瞬間移動がやりたくて〜空間魔法編〜

ストレットフィールド

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第47話 冒険者ドリーム

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「よしじゃあそっちは頼むぜ、シスレーこいつに変な物件を勝手に契約しないように見張っておいてくれよな」

「おっけー任せて、ちゃんと首輪をはめとくよ」

「二人とも!ぼくはそんな事しませんよ!今までもそんなことしてないじゃないですか!」

失礼なやつらだとプンスカ怒る

アルとはギルド前で別れ、今夜また宿屋の酒場の集合となり、僕達はシスレーの伝手という不動屋さんへいくことになった

「どんな伝手なんですか?」

「伝手っていうか昔からの知り合いなんだ、護衛依頼を受けた依頼主が岩街の土地や家を何件か所有している人だから」

「そうなんですね」

「東側にあるからちょっと遠いけど、大丈夫?」

「もちろん、岩街も正直2.3日しか滞在してないので詳しくないんですよ。ゆっくり見てみたかったので丁度よかったです。あっ暑いのでこれどうぞ」

僕は冷えた飲み物を渡した。これは飲み物にフリーズタッチを使用したものだが生活魔法のように使う事が出来たからだ。何度かカップごと氷漬けにしたが、この夏のような暑さに耐えるために編み出した技だった

「あっ冷たい、気が利くねー!」

「温くなったら言ってくださいね、冷やすので」

そのままシスレーのガイドの元、街をぶらぶら歩いた

ここのパンが美味しいだとか、この武器屋の店員は愛想が悪い、ここは鑑定料をぼったくるなど聞いているとなぜか海外旅行にきた気分になっていた

30分ほど歩き、目的地に着いたようだった

「ついたついた、ここだよ」

シスレーに言われた建物は店という感じでなく一軒家の豪邸だった

「大きなお家ですね」

「護衛に冒険者を雇うぐらいだからね、裕福じゃないとできないよ」

「確かにそうなのかもしれませんが・・・貴族ではないですよね?ぼくはそういう作法にうといので・・・」

貴族が住んでいてもおかしくない建物なのだ

「あはは違うから大丈夫大丈夫、緊張しないでお姉さんにまっかせない」

シスレーはドンと胸をたたき、その豪邸にはいっていった

庭も広く、芝生が植えられ、門から家までにはレンガの通路が30mは伸びている

「せんせー、シスレーです、いますかー?」

ドアをドンドンと叩き呼びかける

(せんせー?)

