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3章
34 オズワルドドラゴン
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「弾くから後ろに回れ!」
そう言われ僕ら3人はセフェルドルフさんの後ろへとまわった。
オズワルドドラゴンはすぐに走ってきては尻尾を思いっきり振って、鞭のようにして攻撃した。
セフェルドルフさんの自慢の盾に大きな攻撃として当たる。ばちぃぃん!っと鉄にぶつかる音も森中に響いた。
だけどどうだ、セフェルドルフさんはぴくりととせず、攻撃を受けてから一切動いていない。これが、光属性のエース、セフェルドルフ。ものすごく…頼りのある人だとすぐに実感した。
「行くよ2人とも。『パラ・ポコ』!」
「おーけー…。『ハンズ・アクア』!」
「そうこなくちゃ。『コウエンノタマ第二式、キュウビレッカ』!」
フィーナに合図され僕らは各々の技を出していく。牙型の波動砲が、水で作られた大きな手が拳を作り、僕の火の玉が、オズワルドドラゴンを襲う。
「グルァァァッ!?」
オズワルドドラゴンにとっては浴びたことのないような攻撃を全て受けて、煙が上がる。僕らはやったか?と思ったがそんなことはない。確かにダメージは受けているが、そんなにと言ったところか。自慢の肌には大体は傷はついたが獲物を狩ろうとする眼は、一切変わっていない。
次はもっとスピードが上がって僕らに襲いかかり、スピードに乗って噛み付こうと優香に大きな口を開けた。
「危ない!」
とっさに前に入り、コウエンシールドを展開、両腕でなんとか盾を支える。
セフェルドルフさんは後ろに回っていた。
「少年か、坊主かは知らんが、そのまま耐えていろよ!」
「はい…っ!でも、なんでなんですか!?」
僕は必死に耐えながら質問した。そうすると予想外の答えがきた。
「うるさい。今は黙って耐えろ。」
何故そんなことが言えるかわからなかった。確かに僕は耐えないといけない。だがセフェルドルフさんの言った言葉がわからなかった。
「何やってんの…。ほら、」
「フィーナ!危ない!」
僕が言う前に、僕に寄ってきたフィーナを尻尾で吹き飛ばした。フィーナは油断して吹き飛ばされ何が何だかわかってなかったようだ。
そんなに器用ならそれで僕の盾を壊せばいい。だが相手も無理な体勢らしいのでなんとかして粘る。
だが、キツい。
ヒビが入っきて危ないと思った瞬間だ。ビカーッと一気に光が後ろから感じる。
セフェルドルフさんだった。大剣から光る光が、僕がかんじたのだ。
「ふんっ!『ドライブセレバー』!!!」
剣を風呂下ろせばそこからなんと、波動砲が発射される。壁に噛み付いたオズワルドドラゴンを、壁ごと交わしてヒット。お陰でオズワルドドラゴンは倒れる結果となった。
「あ、ありがとうございます…。」
僕は盾を解除して、セフェルドルフさんにお礼を言った。
「悪いな坊主、魔力を貯める時、どうしても集中するから話しかけると集中力が切れるんだ。だから話しかけて欲しくなかったんだ。」
「そうなんですか。全然大丈夫です!それよりもフィーナが…。」
「フィーナは俺が見てくるからお前はこの少女を見とけ!」
「わかりました!」
少し遠くへ吹き飛ばされたフィーナの様子を見に行ったセフェルドルフさん。僕は腰が抜けた優香を手で引っ張り起こす。
「ありがとう。本当にびっくりした…。」
「それはこっちも…さ。」
勢いあまってポスッと僕の胸に体が当たるみたいな感じになり、またも、気まずくなってしまった。
だが…いつもと反応が違う。いつもなら僕のこと吹っ飛ばしてるのに今回は…恥じらうだけだ。
なんでなんだろうか。よくわからない。少し気まずい雰囲気を打破したかったのか、優香は離れた。
「と…とにかく、オズワルドドラゴンがああいうのってわかったから。次はちゃんとするよ…。」
「そうだな…。」
そうこうしているうちに2人も戻ってきた。
そして少しだけだが話し合いに。
