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まったり地球での生活編
名誉挽回の処方箋9
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椿姫と蒼天騎士団の戦いは壮絶なものとなった。
相手は鯖最強を冠するギルドに所属する猛者たちである。
それがざっと数えただけで軽く十名を超えている。
対してこちらは二人。というか私は早々に瞬殺されて地面に転がっていたので、実質一人である。
椿姫はまったく臆することなく、敵の群れへ突っ込んで行った。
その戦いぶりは鬼神の如き立ち回りであった。
それはただレベルが高いというだけでは説明がつかない。プレイヤースキルが相当な水準になければ、こうまで圧倒することは難しいだろう。
しかし、多勢に無勢。囲まれた状態ではどうしてもすべての攻撃を防ぐことはできない。特に背後からの攻撃はどうしようもないようだった。
それでも三人を道連れにしたのだから、彼女の実力は相当なものだと思う。
私たちは王都へ帰還し、池に掛けられた橋の欄干に佇んでいる。
椿姫:やっぱあの数は無理だねー
敗北を喫したばかりだというのに、やけにあっけらかんとしている。あれほどの大人数に囲まれて袋叩きにされたというのに。
ムー太:ごめんなさい私のせいで
ムー太:あんなにいっぱい仕返しにくるなんて
落ち込む私に、椿姫は朗らかに笑ってみせる。
椿姫:はっはっは
椿姫:心配はいらないよ
椿姫:わからないと思うから言うけど
椿姫:PKってのはよーいドンの戦いじゃないんだ
椿姫:審判がいて判定を下してくれる。そういう戦いじゃないってこと
椿姫:たしかに王城戦ならあれで決着だし
椿姫:実際、王城戦で蒼天騎士団に勝てるギルドはないでしょう
椿姫:だけど、PKなら話は別
椿姫:王城戦が総合力の勝負だとするなら
椿姫:PKは執念深いほうが勝つようにできてる
椿姫:それに人数が多いのも一長一短。不利に働くこともある
椿姫:次からはこっちからも積極的に仕掛けていくよ
彼女の言いたいことが私にはいまいち理解できなかった。
人数が多いほうが不利になることがある。本当にそんなことがありえるのだろうか。
しかし、それがただの負け惜しみとは思えなかったし、根性論のような構造の単純なものではないような気がした。なぜなら彼女は、確かな実力を有しているから。漲る自信の裏側には、私には理解の及ばない勝算があるに違いない。
正直な話、私は彼女に好感を抱いている。
好戦的なところが自分と似ているからかもしれない。倒されてもただでは起きず、徹底抗戦の構えを取るその姿勢には、リスペクトの念すら抱くほどだ。だからこそ心配でもある。彼女はギルドの看板を背負っていたはずではなかったか。熱くなりすぎてそのことを忘れているのではないか。彼女の言うとおり報復を行えば、ギルド間戦争にまで発展してしまう恐れがある。
その点を指摘すると、椿姫は大笑いのエモーションを出して豪快に笑った。
椿姫:うちのギルドはまったり方針だけど
椿姫:一つだけ絶対に破ってはならない掟がある
椿姫:ギルメンの誰かがPKされたら、何を差し置いても報復するっていう
椿姫:鉄の掟がね
ぞくっと背筋に寒気が走った。
椿姫と私は似ている。だからだろうか、不意に彼女の考えのすべてを理解できてしまった。
もしも現実世界で、ムー太の命を脅かす存在があれば、私は決して許さない。地の果てまで追いかけその命を以って償わせるだろう。
椿姫も同じタイプだ。
チャットだからわかりづらかったけれど、彼女は相当に怒っていた。
しかし、自分から仕掛けることはできなかった。
それでは椿姫が加害者になってしまうし、ギルメンに対しても申し開きができないからだ。だから最初に出会って話したあの時点では、ギルドの看板を背負ってるから成敗できないという結論だった。
しかし、椿姫は納得していなかった。
なんとかできぬものかと考えた。
そして辿り着いた妙案が、私と一緒にいることだったのだ。
――喧嘩を売れないのなら、売ってもらえばいい。
だから彼女は待っていた。