すると静かにドアが開き落ち着いた雰囲気の60歳ぐらいの男性がでてきた

「おぉシスレーか、久しぶりだな」

「はい、お久しぶりです!」

「相変わらず元気そうだな」

「先生もお変わりなくて何よりです」

せんせーと言われる男性とシスレーは何やら親密そうに会話をしているので、僕は静かにまっている

「あっそうそう!こっちの子は新しいPTのメンバーのノエル君です」

話もおわったのか思い出したように紹介された

「初めましてノエルです」

「でこちらは、私の絵の先生でもあり、元依頼主のターナー先生」

「初めまして、シスレーが迷惑かけていないといいが、よろしくやって欲しい」

柔らかい表情でそう言われた

「いえいえ、こちらこそお世話になってますので」

なぜか知り合いの知り合いって気まずい感じがして、挨拶も固くなってしまっている。それに絵の先生でこの豪邸って有名な画家さんなのかもしれない様な気がして緊張したのだ

「何か用事があってきたんだろう、立ち話もなんだ上がりなさい。ノエル君も遠慮せず入ってくれ」

ターナー先生にいざなわれて、屋敷の中に入っていく

廊下の壁にはいろいろな絵が飾ってあった。ゆっくり見たいがツカツカと歩いていくので一人だけ立ち止まることもできなかった

応接室のような場所につくと、お茶をいれてくるとターナー先生がいうので、シスレーも手伝いますと出て行った

こんな大きな家で裕福だとメイドや執事がいそうなものだけど一人なのだろうかと疑問に思う

一人残されてしまったので、座って待つのも落ち着かずたっていることにした

応接室には大きな風景画と肖像画がある

多分風景画はターナー先生が描いたんだろうな、絵のタッチがなんとなくシスレーに似ている様に感じた

こっちの肖像画は別人が描いたものかな?風景画とは描き方が違う?絵のアビリティをとっていたとしても知識が無いためによくわからない

でもこの肖像画には見覚えがあったのだ・・・教会の地下室にあった絵だ。描かれている人物は違うが雰囲気は似ている、額縁も同じような装飾やデザインだ

じっと見るが特に何も浮かんでこない

肖像画をじっと見続けているとターナー先生とシスレーがお茶とお菓子をもって戻ってきた

「君もその絵の良さが分かるのかい?」

ターナー先生がきいてくる

「素人なので、どこがいいとか説明できないのですが、何か引き付けられるように見入ってしまいました」

「ハハハ、そうか、それだけでも見る目があるよ」

ターナー先生はそういって座ったので、僕も絵の前から離れ、すでに座っていたシスレーの横に座った

「あちらの絵はターナー先生が描かれたものなのですか?」

「風景画のほうはそうだが、肖像画はちがうね、私では手も足もでない偉大な画家が描いたものだよ」

やっぱり風景画はターナー先生で肖像画は別人のようだ

「この肖像画はどなたが描かれた物なのですか?」

「400年前ぐらいの人物なのだが、パブロという方だ。その方の作品は数自体少なくてね、それに英雄の肖像画しか描かないと有名な人だったそうだ。英雄と呼ばれる人物自体も少ないから仕方ないが、私もこの作品を手に入れるのにかなりお金をつぎこんだよハッハッハ」

なるほど肖像画専門か、それに絵の話だとターナー先生も饒舌になっている

「先生って絵のことになると、ほんと何もかんがえないですよね」

「シスレー、この絵は英雄の肖像画の中でも屈指の人気を誇るドラゴン殺しのゲオルグなのだぞ、買って後悔はしていないよ」

そのあともゴロルグかボロンゴだっけかの他の英雄の魅力もかたっていた

僕は少し飽きたので相手はシスレーに任せもう一度絵を凝視すると絵には英雄ゲオルグと浮き出てきた

やっぱりなんなのか分かると表示されるようだ

「せんせー、ノエル君があきてきているのでそろそろ本題に」

「おっとそうだったな、すまないね絵の事になると夢中になってしまうのだ」

「いえいえ、興味深いお話でした。僕もひとつ肖像画をもっているので後で見て頂けないですか」

これからお世話になるのだ、社交辞令は忘れないのが社会人のたしなみだ

「そうか、では本題が終わったら見せてもらおう。さきほどシスレーから簡単に聞いたのだが広くて大きな家がほしいと」

「そうですね、PTメンバーの一人が孤児を預かっているのですが、サイシアール襲撃され建物がなくなってしまい孤児院件、PTでの拠点にできるような建物があればと」

「ふむ災難だったね、予算はどれくらいかね」

「金貨300枚ほどですね」

教会から手に入れた金貨や銀貨、銅貨合わせて金貨250枚分にはなった。アルが念入りに数えていたので間違いないだろう。残りはナイフや剣、報奨金に魔石など諸々を合わせると300枚ぐらいになるだろうと見積もっている

「300枚となると・・・そこまで大きな家は望めないとだけ伝えておこう。岩街は地価価格が高いからな」

(う~ん・・・やっぱり物価が高いという事はそういう事なのか・・・)

「では、だいたい岩街での相場はいくらくらいなのでしょうか?」

「この建物の広さでいえば金貨1000枚はすると思っていい」

(え!?アルフレッド全然たりないじゃん!なにが300枚で家が買えるだ!この田舎者が!)

