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開戦
越年準備
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真珠湾攻撃の熱狂と、凱旋空母の威容に刺激された大和の乗員たちだが
年の瀬を迎え、彼らの日常は一変した。
海軍では「越年準備」と呼ばれる、大がかりな年の瀬の作業が始まったのだ。
「いいか、貴様ら!この大和が初めて迎える正月だ!
世界最大の戦艦として、完璧な姿で年を越すぞ!」
航空科格納庫で、相良大尉の厳しい号令が響き渡った。
越年準備で最も大掛かりな作業
それは「内外舷総塗粧」、すなわちペンキ塗りである。
戦艦大和は就役したばかりで
本来、総塗粧は不要なはずだが、海軍の慣習は絶対だ。
この作業は、艦全体の隅々まで、艦の清潔と規律を保つための、一種の儀式であった。
竹内馨二等兵曹は、観測席で慣れない筆を握りしめていた。
ネズミ色の軍艦色ではなく、彼の担当は、艦内居住区の通路の壁塗りだ。
「竹内、筆が震えているぞ!もっと大胆に塗れ!」
黒田兵曹長の指導が飛ぶ。
居住区の壁は、清潔感を保つために白ペンキが塗られる。
そして、汚れやすい床に近い裾の部分には、錆色のペンキが帯状に塗られる。
竹内は、生乾きの白いペンキの匂いに頭痛を感じながら
狭い通路の壁を慎重に塗っていった。しかし、艦内はあまりにも狭い。
「気をつけろよ、ペンキ泥棒になるぞ」
同期の整備兵、小泉昭一等兵が、竹内が塗ったばかりの壁の横を
工具箱を抱えて通り過ぎながら、ニヤリと笑った。
「ペンキ泥棒?」
「ああ。生乾きのペンキにうっかり触れて、軍服を白く汚すことだ。
触れるなと言われても、この艦の通路で、絶対触れないなんて無理だ」
小泉は、慣れた手つきで、壁からわずか数センチの隙間をすり抜けていった。
事実、白ペンキの乾燥にはおよそ二十一時間かかるという。
乾くまでロープが張られ、注意が促されているが
人と機材の往来が絶えない艦内では、うっかり壁に触れてしまう乗員が続出した。
竹内も、資材運搬中に肘を生乾きの壁に当ててしまった。
「しまった!」
慌てて汚れた軍服の袖を見ると、白いペンキがべったりと付着している。
「おい、竹内!見ろ、やっちまったな!」
小泉が、すぐさま駆け寄ってきた。
「どうすれば…このままだと、怒鳴られます」
「落ち着け。ほら、軍帽だ」
小泉は、自分の軍帽を外し、白く汚れた部分に擦り付けるようにして汚れを拭き取った。
不思議なことに、汚れは完全に落ちないものの、目立たなくなった。
「ペンキが乾ききってねぇときは、これで誤魔化すんだ。
ただし、上官に見つかったら、即座にバッターモンだぞ」
小泉は、そう言い残して、自分の持ち場へと戻っていった。
竹内は、改めてこの巨大な艦内で生きるための
細かな知恵と、旧習の恐怖が共存していることを感じた。
ペンキ塗りが終わると、次は年末大掃除である。
海軍では毎日時間を区切って掃除をしている。
さらに、軍艦日課では土曜日が「整備日課」となっており
午前中いっぱいをかけて毎週「大掃除」を行っている。
「毎週あんなに掃除しているのに、埃なんてたまる場所があるのか?」
竹内は、そう思っていた。
毎週土曜日の艦内大掃除は、海軍の常識を超えた徹底ぶりだ。
『毎日の日課手入れには時間の制限ありて手近き所のみに止むるを常とするも
此の時は如何なる難所も掃除し一週間分の汚物塵埃は残りなく一掃すべし』
これは、艦内掲示されていた大掃除に関する訓示の一部だ。
甲板士官はランタンで暗がりを照らし、隅々まで塵埃がないか覗き込み
そして、仕上げはなんと手を以て塵埃の有無を検すべし、とある。
そんな掃除を毎週やっているにもかかわらず
年末には、艦を挙げての「特別大掃除」が行われた。
竹内たち航空科は、格納庫の奥、通常は手が届きにくい
水上機の予備部品庫や、カタパルトの基部などを徹底的に磨き上げた。
特に、複雑なカタパルトの駆動部や、機銃座の裏側などは
埃が溜まりやすく、そこを疎かにすれば、即座に黒田兵曹長から怒鳴り声が飛んだ。
「塵一つ残すな!塵は、油と混ざり、火薬に引火する。塵埃は、艦の敵だ!」
