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第五章 五国統一
第55話 薄毛の人に朗報です
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(エターナルマジック発動!!)
「グレネードランチャー!!」
エターナルマジックを発動させてから、無数の炎の塊をトト目がけて放つユーキ。
「わあっ! 凄い数だね!? だけどっ!」
素手で炎の塊を叩き落とそうとするトト。
しかしトトが触れた瞬間爆発する炎。
(小型の爆裂魔法!?)
更に最初の爆発に連動して、他の炎まで一気に誘爆し、爆煙により辺りの視界が遮られる。
(目くらまし!? という事はっ!)
爆煙の中からユーキが飛び出して来て、トトに殴りかかる。
「ビンゴ!!」
素早い反応でユーキのパンチをガードするトト。
徐々に爆煙が晴れて行くが、なおも打撃技を打つユーキ。
しかしそのことごとくをガードするトト。
トトも打撃技を返すが、ユーキもまたその全てをガードする。
「ユーキ選手の放った炎にトト選手が触れた瞬間、突然の大爆発~!! その後爆煙の中で、お互い素手による打撃技の応酬が繰り広げられています!!」
幾度かの攻防をした後、距離を取るユーキ。
「獣魔装した姉様の打撃を受け止めるなんて、信じられない……」
獣魔装状態の戦闘力を誰よりも知っているネムが驚く。
「ふむ……益々彼がカオスであるという事が、現実味を帯びて来たね」
「だけど、遠隔操作された体でああも闘えるものなんでしょうか?」
トトがカオスであると確信したアイバーンに、メルクが疑問を投げかける。
「遠隔操作というのは、あくまで私の仮説に過ぎないからね。実際には違うやり方なのかもしれない」
「確かにトトちゃんの戦闘力は凄いものがありますけどぉ、以前に見た獣魔装の迫力はぁ、あんなものじゃなかったですけどねぇ」
セラもまた、ユーキの闘いぶりに疑問を感じていた。
「え? それって……まさかユーキさん、相手が魔装してないから加減してる?」
「ユウちゃんならありえますねぇ」
「馬鹿な!? 相手はあのカオスなんだぞ! 加減する余裕など無い筈だ!」
怒りをあらわにするレノ。
「無駄ですよぉ、レノ」
「セラ!?」
「ユウちゃんの時はぁ、少々ズルい事をしてでも勝つ事にこだわってましたがぁ、マナちゃんの顔が前に出てる時はぁ、勝ち負けよりも勝負を楽しもうとするのは、レノもよく知ってるでしょぉ」
「今はマナの顔が強く出ているというのか? はあ、全くこんな大事な試合だというのに……」
何も知らない観客が、不満を漏らし始める。
「今のユーキちゃんって召喚獣と合体してるんだよな!? それで生身の子供相手にあの程度なのか?」
「だよな~!? 1回戦の時のネムちゃんの方が凄かったよな~」
「馬鹿!! ユーキちゃんは優しいから、子供相手に手加減してるんだよ!!」
セラや観客達の予想通りだった。
(う~ん、手加減してるとはいえ、獣魔装状態での打撃を難なくガードするか~。あ、いけない……ちょっと楽しくなって来ちゃった)
気合いを入れ直すように、両手で頬をパチンと叩くユーキ。
(ダメダメ! 今回は勝つ事を考えなきゃ!)
キッと表情を引き締めてから、飛行魔法を使うユーキ。
「フライ!!」
飛行魔法を使ってはいるが、背中の翼を大きく羽ばたかせて飛翔していた。
「ユーキ選手飛んだ~!! 闘いでは上を取った方が有利と言われますが、次はどのような攻撃を見せてくれるのでしょうか!?」
「エターナルフェザー!!」
ユーキの背中の翼から、無数の羽がトト目がけて降り注ぐ。
「トト選手に凄まじい数の羽が襲いかかる~!!」
「うわあ~、凄い数だね」
初めは自分に当たりそうな羽だけを叩き落としていたトトだったが、あまりの数に対処し切れなくなり、かわし始めるトト。
「もう、めんどくさいや!」
しかし、逃げるトトを追いかけるように、なおも羽を撃ち続けるユーキ。
「逃げるトト選手! ユーキ選手、攻撃の手を緩めません!」
「もう、しつこいな~!」
ユーキの羽がトトを捉えたと思った瞬間、トトの姿がフッと消える。
「消えた!?」
その直後、ユーキの背後に現れるトト。
「僕は飛べないとでも思った!?」
「なっ!?」
両手を合わせてのハンマーを振り下ろすトト。
「くっ!!」
咄嗟にガードしたものの、打撃の勢いで地面に叩き落とされるユーキ。
「ぐあっ!!」
右拳を前に突き出した格好で、ユーキ目がけて急降下して来るトト。
「ヤバっ!!」
当たる寸前でトトの拳をかわすユーキ。
しかしトトの勢いは止まらず、そのまま地面にぶち当たり、10メートル程の亀裂を作り出す。
「ええ~っ!!」
驚く観客と実況。
「地面が割れたあああ!! ユーキ選手を追撃したトト選手の拳が、地面を割りましたあああ!! これは幻術なのか!? 素手で地面を割るなど、実際にこんな事が起こり得るのでしょうか!?」