心の中でアルに悪態をつく

「そんなにするんですね・・・ちょっと考えが甘かったですかね」

「岩街は環境に恵まれているおかげで人気の街だが、土地は限られているからね。壁の外なら安いものもたくさんあるが孤児院となるなら安全にこしたことはないでしょうな」

子供たちが住むんだもんね、壁の外にしたらナタリーは納得しないだろう。ましてや魔物の襲撃があったばっかりだ、安全な場所というのは絶対だと僕もそう思う

「分かりました、少し見積が甘かったようです。今日はPTのリーダーが別の用事できていない為一度リーダーと相談します」

「いやいや、こちらこそ頼ってきてもらったみたいだが力になれなくて悪いね」

「いえこちらこそ、時間をとって頂いてありがとうございます」

現実を突きつけられたので、もう帰ろうと思ったが肖像画のことが気になったのでそれだけ聞いて帰りたかった。イベントリにしまっている為、つかっていいかと躊躇している。ターナー先生は悪い人には見えないのでシスレーに聞いてみることに

「すいません、ちょっとシスレーと相談があるのでいいですか?」

「うむ、遠慮なくしてくれ」

「はい、ではシスレーこちらへちょっとお願いします」

部屋の隅にシスレーを呼び聞いてみる

「イベントリここで使いたいのですが、ターナー先生は信用できる方と思ってもいいんですよね?」

「なんでイベントリつかうのか分からないけど、大丈夫だよ。うちが保証する」

「わかりました」

席にまたついて

「すいません、こそこそしてしまって」

「ずいぶん早かったようだね」

「確認の為でしたので、先ほどいった僕の持っている絵も見て頂けませんか?そちらに飾っている英雄ゲオルグの絵に少し雰囲気が似ていますので」

「おぉそれは楽しみだが、パブロに憧れてあういう画風は多く出回っているからね。私は誰が描いた絵なのか判別できるから、それも見てあげよう」

おっ?鑑定持ちってことかな?ラッキーと思い見せることに

イベントリから絵画を取り出しで結構おおきいので、壁にたてかけるように置いた

「これなんですがどうですか?」

「おぉ!?絵のことよりもどこから出したか気になるが、ひとまず絵をみてみよう・・・」

ターナー先生は立ち上がり僕の横にきて、絵をじっくり見ている

「おぉぉぉ!?これはパブロの作品だぞ!それに書かれているのは聖女テレシアだ!!!」

いきなり大声で叫ぶターナー先生に驚く

「おぉやったーそれでは結構すごいという事でいいのですか?」

ゲオルグと同じ画家なら結構お金になるんじゃないかと思ったのだ

「それはもう!だがなぜ君がもっているんだ・・・これは聖教国が所有していたと思っていたが・・・」

聖女だから聖教国が所有してたか・・・つまりあの神父は聖教国からなんらかの手段で手に入れてたか、それとも・・・

「えっと、神父が無くなった独立した教会の地下室にあったので貰いました」

「・・・どういうことだい?」

簡潔に伝えすぎたために、かわりにシスレーがもう少し分かりやすく説明をしてくれた

「ふむ・・・なるほどね・・・確かにこの絵は君のものか、でも多分その神父は聖教国から盗んできたのだろう、正式に譲渡はされてないはずだ」

ターナー先生も同じ考えにいきつく

「だから飾らずに、地下室に隠してたのかな」

「恐らく盗みはしたが、足が付くため売ることもできず持て余してたのだろう」

「えっ・・・じゃあ僕達もお金にかえることは・・・?」

「難しいだろうね・・・オークションなんかにだすと聖教国から返還命令がくるだろう」

(はぁ・・・なんだよ、せっかく大金持ちになったというのに、お金に帰れないとなるといみないな・・・)

ぬか喜びさせやがってロック神父め、と死んだ人の悪口をいいそうになりながらも、頭を垂れて落ち込んだ

「えっとだね・・・それで提案なんだがこれを私に譲ってくれないだろうか、譲ってくれるなら金貨1000枚までの物件を紹介しようじゃないか」

ターナー先生の提案にうつむいていた頭がガバっと顔を上げることになる

「え!?いいんですか!?それターナー先生が損しませんか??」

「いや私もパブロが描いた中でも聖女テレシアの絵は特に欲しい部類だったが聖教国が管理していたので諦めていた、君の前だから頑張って落ち着きを保っているが、正直この絵を見たときから飛び回りたい気分だ」

願ってもいない申し出だが、リスクがあるのにいいのだろうか

「もし返還命令がでたらどうするんですか?」

「これは私個人で鑑賞する為に大々的には飾らないさ、それに見つかったら君がさっきの魔法で預かってくれればいい」

(ふむ・・・悪い提案ではなさそうなんだが・・・)