乗員たちは皆、舳先から艦尾まで、艦の隅々まで磨き上げた。
まるで、艦全体を聖域にするかのように。
この大和が、極東の海に現れた巨大な神殿であるかのように
十二月三十一日、大晦日。
午前中、大掃除が完了した艦内は、ペンキの匂いが残るものの
清々しい空気に包まれていた。そして、いよいよ正月飾りの準備が始まった。
松飾りの設置は、『艦船ノ松飾装着法』という厳格な規定に基づいている。
装着個所: 檣頭(マストのてっぺん)、艦首旗竿、後部旗竿、舷門(艦の出入り口)。
装着期日: 十二月三十一日午前。
撤収期日: 一月四日起床後。
竹内は、他の乗員と共に、舷門に松を飾り付ける作業を手伝った。
巨大な鋼鉄の船体に、緑の松が飾られる光景は、威圧的な軍艦と
日本の伝統が融合した、奇妙だが美しいコントラストを生み出していた。
松飾りが整う頃には、艦内でも鏡餅が供えられた。艦内神社をはじめ
士官室や各居住区の要所要所に
餅が白い光を放って飾られた。これで、大和の越年準備は完了だ。
そして、この年越しの最大の喜びは、正月休暇であった。
十二月二十一日から一月十一日の期間を前期と後期に分け
乗員の半数が交代で休暇を取る。
竹内は休暇を終えたばかりで、今回は艦に残る「残留組」だ。
艦内は、休暇で人員が半減したため、がらんとしていた。
普段は肘が当たりそうな窮屈な下士官の食卓も、スカスカになっている。
しかし、人が減ったことによる安堵感と
休暇組への羨望がない交ぜになった、不思議な空気が流れていた。
昭和十七年(1942年)一月一日 元旦 柱島泊地
午前六時。通常通りの起床ラッパが鳴り響く。
起床:○六○○
朝食:○七○○
日課手入れ:○七四○
正月といえど、ここまでは普段と変わらない。
海軍の規律は、年中無休であった。
しかし、七時の朝食は、明らかに違っていた。
食卓の上には、さすがお正月、ご馳走が並んでいる。
正月三が日は、三食のうち二食が白米、一食が餅に変わるのだ。
普段の麦飯とは違う、白いご飯と
鏡餅を割った餅を食べることは、兵員にとってじつに嬉しい瞬間であった。
「うまい…!こんなに白い飯、久しぶりだ!」
若手乗員たちの間に、喜びのざわめきが広がる。
竹内も、いつもよりゆっくりと、白米を噛みしめた。
午前九時十五分。海軍の正月で最も重要な儀式
遙拝式の時間がやってきた。
この日ばかりは、訓育、教練、日課は休止されるが
遙拝式には正装で臨むことが規定されている。
竹内は、初めて見る士官たちの正装に、目を奪われた。
正装は、帽子は仁丹帽、燕尾服型の上衣には金繍のエポレット(肩章)
ズボンには金モールが入り、勲章記章を全部佩用する。
そして、金線入りの黒皮正剣帯を締め、長剣を帯びる。
竹内を含む下士官兵も、礼装に着替え、総員整列する。
『海軍礼式令第百二十六条』に基づき
彼らは宮城(皇居)の方角、東の空に面して整列した。
「敬礼!」
号令と共に、千名近い乗員が、清々しく整えられた大和の甲板上で
一斉に敬礼を行う。その光景は、壮観であった。
竹内は、遙拝式を終え、この大和が
国家の威信と、国民の期待を背負っていることを、改めて肌で感じた。
遙拝式のあとは、正装のまま、艦橋を背景に記念写真が撮られた。
その後、士官室では、乾杯が行われ、万歳三唱。
士官たちは、その後、通常礼装に着替えた。
これは、蝶ネクタイのフロックコートに通常の軍帽という
かしこまったスタイルで、長剣は帯びない。
通常礼装に着替えた士官たちは、その日一日、レコードを聴いたり
鏡餅を食べたりして、正月の一日を過ごす。
竹内は、この蝶ネクタイの礼装の士官たちが、窮屈な姿勢で正月を過ごす光景を見て
海軍の規律の厳しさを感じながらも、その中に流れる「和」の精神を感じていた。
戦艦大和は、こうして、海軍の厳格な伝統と、極秘の重圧の中で、初めての年を越した。
白いご飯と餅を噛みしめながら、竹内は
この巨大な艦の運命が、昭和十七年、真に動き出すことを予感していた。
年の瀬を迎え、彼らの日常は一変した。
海軍では「越年準備」と呼ばれる、大がかりな年の瀬の作業が始まったのだ。
「いいか、貴様ら!この大和が初めて迎える正月だ!