あくまで受け身のまま待っていた。
獲物が罠に掛かるのを、自分という餌をぶら下げて待っていた。
自分が被害者となる瞬間を待っていた。
大義名分ができるのを待っていた。
だから彼女は、暗黒卿を倒した時に、失敗したと言ったのだ。その先に続く言葉はこうだ。
――倒してくれれば良かったのに。
そうすれば、報復という名目でギルド員を動員することができる。
そこまでして鯖最強の蒼天騎士団から喧嘩を買いたい理由は一つしかない。
椿姫:ムー太ちゃんの仇は私たちが必ず取ってあげる
椿姫のキャラクターは無機質な無表情を晒していたが、私には不敵に笑っているように見えた。
◇◇◇◇◇
別れ際、椿姫が言っていた。
椿姫:明日から普通に狩りできると思うよ
椿姫:蒼天騎士団それどころじゃなくなるだろうから
彼女の言うとおり、蒼天騎士団による妨害はほとんどなくなった。たまに思い出したように暗黒卿が襲ってきたけれど、その頻度は明らかに落ちていた。
今もどこかのフィールドで蒼天騎士団vsまったり峠茶屋の戦いが繰り広げられていることだろう。その戦況を知る由はないけれど、私の妨害にまで手が回らないということは、蒼天騎士団に苦戦を強いているのは間違いない。
本当は私も手伝いたかったけれど、それは椿姫に断られてしまった。
椿姫:あなたがやるべきことは、農場の再生でしょう
気が付けば、私のプレイヤーレベルは52まで上がっており、職業レベルは66となっていた。
今までは妨害されていたのでわかりにくかったけれど、稼げるお金も大幅に増えていて、借金を前倒しで返していけるまでになっていた。
そして、すべての借金の返済が終わったのはその一週間後のことだった。驚くほどスムーズに事を終えることができたのは、もちろん、椿姫たちが蒼天騎士団を引き付けておいてくれたおかげである。
彼女たちには感謝の気持ちしかない。私の無念だけでなく、ムー太の無念まで晴らしてくれた。そして農場を守ることにまで貢献してくれたのだから。
この偉業(農場の再建)を私一人の力で達成できたかと言えば否である。
椿姫――ムー太を助けようとする同志の助力――がなければ、途中の山場で頓挫していたに違いない。
しかし、それは偶然ではなかったのだと思う。ムー太が築き上げてきた人脈が、最後にムー太自身を助けたのだと私は思っている。
情けは人のためならず。
人との繋がりを大事にしてきたムー太だからこそ助けて貰うことができたのだ。
◇◇◇◇◇
更に、ムー太の農場を完全復活させるまでに二日が必要だった。
今では、青々とした作物が画面いっぱいに実っている。
清涼な風が吹き抜けてウサギのモフ毛を巻き上げる。
「ほら、ムー太おいで」
初めは警戒MAXという様子のムー太だったけれど、辛抱強く待っていると、向こうのほうからぴょこぴょことやってきた。そして復活した農場を発見したムー太は、こたつの上へぴょんと乗り、おめめをまん丸に見開いて驚いた。
そしてまんまるの体を斜めにして「むきゅう?」「むきゅう?」と落ち着きなく鳴きはじめた。詰んでいたはずの農場をどうやって復活させたのか、納得がいかないのかもしれない。
私は微笑んで、悪戯っぽく問う。
「うふふ、どうやったのか知りたい?」
ムー太のボンボンがピコンと起立する。
こちらを見上げるその黒目は好奇心に彩られている。
「むきゅう!」
ムー太を膝の上へ移動させる。
そのモフモフの頭に手をやって、しばし考える。
「それはね、話すと長くなるんだけど……」
どこから話したものだろうか。
やっぱり最初からがいいか。
お金を稼ぐため出稼ぎに出たものの、ムー太みたいなモンスターがいて倒せなかった話。
うん、これがいい。
もちろん、椿姫の活躍は外せない。ムー太の友達が助けてくれた話。きっと喜ぶことだろう。
私の話にムー太はワクワクと体を揺らして聞き入っている。
その黒目に怯えの色はもう見て取れない。あるのは好奇心に詰まった輝かしい光だけ。
椿姫は戦争が終わったら遊びに来ると言っていた。
その時は、ムー太と二人でお礼を言おう。
ギルドに所属していない私は鯖の世界情勢に疎く、戦況がどうなっているのか知る術がない。唯一の頼りは、時折、京子を経由して入ってくる又聞きの情報だけ。