ぼくが悩んでいるとターナー先生は頭を深々と下げて懇願してきたのだ

「お願いだ!私は若いころに聖教国にいってこの絵をみたときから聖女テレシアに一目ぼれをしてしまったんだ!私は絵のアビリティからか絵画からその情景や空気が読み取れる!この聖女の所作や声、雰囲気を知ってからは聖女のファンになってしまったのだ!」

(ほー、あの感覚は僕だけじゃないんだ、でも先生は肖像画から人物も分かるとは・・・声まで分かるってすごくない!?)

僕よりもアビリティLvが高いんだろうなとターナー先生が言っている事とは別のことを考えていた

「お願いします!金貨1000枚の価値でたりないなら2000枚までで1件といわず2件お渡しします!」

違う事を考えていたせいで、どんどん話がおおきくなっていく

先ほどまで会話に加わっていたシスレーは、驚愕して話についていけてないようだ

「すいません、話が大きすぎて別の事を考えてました。正直このテレシアに金貨2000枚の価値はあるのですか?僕は全然いい話だと思うのですが、ターナー先生が損すると思う方が気になっています」

「そうか・・・正直にお話すると逆に私が得をしてしまうと分かってしまいますが・・・仕方ないでしょう」

ターナー先生は一度、一呼吸おいてから話をつづけた

「あそこにかかっているゲオルグですが、あれは金貨3000枚ほどでした。恐らくですが、テレシアはそれ以上の価値はあると思われますが、値段をつけるのは難しいのが本音でしょう」

(なるほどね~・・・でもお金に変えれないのなら価値はどうあれ両方にいい話なのか?)

「なるほど、ターナー先生にも利があるのなら僕に断る理由はありませんよ、保管もお受けいたします」

「ではよろしいのですか?テレシアを譲って頂いても!」

「はい、PTメンバーや孤児院の子供たちが満足できるような物件があればすぐにお譲りいたします!」

そういって絵をしまった

「あっ・・・、そうでしたね!物件がいいものが無ければ話になりませんね!分かりました私の商会の持てるおすすめ物件を探させておきます!明日また午後に来ていただけないでしょうか!」

ターナー先生人が変わったのかな?あんな落ち着きがある威厳のある人だったのに商人風な感じに変わっちゃたよ

「分かりました、その時はリーダーも連れてきます」

「では私は商会にいきますゆえ、今日はこれにて失礼しますぞ」

「分かりました、帰りましょうシスレー」

「え!?う、うん」

僕たちはターナー先生の家をあとにした、あの家は先生のアトリエだったらしく一人でいたようだ

「なんかすごい話になりましたね」

「もう金額が大きすぎて、わけわかんなくなったよ」

「途中からシスレーは話に入ってきてませんもんね」

僕は笑いながらそういう

「だってあんなすごい絵を持ってることも知らないし、そんなものをぽんと出して先生も金貨2000枚だー!なんて、うちがついて行ける話じゃなかったよ」

「ターナー先生のあの焦りようと接客モードに早変わりは笑いそうになりましたね」

「笑える君の神経は相当太いんだね・・・これがラビットハンターのラッキーボーイなんだ」

「その呼び名、アルからききましたね!あいつはー余計な事しかいわないですね!」

(きーーーアルは今頃勲章授与や成功報酬で金貨30枚とかいってたな、こっちは金貨2000枚のものを手に入れてたとあとで泡をふかせてやろう・・・ククク)

「昨日の指輪プロポーズだったら引き受けるのが正解だったんだ、一生安泰じゃん」

シスレーが笑いながらそういうので僕ものって返す

「ふふ、次に本気で申し込んだら引き受けてくださいね」

そんな会話をしながら南側にもどっていったのだ

その日アルと宿屋で合流し金貨40枚だ!どや!をされたので

今日の出来事をしゃべり金貨2000枚分の価値がある絵をもっているというと

信じられない様子に何度も聞き返してきて、めまいがしたのかパタリとベッドに倒れこんでしまったのだった
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