世界最大の戦艦として、完璧な姿で年を越すぞ!」
航空科格納庫で、相良大尉の厳しい号令が響き渡った。
越年準備で最も大掛かりな作業
それは「内外舷総塗粧」、すなわちペンキ塗りである。
戦艦大和は就役したばかりで
本来、総塗粧は不要なはずだが、海軍の慣習は絶対だ。
この作業は、艦全体の隅々まで、艦の清潔と規律を保つための、一種の儀式であった。
竹内馨二等兵曹は、観測席で慣れない筆を握りしめていた。
ネズミ色の軍艦色ではなく、彼の担当は、艦内居住区の通路の壁塗りだ。
「竹内、筆が震えているぞ!もっと大胆に塗れ!」
黒田兵曹長の指導が飛ぶ。
居住区の壁は、清潔感を保つために白ペンキが塗られる。
そして、汚れやすい床に近い裾の部分には、錆色のペンキが帯状に塗られる。
竹内は、生乾きの白いペンキの匂いに頭痛を感じながら
狭い通路の壁を慎重に塗っていった。しかし、艦内はあまりにも狭い。
「気をつけろよ、ペンキ泥棒になるぞ」
同期の整備兵、小泉昭一等兵が、竹内が塗ったばかりの壁の横を
工具箱を抱えて通り過ぎながら、ニヤリと笑った。
「ペンキ泥棒?」
「ああ。生乾きのペンキにうっかり触れて、軍服を白く汚すことだ。
触れるなと言われても、この艦の通路で、絶対触れないなんて無理だ」
小泉は、慣れた手つきで、壁からわずか数センチの隙間をすり抜けていった。
事実、白ペンキの乾燥にはおよそ二十一時間かかるという。
乾くまでロープが張られ、注意が促されているが
人と機材の往来が絶えない艦内では、うっかり壁に触れてしまう乗員が続出した。
竹内も、資材運搬中に肘を生乾きの壁に当ててしまった。
「しまった!」
慌てて汚れた軍服の袖を見ると、白いペンキがべったりと付着している。
「おい、竹内!見ろ、やっちまったな!」
小泉が、すぐさま駆け寄ってきた。
「どうすれば…このままだと、怒鳴られます」
「落ち着け。ほら、軍帽だ」
小泉は、自分の軍帽を外し、白く汚れた部分に擦り付けるようにして汚れを拭き取った。
不思議なことに、汚れは完全に落ちないものの、目立たなくなった。
「ペンキが乾ききってねぇときは、これで誤魔化すんだ。
ただし、上官に見つかったら、即座にバッターモンだぞ」
小泉は、そう言い残して、自分の持ち場へと戻っていった。
竹内は、改めてこの巨大な艦内で生きるための
細かな知恵と、旧習の恐怖が共存していることを感じた。
ペンキ塗りが終わると、次は年末大掃除である。
海軍では毎日時間を区切って掃除をしている。
さらに、軍艦日課では土曜日が「整備日課」となっており
午前中いっぱいをかけて毎週「大掃除」を行っている。
「毎週あんなに掃除しているのに、埃なんてたまる場所があるのか?」
竹内は、そう思っていた。
毎週土曜日の艦内大掃除は、海軍の常識を超えた徹底ぶりだ。
『毎日の日課手入れには時間の制限ありて手近き所のみに止むるを常とするも
此の時は如何なる難所も掃除し一週間分の汚物塵埃は残りなく一掃すべし』
これは、艦内掲示されていた大掃除に関する訓示の一部だ。
甲板士官はランタンで暗がりを照らし、隅々まで塵埃がないか覗き込み
そして、仕上げはなんと手を以て塵埃の有無を検すべし、とある。
そんな掃除を毎週やっているにもかかわらず
年末には、艦を挙げての「特別大掃除」が行われた。
竹内たち航空科は、格納庫の奥、通常は手が届きにくい
水上機の予備部品庫や、カタパルトの基部などを徹底的に磨き上げた。
特に、複雑なカタパルトの駆動部や、機銃座の裏側などは
埃が溜まりやすく、そこを疎かにすれば、即座に黒田兵曹長から怒鳴り声が飛んだ。
「塵一つ残すな!塵は、油と混ざり、火薬に引火する。塵埃は、艦の敵だ!」
乗員たちは皆、舳先から艦尾まで、艦の隅々まで磨き上げた。
まるで、艦全体を聖域にするかのように。
この大和が、極東の海に現れた巨大な神殿であるかのように