トトが地面に刺さった拳を引き抜いて空を見上げた時、既にユーキは物凄いスピードでトト目がけて降下して来ていた。
「危なっ!!」
トトも同じく、寸前でユーキの蹴りをかわすが、先程の亀裂の横に炸裂した蹴りが、トトが割った地面の倍の長さの亀裂を作り出す。
「ええええ~!!!!」
更に驚く観客と実況。
「ユーキ選手の蹴りも地面を割ったあああ!! しかも、先程トト選手が作り出した亀裂よりも、遥かに長い亀裂だあああ!! 何という威力でしょうか!? いや、一見地味にも思えた序盤の打撃戦ですが、まさかこれ程の破壊力で殴り合っていたとは! この2人、とんでもないぞおおお!!」
トトが攻撃を仕掛けようとするが、羽を撃ちつつ再び空へ舞い上がるユーキ。
「逃がさないよ!」
ユーキを追って飛行するトトに、様々なタイプの羽を撃ち出すユーキ。
「ついて来んな!! ホーミングフェザー・ファイブエレメント!!」
炎、水、風、雷、光の5つの魔法をまとった追尾型の羽が、あらゆる角度からトトに襲いかかる。
「まだ来るの~!?」
ウンザリした顔で、ユーキを追う事を諦め、再びかわす事に専念するトト。
「これは凄まじい~!! ありとあらゆる魔法をまとった羽が、縦横無尽に飛び回っています!! これはとてもかわし切れるものじゃないぞ~!! それにしても、ユーキ選手の羽が止まりません! 一体いつまで出て来るんだ~!?」
地面に刺さった羽は魔力粒子に変換されてユーキの元に戻り、またすぐに羽を作り出すという永久機関が形成されていた。
「改めて見ると、本当に恐ろしいな……ユーキ君のエターナルマジックは」
「ええ、ああやって魔力を循環させられるから、永久に撃ち続けられますもんね」
その様子を見ていたセラが、ある事を思い付く。
「無限に毛が生えて来るならぁ、薄毛の人が喜びそうですねぇ」
セラの閃きに乗って来るネムとロロ。
「ハッ! セラ姉様、それいいアイディア! その技を有料で教えれば、ひと儲け出来そう」
「ラーメン屋に続く、新事業なのです!」
「いや、エターナルマジックはユーキ君にしか出来ないから……」
「グレネードランチャー!!」
エターナルマジックを発動させてから、無数の炎の塊をトト目がけて放つユーキ。
「わあっ! 凄い数だね!? だけどっ!」
素手で炎の塊を叩き落とそうとするトト。
しかしトトが触れた瞬間爆発する炎。
(小型の爆裂魔法!?)
更に最初の爆発に連動して、他の炎まで一気に誘爆し、爆煙により辺りの視界が遮られる。
(目くらまし!? という事はっ!)
爆煙の中からユーキが飛び出して来て、トトに殴りかかる。
「ビンゴ!!」
素早い反応でユーキのパンチをガードするトト。
徐々に爆煙が晴れて行くが、なおも打撃技を打つユーキ。
しかしそのことごとくをガードするトト。
トトも打撃技を返すが、ユーキもまたその全てをガードする。
「ユーキ選手の放った炎にトト選手が触れた瞬間、突然の大爆発~!! その後爆煙の中で、お互い素手による打撃技の応酬が繰り広げられています!!」
幾度かの攻防をした後、距離を取るユーキ。
「獣魔装した姉様の打撃を受け止めるなんて、信じられない……」
獣魔装状態の戦闘力を誰よりも知っているネムが驚く。
「ふむ……益々彼がカオスであるという事が、現実味を帯びて来たね」
「だけど、遠隔操作された体でああも闘えるものなんでしょうか?」
トトがカオスであると確信したアイバーンに、メルクが疑問を投げかける。
「遠隔操作というのは、あくまで私の仮説に過ぎないからね。実際には違うやり方なのかもしれない」
「確かにトトちゃんの戦闘力は凄いものがありますけどぉ、以前に見た獣魔装の迫力はぁ、あんなものじゃなかったですけどねぇ」
セラもまた、ユーキの闘いぶりに疑問を感じていた。
「え? それって……まさかユーキさん、相手が魔装してないから加減してる?」
「ユウちゃんならありえますねぇ」
「馬鹿な!? 相手はあのカオスなんだぞ! 加減する余裕など無い筈だ!」
怒りをあらわにするレノ。
「無駄ですよぉ、レノ」
「セラ!?」
「ユウちゃんの時はぁ、少々ズルい事をしてでも勝つ事にこだわってましたがぁ、マナちゃんの顔が前に出てる時はぁ、勝ち負けよりも勝負を楽しもうとするのは、レノもよく知ってるでしょぉ」
「今はマナの顔が強く出ているというのか? はあ、全くこんな大事な試合だというのに……」
何も知らない観客が、不満を漏らし始める。
「今のユーキちゃんって召喚獣と合体してるんだよな!? それで生身の子供相手にあの程度なのか?」
「だよな~!? 1回戦の時のネムちゃんの方が凄かったよな~」
「馬鹿!! ユーキちゃんは優しいから、子供相手に手加減してるんだよ!!」
セラや観客達の予想通りだった。
(う~ん、手加減してるとはいえ、獣魔装状態での打撃を難なくガードするか~。あ、いけない……ちょっと楽しくなって来ちゃった)
気合いを入れ直すように、両手で頬をパチンと叩くユーキ。
(ダメダメ! 今回は勝つ事を考えなきゃ!)
