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小説(ラノベ)を書くということ ~ジャンル設定・構想等々~

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 読者の皆様、ごきげんよう。

 この度(まだ第2回なんですが)タイトルを決定致しました。

 「爺やの随想ブログ」です。

 なんというか、ブログと言ってしまいますと


「エッセイじゃないんか!?ブログなら別の媒体使えよ」


 という正論を投げかけられそうですが、

 執筆にあたり色々な作家様の投稿を拝見したところ、
結構皆様自由な形式でお書きになっているなあと。

 ブログとエッセイの違いってそもそもなんだろうと
考えてみますと、ブログはWeb Logの略称ですから
広くとらえればWeb上に投稿されたエッセイもブログと 
呼んでも良いのでは?と思い至ったわけです。

 というかそもそもタイトルにそこまで拘らなくても
良いんではないか?と私も思っていました。

 しかしながら、今回自分で小説を書いてみて
そのような考えは間違いだと気付かされたのです!

 いかに読みたい!!興味を惹かれる!と思えるような
タイトルをつけられるかが非常に大切ではないか?
 とりわけラノベにおいてはそれが顕著ではないだろうか?
 
 というわけで、今日はラノベのタイトルについて
私なりの考えを書くところから始めていきたいと思います。

 小説のタイトルについていえば、漢字1文字の小説なんかは
ザラに存在します。

 ですがラノベにおいてそれは稀、というか私は見かけたことが
ございません。

 というのもラノベはタイトルによってある程度のジャンルを
明示することが求められているからです。
 
 なろう系だとか転生もの、悪役令嬢ものなど流行りのジャンルは
数多くありますが、大抵はその作品がどのジャンルに属するか
タイトルで推測できるようになっているように思います。

 私ははっきり言ってタイトルを付けることが得意ではありません。

 自分のラノベのタイトルも、なんとなく閃いたものを直感で
書いてしまいました。
 

「後で気に入らなかったら修正すればいっか」


 こんな優柔不断な態度で決めてしまいましたが
タイトルを幾度も変更するのはあまり良くないのでは。と
今更ながらに思い至り。

 タイトルって、いわば作品の看板なわけですよね。
看板商品を定着しないうちからコロコロ変えていても
お店は繁盛しないでしょうし、逆に定着してから変更
してしまったらお客さん(読者の方)は困惑するでしょうし。

 タイトルは作品の象徴でもあり、看板でもある。

 とするならば、やはり作品を書く前にある程度構想を
練っておく必要がありそうです。
 
 てなわけで、次のトピックは構想についてです。

 私は大学時代、文学の講義の中で、ある理論を耳にしまして。

 名前は忘れてしまったんですが、書くという行為と、思考は
どちらが先行するかみたいな話でした。
 
 それによれば人は一般的に考えたことを文章に起こす、
つまり思考が先行して書くという行為が導き出されると
考えがちなんですが、実際には書くという行為と
思考は同時並行的に起こっているのではないか
といった理論です。

 私はその内容にものすごく共感してしまいました。

 今これを書いているときも、なんとなくこういうこと
書こうかな、みたいな構想はうっすらありつつも
入力しては消してを繰り返して文章を紡いでいます。

 だからこそ、私はいま自分の作品に対して結末は形にして
用意してあるものの、その中間の旅路はノープランなんです。

 歩きながらどの道を選んで目的地に着こうか考えている
という感じ。ちなみに私は行き当たりばったりな旅が好きです。

 ただ、ある程度ラノベにおいては先人が築き上げた
道すじが残されていると言えます。
 なろう系なんかは突然主人公が弱体化して死んだら
本末転倒ですしね。

 ただ私としては定石を踏んでいくよりかは
読者の方をあっと驚かせるような構想を考えて
みたいのですが、まだまだ修練が必要みたいです。

 他の作家の方はどの程度まで構想を考えて執筆
されているのか、少し気になったりもします。
世界観をしっかり作り上げている方なんかは、
実際の異世界地図ですとかも用意なさっていたり。

 こんなキャラ出したいな。とかこんな展開にしたいな。
という発想はあるのですが、いかんせん点と点なので
それらをどう線にするかといったところが上手くいかず。

 ただ、後々設定に矛盾が生じるような展開だけには
しないよう心がけなければなと思っています。
 
 うーん。

 なんだっけ。

 もっと語りたいことがあったのですが、
思ってたことを忘れてしまった。
 やっぱり構想はある程度形として残しておかなくては。
てなわけで今回はここらで筆を置きますね。

 次回は実際の描写だとか、文体だとか形式的な
ことについて書いてみたいと思います。

 ここまでお付き合いいただきありがとう
ございます。また宜しかったら読んでやってくださいな。
 

 
 

 

 




 
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