願わくば、椿姫たちの勝利を信じて。
しかし、戦争は長期化。
戦報が届いたのは、三か月後のことだった。
相手は鯖最強を冠するギルドに所属する猛者たちである。
それがざっと数えただけで軽く十名を超えている。
対してこちらは二人。というか私は早々に瞬殺されて地面に転がっていたので、実質一人である。
椿姫はまったく臆することなく、敵の群れへ突っ込んで行った。
その戦いぶりは鬼神の如き立ち回りであった。
それはただレベルが高いというだけでは説明がつかない。プレイヤースキルが相当な水準になければ、こうまで圧倒することは難しいだろう。
しかし、多勢に無勢。囲まれた状態ではどうしてもすべての攻撃を防ぐことはできない。特に背後からの攻撃はどうしようもないようだった。
それでも三人を道連れにしたのだから、彼女の実力は相当なものだと思う。
私たちは王都へ帰還し、池に掛けられた橋の欄干に佇んでいる。
椿姫:やっぱあの数は無理だねー
敗北を喫したばかりだというのに、やけにあっけらかんとしている。あれほどの大人数に囲まれて袋叩きにされたというのに。
ムー太:ごめんなさい私のせいで
ムー太:あんなにいっぱい仕返しにくるなんて
落ち込む私に、椿姫は朗らかに笑ってみせる。
椿姫:はっはっは
椿姫:心配はいらないよ
椿姫:わからないと思うから言うけど
椿姫:PKってのはよーいドンの戦いじゃないんだ
椿姫:審判がいて判定を下してくれる。そういう戦いじゃないってこと
椿姫:たしかに王城戦ならあれで決着だし
椿姫:実際、王城戦で蒼天騎士団に勝てるギルドはないでしょう
椿姫:だけど、PKなら話は別
椿姫:王城戦が総合力の勝負だとするなら
椿姫:PKは執念深いほうが勝つようにできてる
椿姫:それに人数が多いのも一長一短。不利に働くこともある
椿姫:次からはこっちからも積極的に仕掛けていくよ
彼女の言いたいことが私にはいまいち理解できなかった。
人数が多いほうが不利になることがある。本当にそんなことがありえるのだろうか。
しかし、それがただの負け惜しみとは思えなかったし、根性論のような構造の単純なものではないような気がした。なぜなら彼女は、確かな実力を有しているから。漲る自信の裏側には、私には理解の及ばない勝算があるに違いない。
正直な話、私は彼女に好感を抱いている。
好戦的なところが自分と似ているからかもしれない。倒されてもただでは起きず、徹底抗戦の構えを取るその姿勢には、リスペクトの念すら抱くほどだ。だからこそ心配でもある。彼女はギルドの看板を背負っていたはずではなかったか。熱くなりすぎてそのことを忘れているのではないか。彼女の言うとおり報復を行えば、ギルド間戦争にまで発展してしまう恐れがある。
その点を指摘すると、椿姫は大笑いのエモーションを出して豪快に笑った。
椿姫:うちのギルドはまったり方針だけど
椿姫:一つだけ絶対に破ってはならない掟がある
椿姫:ギルメンの誰かがPKされたら、何を差し置いても報復するっていう
椿姫:鉄の掟がね
ぞくっと背筋に寒気が走った。
椿姫と私は似ている。だからだろうか、不意に彼女の考えのすべてを理解できてしまった。
もしも現実世界で、ムー太の命を脅かす存在があれば、私は決して許さない。地の果てまで追いかけその命を以って償わせるだろう。
椿姫も同じタイプだ。
チャットだからわかりづらかったけれど、彼女は相当に怒っていた。
しかし、自分から仕掛けることはできなかった。
それでは椿姫が加害者になってしまうし、ギルメンに対しても申し開きができないからだ。だから最初に出会って話したあの時点では、ギルドの看板を背負ってるから成敗できないという結論だった。
しかし、椿姫は納得していなかった。
なんとかできぬものかと考えた。
そして辿り着いた妙案が、私と一緒にいることだったのだ。
――喧嘩を売れないのなら、売ってもらえばいい。
だから彼女は待っていた。
あくまで受け身のまま待っていた。
獲物が罠に掛かるのを、自分という餌をぶら下げて待っていた。
自分が被害者となる瞬間を待っていた。
大義名分ができるのを待っていた。
