14 / 28
ひめてん昔話(シンデレラ、ユーキ編)
しおりを挟む
「ユーキ、じゃなかった……シンデレラ! 床が汚れてるわ、ちゃんと掃除しなさい! 後であたしも手伝うから」
「え!? う、うん……ごめんなさいお母様!」
「シーちゃん、洗濯物も溜まってますよぉ」
「今やります、お姉様!」
「シンデレラ! お腹が空きました」
「ハイ! 少々お待ちください姉様!」
「てか、何でまた僕は女性役なんですか!?」
「しょうがないでしょ? ユーキより歳上で姉役出来そうなの、あとはメル君しか居なかったんだから!」
「だからって……」
「ほら、文句言わない! 続けるわよ!」
「うう~」
「お母様ぁ、もうじきお城の舞踏会が始まりますぅ、早く行かないとぉ」
「そうね、あなた達! 早く準備しなさい!」
「お母様達はお城の舞踏会に行くんだ!? いいな~、でも僕は着て行くドレスが無いからな~」
「何やってるの!? 早くあなたも支度しなさい! シンデレラ」
「へ!? だって、シンデレラは留守番でしょ?」
「とんでもない!! ユーキを1人置いて行くなんて、あたしに出来るはず無いでしょ!? もし1人の時に、海パン一枚の変態にでも襲われたらどうするの!? だから一緒に来なさい!」
「いや、僕が一緒に行ったら物語終わっちゃうから~!!」
「え!? う、うん……ごめんなさいお母様!」
「シーちゃん、洗濯物も溜まってますよぉ」
「今やります、お姉様!」
「シンデレラ! お腹が空きました」
「ハイ! 少々お待ちください姉様!」
「てか、何でまた僕は女性役なんですか!?」
「しょうがないでしょ? ユーキより歳上で姉役出来そうなの、あとはメル君しか居なかったんだから!」
「だからって……」
「ほら、文句言わない! 続けるわよ!」
「うう~」
「お母様ぁ、もうじきお城の舞踏会が始まりますぅ、早く行かないとぉ」
「そうね、あなた達! 早く準備しなさい!」
「お母様達はお城の舞踏会に行くんだ!? いいな~、でも僕は着て行くドレスが無いからな~」
「何やってるの!? 早くあなたも支度しなさい! シンデレラ」
「へ!? だって、シンデレラは留守番でしょ?」
「とんでもない!! ユーキを1人置いて行くなんて、あたしに出来るはず無いでしょ!? もし1人の時に、海パン一枚の変態にでも襲われたらどうするの!? だから一緒に来なさい!」
「いや、僕が一緒に行ったら物語終わっちゃうから~!!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる