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ユウダイ(元彼)×ハヤト(元彼) ※社会人
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僕、ハヤトは…ユウダイに裏切られた…。
「信じてたのに…。ユウダイ…愛してたのに!!」
僕は、抱きついてきたユウダイの体を両手で押し戻した。
「なっ…ハヤト?何言って…」
とぼけてるユウダイの左の頬を、右手で思いっきりぶった。
そして、数枚の写真をカバンから取り出し、ユウダイの顔の前に突き出した。
「ユウダイの最近の行動がおかしかったから調べてみた。浮気…してたんだね…。」
僕が言うと、
「違う!これは妹で…」
ユウダイは、言い訳をしだした。
「妹とこんなに熱くキスなんてする!?ラブホテルなんて入る??」
僕は写真をもっと、ユウダイの顔に近づけた。
「っ!!」
返す言葉もないようだ。
「ユウダイのばーーーか!!!」
僕は、写真を地面に叩きつけ、走って帰った。
それから3ヶ月…。
僕は、まだユウダイを忘れられない。
「はぁ~…。」
「どうしたんですか?ため息なんかついて。」
職場の後輩に聞かれた。
昼休み、僕は彼…ミオくんと一緒に会社の近くにある定食屋で、昼食を食べていた。
「いや…やっぱり好きな人が忘れられなくて…。」
僕が言うと、
「いつまで根に持ってるんですか!」
と、怒られた。
ミオくんは、僕がユウダイと付き合ってたことは知らない。僕が女と付き合っていたと思っている。
「大体、その人が悪いじゃないですか!ハヤトさんに愛してると呟いておきながら、他の人に手を出すなんて!」
ミオくんは、コップの水を一気飲みして勢いよく机にガンッと、置いた。
「ミオくん…関係ないのに怒ってくれてありがとう。少し…元気でたよ。」
僕がミオくんに笑顔を向けると、ミオくんは目を逸らして、手の甲で口を拭った。
「あ、当たり前のことです。ハヤトさんはこんなに素敵なのに、他の人に目がいくなんて…ありえません!僕だったら絶対にしません!」
ミオくんの言葉を聞いて、僕はクスリと笑った。
「お世辞を言っても何も出ないぞー?」
「お世辞なんかじゃないですよ!」
慌てて言うミオくんがおかしくて、僕はさっきよりも笑った。
「お世辞じゃなかったら今の言葉…【好きです!付き合ってください!】って言ってるのと同じだよー?」
「なっ……///」
ミオくんは、箸を持とうとした手を止めた。
僕は不思議に思って、ミオくんの方を見た。
顔を下に向け、耳を真っ赤にして、ワナワナと震えていた。
「ミオ…くん…?」
僕が声をかけると、
「…ハヤトさん…」
ミオくんが顔を上げた。
「僕は…ハヤトさん…あなたのことが……」
「あれ…?ハヤト?」
ミオくんが言い終わる前に、僕に声をかける人がいた。
その声を聞いて、僕は固まった。
「ユウ…ダイ…?」
声のした方を見ると、僕の元恋人のユウダイが、女と腕を組んで立っていた。
僕と別れたあと、浮気相手と正式に付き合ったようだ。
まぁ、僕がユウダイと付き合ってただなんて、その女は、知らないだろうけど。
「そっか…そうだよね…。」
僕は、泣きそうになるのを堪えて、営業スマイルを作った。
「その人が彼女?可愛い人だね!…ちゃんと幸せにしなきゃダメだよー?」
「わかってるよw…じゃあな。」
ユウダイが彼女と奥の席へ行こうとした…その時、
「ちょっと待ってください。」
ミオくんが立ち上がった。
「ミオくん…?」
「あなたがハヤトさんの元恋人ですね。初めまして。」
僕は、ミオくんに男と付き合ってただなんて言ってないはずなのに、ミオくんは、そう言いきった。
「早速ですが、ハヤトさんに謝ってください。」
「ミオくん、どうして。」
僕が聞くと、
「この人は、ハヤトさんに酷いことをしました。謝るのは当然です。」
と、返された。
「俺は謝らない。じゃあな。」
そう言ってユウダイは、また背中を向けた。
「人間のクズ!」
ミオくんがユウダイの背中に向かって叫んだ。
そして、振り返ったユウダイの顔面に一発くらわせようとした。
僕は慌ててミオくんの右腕を抑えた。
「っ!!ハヤトさん!!」
「もういいよ!!僕は大丈夫だから!」
ユウダイは、殴られそうになったと理解し、彼女を連れて、急いでその場を離れようとした…
「ハヤトさんは、僕が幸せにする!!だから、二度と近づくな!!」
ミオくんが言った言葉に、僕は耳を疑った。
「勝手にイチャついてろ。」
それだけ言って、ユウダイは、店を出た。
「ハヤトさん…。好きです…いや、…愛してます。……僕と、付き合ってくれませんか?」
ミオくんが僕の手を握った。
「ミオくん…。僕なんかでいいの?」
「ハヤトさんがいいんです。」
僕は、嬉しくて涙が零れた。
___
お待たせしましたー!!