だから彼女は、暗黒卿を倒した時に、失敗したと言ったのだ。その先に続く言葉はこうだ。
――倒してくれれば良かったのに。
そうすれば、報復という名目でギルド員を動員することができる。
そこまでして鯖最強の蒼天騎士団から喧嘩を買いたい理由は一つしかない。
椿姫:ムー太ちゃんの仇は私たちが必ず取ってあげる
椿姫のキャラクターは無機質な無表情を晒していたが、私には不敵に笑っているように見えた。
◇◇◇◇◇
別れ際、椿姫が言っていた。
椿姫:明日から普通に狩りできると思うよ
椿姫:蒼天騎士団それどころじゃなくなるだろうから
彼女の言うとおり、蒼天騎士団による妨害はほとんどなくなった。たまに思い出したように暗黒卿が襲ってきたけれど、その頻度は明らかに落ちていた。
今もどこかのフィールドで蒼天騎士団vsまったり峠茶屋の戦いが繰り広げられていることだろう。その戦況を知る由はないけれど、私の妨害にまで手が回らないということは、蒼天騎士団に苦戦を強いているのは間違いない。
本当は私も手伝いたかったけれど、それは椿姫に断られてしまった。
椿姫:あなたがやるべきことは、農場の再生でしょう
気が付けば、私のプレイヤーレベルは52まで上がっており、職業レベルは66となっていた。
今までは妨害されていたのでわかりにくかったけれど、稼げるお金も大幅に増えていて、借金を前倒しで返していけるまでになっていた。
そして、すべての借金の返済が終わったのはその一週間後のことだった。驚くほどスムーズに事を終えることができたのは、もちろん、椿姫たちが蒼天騎士団を引き付けておいてくれたおかげである。
彼女たちには感謝の気持ちしかない。私の無念だけでなく、ムー太の無念まで晴らしてくれた。そして農場を守ることにまで貢献してくれたのだから。
この偉業(農場の再建)を私一人の力で達成できたかと言えば否である。
椿姫――ムー太を助けようとする同志の助力――がなければ、途中の山場で頓挫していたに違いない。
しかし、それは偶然ではなかったのだと思う。ムー太が築き上げてきた人脈が、最後にムー太自身を助けたのだと私は思っている。
情けは人のためならず。
人との繋がりを大事にしてきたムー太だからこそ助けて貰うことができたのだ。
◇◇◇◇◇
更に、ムー太の農場を完全復活させるまでに二日が必要だった。
今では、青々とした作物が画面いっぱいに実っている。
清涼な風が吹き抜けてウサギのモフ毛を巻き上げる。
「ほら、ムー太おいで」
初めは警戒MAXという様子のムー太だったけれど、辛抱強く待っていると、向こうのほうからぴょこぴょことやってきた。そして復活した農場を発見したムー太は、こたつの上へぴょんと乗り、おめめをまん丸に見開いて驚いた。
そしてまんまるの体を斜めにして「むきゅう?」「むきゅう?」と落ち着きなく鳴きはじめた。詰んでいたはずの農場をどうやって復活させたのか、納得がいかないのかもしれない。
私は微笑んで、悪戯っぽく問う。
「うふふ、どうやったのか知りたい?」
ムー太のボンボンがピコンと起立する。
こちらを見上げるその黒目は好奇心に彩られている。
「むきゅう!」
ムー太を膝の上へ移動させる。
そのモフモフの頭に手をやって、しばし考える。
「それはね、話すと長くなるんだけど……」
どこから話したものだろうか。
やっぱり最初からがいいか。
お金を稼ぐため出稼ぎに出たものの、ムー太みたいなモンスターがいて倒せなかった話。
うん、これがいい。
もちろん、椿姫の活躍は外せない。ムー太の友達が助けてくれた話。きっと喜ぶことだろう。
私の話にムー太はワクワクと体を揺らして聞き入っている。
その黒目に怯えの色はもう見て取れない。あるのは好奇心に詰まった輝かしい光だけ。
椿姫は戦争が終わったら遊びに来ると言っていた。
その時は、ムー太と二人でお礼を言おう。
ギルドに所属していない私は鯖の世界情勢に疎く、戦況がどうなっているのか知る術がない。唯一の頼りは、時折、京子を経由して入ってくる又聞きの情報だけ。
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