キッと表情を引き締めてから、飛行魔法を使うユーキ。
「フライ!!」
飛行魔法を使ってはいるが、背中の翼を大きく羽ばたかせて飛翔していた。
「ユーキ選手飛んだ~!! 闘いでは上を取った方が有利と言われますが、次はどのような攻撃を見せてくれるのでしょうか!?」
「エターナルフェザー!!」
ユーキの背中の翼から、無数の羽がトト目がけて降り注ぐ。
「トト選手に凄まじい数の羽が襲いかかる~!!」
「うわあ~、凄い数だね」
初めは自分に当たりそうな羽だけを叩き落としていたトトだったが、あまりの数に対処し切れなくなり、かわし始めるトト。
「もう、めんどくさいや!」
しかし、逃げるトトを追いかけるように、なおも羽を撃ち続けるユーキ。
「逃げるトト選手! ユーキ選手、攻撃の手を緩めません!」
「もう、しつこいな~!」
ユーキの羽がトトを捉えたと思った瞬間、トトの姿がフッと消える。
「消えた!?」
その直後、ユーキの背後に現れるトト。
「僕は飛べないとでも思った!?」
「なっ!?」
両手を合わせてのハンマーを振り下ろすトト。
「くっ!!」
咄嗟にガードしたものの、打撃の勢いで地面に叩き落とされるユーキ。
「ぐあっ!!」
右拳を前に突き出した格好で、ユーキ目がけて急降下して来るトト。
「ヤバっ!!」
当たる寸前でトトの拳をかわすユーキ。
しかしトトの勢いは止まらず、そのまま地面にぶち当たり、10メートル程の亀裂を作り出す。
「ええ~っ!!」
驚く観客と実況。
「地面が割れたあああ!! ユーキ選手を追撃したトト選手の拳が、地面を割りましたあああ!! これは幻術なのか!? 素手で地面を割るなど、実際にこんな事が起こり得るのでしょうか!?」
トトが地面に刺さった拳を引き抜いて空を見上げた時、既にユーキは物凄いスピードでトト目がけて降下して来ていた。
「危なっ!!」
トトも同じく、寸前でユーキの蹴りをかわすが、先程の亀裂の横に炸裂した蹴りが、トトが割った地面の倍の長さの亀裂を作り出す。
「ええええ~!!!!」
更に驚く観客と実況。
「ユーキ選手の蹴りも地面を割ったあああ!! しかも、先程トト選手が作り出した亀裂よりも、遥かに長い亀裂だあああ!! 何という威力でしょうか!? いや、一見地味にも思えた序盤の打撃戦ですが、まさかこれ程の破壊力で殴り合っていたとは! この2人、とんでもないぞおおお!!」
トトが攻撃を仕掛けようとするが、羽を撃ちつつ再び空へ舞い上がるユーキ。
「逃がさないよ!」
ユーキを追って飛行するトトに、様々なタイプの羽を撃ち出すユーキ。
「ついて来んな!! ホーミングフェザー・ファイブエレメント!!」
炎、水、風、雷、光の5つの魔法をまとった追尾型の羽が、あらゆる角度からトトに襲いかかる。
「まだ来るの~!?」
ウンザリした顔で、ユーキを追う事を諦め、再びかわす事に専念するトト。
「これは凄まじい~!! ありとあらゆる魔法をまとった羽が、縦横無尽に飛び回っています!! これはとてもかわし切れるものじゃないぞ~!! それにしても、ユーキ選手の羽が止まりません! 一体いつまで出て来るんだ~!?」
地面に刺さった羽は魔力粒子に変換されてユーキの元に戻り、またすぐに羽を作り出すという永久機関が形成されていた。
「改めて見ると、本当に恐ろしいな……ユーキ君のエターナルマジックは」
「ええ、ああやって魔力を循環させられるから、永久に撃ち続けられますもんね」
その様子を見ていたセラが、ある事を思い付く。
「無限に毛が生えて来るならぁ、薄毛の人が喜びそうですねぇ」
セラの閃きに乗って来るネムとロロ。
「ハッ! セラ姉様、それいいアイディア! その技を有料で教えれば、ひと儲け出来そう」
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