十二月三十一日、大晦日。
午前中、大掃除が完了した艦内は、ペンキの匂いが残るものの
清々しい空気に包まれていた。そして、いよいよ正月飾りの準備が始まった。
松飾りの設置は、『艦船ノ松飾装着法』という厳格な規定に基づいている。
装着個所: 檣頭(マストのてっぺん)、艦首旗竿、後部旗竿、舷門(艦の出入り口)。
装着期日: 十二月三十一日午前。
撤収期日: 一月四日起床後。
竹内は、他の乗員と共に、舷門に松を飾り付ける作業を手伝った。
巨大な鋼鉄の船体に、緑の松が飾られる光景は、威圧的な軍艦と
日本の伝統が融合した、奇妙だが美しいコントラストを生み出していた。
松飾りが整う頃には、艦内でも鏡餅が供えられた。艦内神社をはじめ
士官室や各居住区の要所要所に
餅が白い光を放って飾られた。これで、大和の越年準備は完了だ。
そして、この年越しの最大の喜びは、正月休暇であった。
十二月二十一日から一月十一日の期間を前期と後期に分け
乗員の半数が交代で休暇を取る。
竹内は休暇を終えたばかりで、今回は艦に残る「残留組」だ。
艦内は、休暇で人員が半減したため、がらんとしていた。
普段は肘が当たりそうな窮屈な下士官の食卓も、スカスカになっている。
しかし、人が減ったことによる安堵感と
休暇組への羨望がない交ぜになった、不思議な空気が流れていた。
昭和十七年(1942年)一月一日 元旦 柱島泊地
午前六時。通常通りの起床ラッパが鳴り響く。
起床:○六○○
朝食:○七○○
日課手入れ:○七四○
正月といえど、ここまでは普段と変わらない。
海軍の規律は、年中無休であった。
しかし、七時の朝食は、明らかに違っていた。
食卓の上には、さすがお正月、ご馳走が並んでいる。
正月三が日は、三食のうち二食が白米、一食が餅に変わるのだ。
普段の麦飯とは違う、白いご飯と
鏡餅を割った餅を食べることは、兵員にとってじつに嬉しい瞬間であった。
「うまい…!こんなに白い飯、久しぶりだ!」
若手乗員たちの間に、喜びのざわめきが広がる。
竹内も、いつもよりゆっくりと、白米を噛みしめた。
午前九時十五分。海軍の正月で最も重要な儀式
遙拝式の時間がやってきた。
この日ばかりは、訓育、教練、日課は休止されるが
遙拝式には正装で臨むことが規定されている。
竹内は、初めて見る士官たちの正装に、目を奪われた。
正装は、帽子は仁丹帽、燕尾服型の上衣には金繍のエポレット(肩章)
ズボンには金モールが入り、勲章記章を全部佩用する。
そして、金線入りの黒皮正剣帯を締め、長剣を帯びる。
竹内を含む下士官兵も、礼装に着替え、総員整列する。
『海軍礼式令第百二十六条』に基づき
彼らは宮城(皇居)の方角、東の空に面して整列した。
「敬礼!」
号令と共に、千名近い乗員が、清々しく整えられた大和の甲板上で
一斉に敬礼を行う。その光景は、壮観であった。
竹内は、遙拝式を終え、この大和が
国家の威信と、国民の期待を背負っていることを、改めて肌で感じた。
遙拝式のあとは、正装のまま、艦橋を背景に記念写真が撮られた。
その後、士官室では、乾杯が行われ、万歳三唱。
士官たちは、その後、通常礼装に着替えた。
これは、蝶ネクタイのフロックコートに通常の軍帽という
かしこまったスタイルで、長剣は帯びない。
通常礼装に着替えた士官たちは、その日一日、レコードを聴いたり
鏡餅を食べたりして、正月の一日を過ごす。
竹内は、この蝶ネクタイの礼装の士官たちが、窮屈な姿勢で正月を過ごす光景を見て
海軍の規律の厳しさを感じながらも、その中に流れる「和」の精神を感じていた。
戦艦大和は、こうして、海軍の厳格な伝統と、極秘の重圧の中で、初めての年を越した。
白いご飯と餅を噛みしめながら、竹内は
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