「信じてたのに…。ユウダイ…愛してたのに!!」
僕は、抱きついてきたユウダイの体を両手で押し戻した。
「なっ…ハヤト?何言って…」
とぼけてるユウダイの左の頬を、右手で思いっきりぶった。
そして、数枚の写真をカバンから取り出し、ユウダイの顔の前に突き出した。
「ユウダイの最近の行動がおかしかったから調べてみた。浮気…してたんだね…。」
僕が言うと、
「違う!これは妹で…」
ユウダイは、言い訳をしだした。
「妹とこんなに熱くキスなんてする!?ラブホテルなんて入る??」
僕は写真をもっと、ユウダイの顔に近づけた。
「っ!!」
返す言葉もないようだ。
「ユウダイのばーーーか!!!」
僕は、写真を地面に叩きつけ、走って帰った。
それから3ヶ月…。
僕は、まだユウダイを忘れられない。
「はぁ~…。」
「どうしたんですか?ため息なんかついて。」
職場の後輩に聞かれた。
昼休み、僕は彼…ミオくんと一緒に会社の近くにある定食屋で、昼食を食べていた。
「いや…やっぱり好きな人が忘れられなくて…。」
僕が言うと、
「いつまで根に持ってるんですか!」
と、怒られた。
ミオくんは、僕がユウダイと付き合ってたことは知らない。僕が女と付き合っていたと思っている。
「大体、その人が悪いじゃないですか!ハヤトさんに愛してると呟いておきながら、他の人に手を出すなんて!」
ミオくんは、コップの水を一気飲みして勢いよく机にガンッと、置いた。
「ミオくん…関係ないのに怒ってくれてありがとう。少し…元気でたよ。」
僕がミオくんに笑顔を向けると、ミオくんは目を逸らして、手の甲で口を拭った。
「あ、当たり前のことです。ハヤトさんはこんなに素敵なのに、他の人に目がいくなんて…ありえません!僕だったら絶対にしません!」
ミオくんの言葉を聞いて、僕はクスリと笑った。
「お世辞を言っても何も出ないぞー?」
「お世辞なんかじゃないですよ!」
慌てて言うミオくんがおかしくて、僕はさっきよりも笑った。
「お世辞じゃなかったら今の言葉…【好きです!付き合ってください!】って言ってるのと同じだよー?」
「なっ……///」
ミオくんは、箸を持とうとした手を止めた。
僕は不思議に思って、ミオくんの方を見た。
顔を下に向け、耳を真っ赤にして、ワナワナと震えていた。
「ミオ…くん…?」
僕が声をかけると、
「…ハヤトさん…」
ミオくんが顔を上げた。
「僕は…ハヤトさん…あなたのことが……」
「あれ…?ハヤト?」
ミオくんが言い終わる前に、僕に声をかける人がいた。
その声を聞いて、僕は固まった。
「ユウ…ダイ…?」
声のした方を見ると、僕の元恋人のユウダイが、女と腕を組んで立っていた。
僕と別れたあと、浮気相手と正式に付き合ったようだ。
まぁ、僕がユウダイと付き合ってただなんて、その女は、知らないだろうけど。
「そっか…そうだよね…。」
僕は、泣きそうになるのを堪えて、営業スマイルを作った。
「その人が彼女?可愛い人だね!…ちゃんと幸せにしなきゃダメだよー?」
「わかってるよw…じゃあな。」
ユウダイが彼女と奥の席へ行こうとした…その時、
「ちょっと待ってください。」
ミオくんが立ち上がった。
「ミオくん…?」
「あなたがハヤトさんの元恋人ですね。初めまして。」
僕は、ミオくんに男と付き合ってただなんて言ってないはずなのに、ミオくんは、そう言いきった。
「早速ですが、ハヤトさんに謝ってください。」
「ミオくん、どうして。」
僕が聞くと、
「この人は、ハヤトさんに酷いことをしました。謝るのは当然です。」
と、返された。
「俺は謝らない。じゃあな。」
そう言ってユウダイは、また背中を向けた。
「人間のクズ!」
ミオくんがユウダイの背中に向かって叫んだ。
そして、振り返ったユウダイの顔面に一発くらわせようとした。
僕は慌ててミオくんの右腕を抑えた。
「っ!!ハヤトさん!!」
「もういいよ!!僕は大丈夫だから!」
ユウダイは、殴られそうになったと理解し、彼女を連れて、急いでその場を離れようとした…
「ハヤトさんは、僕が幸せにする!!だから、二度と近づくな!!」
ミオくんが言った言葉に、僕は耳を疑った。
「勝手にイチャついてろ。」
それだけ言って、ユウダイは、店を出た。
「ハヤトさん…。好きです…いや、…愛してます。……僕と、付き合ってくれませんか?」
ミオくんが僕の手を握った。
「ミオくん…。僕なんかでいいの?」
「ハヤトさんがいいんです。」
僕は、嬉しくて涙が零れた。
___
お待たせしましたー!!
応援ありがとうございます!
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