はそんな同じ悩みを共有できる親友だった。それを…」

「そんな女、知らないよ」

朋美はそう言ったが、恭輔にはとても信じられなかった。最初に計画を聞いたとき、そう感じた。
この女、過去に同じことをやっていると。
その相手は、佐和子の親友だったのだ。

「由美子が自殺なんて、絶対に信じられなかった。不審に思った私は調べに調べたわ。そして、あなたにいきついた。
由美子の結婚願望を利用して、あなたは由美子を…絶対に許さないと思った。そして、あたなについて徹底的に調べたわ」

朋美は佐和子から目を離して聞いていた。

「あなた、おいしそうなビジネスの話で相手をつって、大金をせしめた後はその相手の前から消えてるわね」

恭輔がこの言葉に反応した。

「なんだって?」

「恭輔さん、結局あなたもこの女に利用されてたのよ。もし今回の計画がうまくいって私の遺産を手にしたら、
この女、あなたの前から消えてたわ」

朋美は何も言わなかった。

「朋美、あなたの想像通りよ。私は最初からあなたたちの計画を知ってた。というより、私が近づいたのよ。
あなたは婚活パーティーで良いカモを探してたんでしょうけど、私はあなたを探してた。
あなたはまた絶対に同じことをすると思ってたから、私はあなたが参加しそうな婚活パーティーに参加し続けたわ。
そして、あなたを見つけた。
私はあなたが食いつきそうなお金の話をたくさんしてあげた。あなたが恭輔さんの写真を見せてきたとき、内心ほくそ笑んでたのよ」

「朋美、お前は…」

恭輔が何かを言おうとしたが、佐和子がそれを遮った。

「恭輔さん、朋美はあなたを利用したけど、私もあなたを利用した。自分の復讐のために。だから、あなたには申し訳ない気持ちがあった。
でも、あなたも私を利用しようとしてた。だから、私たちはお互い様だよね」

「佐和子…」

「撮った映像はもう警察に渡している。今日撮れた映像も会話も警察に渡す。
私は映像を見てたから毒を飲んでないし、死ななかった。あなたたちの犯行の証拠をさらに撮るために死んだふりはしたけどね。
恭輔さんは私を殺そうとしたわけだから殺人未遂になるかもしれない。でも、朋美は由美子を殺している。
今回の件で、警察はもう一度由美子の事件を調べることを約束してくれた。これで由美子の事件についても朋美の犯行が明らかになる。
朋美は未遂じゃない。殺人罪になる。
本当は、お父さんの発明をこんなことに使いたくなかった。でも、お父さんも由美子のことが大好きだった。
だからきっと、お父さんも由美子の仇をうつためなら許してくれる」

朋美はタバコに火をつけ、煙と一緒に大きく息を吐きだした。

「終わっちゃったな」

「そうよ朋美。マスコミもあなたをほっとかないでしょうし、社会的にもあなたは終わりだわ。あと、恭輔さん」

佐和子はそばに置いていたカバンから紙を取り出した。

「これ、私のハンコは押してある。あとは恭輔さんのハンコを押してもらえればいいから」

そう言って佐和子は恭輔の前に離婚届けを置いた。

「さてと、これで全部終わりだ。リアル、帰ろっか。リアルが大好きだったお父さんの家に」

「ニャー」

佐和子が玄関に向かって歩き出し、リアルがその後に続いた。
玄関を出る前にリアルが恭輔と朋美の方を振り返り、二人をまっすぐ見つめた。
恭輔と朋美はその目を見ることができずに目を背けた。

「リアル、行くよ」

「ニャー」

佐和子とリアルは家に向かって歩きだした。
あたりは真っ暗だったが、佐和子とリアルが歩く道は青い街灯で照らされていた。
青は犯罪を抑制する効果があるらしく、実際に青い街灯に変更してからこのあたりの犯罪件数は減少していた。

「ねぇリアル、人の心も青で照らせたらいいと思わない?お父さんなら、そんな発想からまた何か作ったのかもしれないね」

そんなことをリアルに話しながら見た街灯の青が、佐和子にはいつもより優しく見えた。
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