「まぁということだ坊主達。オズワルドドラゴンは強い。普通に死者が毎年出ている。それぐらい強く、凶暴なのだ。それでもお前らは来るか?こらからも長い旅になるが、それでもいいのか?」
ごくんと僕は唾を飲んだ。改めて言われると、このミッションはものすごく重要だし、自分の命もかかっている。
だけど、僕の心はしっかりと決まっている。
「僕は行きます。寧ろ僕を必要とするならどこへでも行きます。」
「いい答えだ。嬢ちゃん2人は?」
そう促されると同時に答えたのは優香だった。
「私はもっと強くなりたい。精神的にも技術的にも。こんな経験初めてだから尚更。」
相手の眼をそらさず、じっと、私は真剣であると送る。
「おーけおーけー。フィーナは?」
「私は彼らが私の居場所を作ってくれた。ならば、恩返しするしかない。」
フィーナは僕らのことをそう思ってくれていたのか。
「そうか。わかった。お前らの意志は充分に伝わった。これからもっと危険な目にあうが覚悟しとけよ!」
「はいっ!」
3人同時に返事して、また再開した。
このミッションの大切さ、セフェルドルフさんを通じてもう一回わかったような気がする。
さぁ、出発しよう。次への目的地へ。
そう言われ僕ら3人はセフェルドルフさんの後ろへとまわった。
オズワルドドラゴンはすぐに走ってきては尻尾を思いっきり振って、鞭のようにして攻撃した。
セフェルドルフさんの自慢の盾に大きな攻撃として当たる。ばちぃぃん!っと鉄にぶつかる音も森中に響いた。
だけどどうだ、セフェルドルフさんはぴくりととせず、攻撃を受けてから一切動いていない。これが、光属性のエース、セフェルドルフ。ものすごく…頼りのある人だとすぐに実感した。
「行くよ2人とも。『パラ・ポコ』!」
「おーけー…。『ハンズ・アクア』!」
「そうこなくちゃ。『コウエンノタマ第二式、キュウビレッカ』!」
フィーナに合図され僕らは各々の技を出していく。牙型の波動砲が、水で作られた大きな手が拳を作り、僕の火の玉が、オズワルドドラゴンを襲う。
「グルァァァッ!?」
オズワルドドラゴンにとっては浴びたことのないような攻撃を全て受けて、煙が上がる。僕らはやったか?と思ったがそんなことはない。確かにダメージは受けているが、そんなにと言ったところか。自慢の肌には大体は傷はついたが獲物を狩ろうとする眼は、一切変わっていない。
次はもっとスピードが上がって僕らに襲いかかり、スピードに乗って噛み付こうと優香に大きな口を開けた。
「危ない!」
とっさに前に入り、コウエンシールドを展開、両腕でなんとか盾を支える。
セフェルドルフさんは後ろに回っていた。
「少年か、坊主かは知らんが、そのまま耐えていろよ!」
「はい…っ!でも、なんでなんですか!?」
僕は必死に耐えながら質問した。そうすると予想外の答えがきた。
「うるさい。今は黙って耐えろ。」
何故そんなことが言えるかわからなかった。確かに僕は耐えないといけない。だがセフェルドルフさんの言った言葉がわからなかった。
「何やってんの…。ほら、」
「フィーナ!危ない!」
僕が言う前に、僕に寄ってきたフィーナを尻尾で吹き飛ばした。フィーナは油断して吹き飛ばされ何が何だかわかってなかったようだ。
そんなに器用ならそれで僕の盾を壊せばいい。だが相手も無理な体勢らしいのでなんとかして粘る。
だが、キツい。
ヒビが入っきて危ないと思った瞬間だ。ビカーッと一気に光が後ろから感じる。
セフェルドルフさんだった。大剣から光る光が、僕がかんじたのだ。
「ふんっ!『ドライブセレバー』!!!」
剣を風呂下ろせばそこからなんと、波動砲が発射される。壁に噛み付いたオズワルドドラゴンを、壁ごと交わしてヒット。お陰でオズワルドドラゴンは倒れる結果となった。
「あ、ありがとうございます…。」
僕は盾を解除して、セフェルドルフさんにお礼を言った。
「悪いな坊主、魔力を貯める時、どうしても集中するから話しかけると集中力が切れるんだ。だから話しかけて欲しくなかったんだ。」
「そうなんですか。全然大丈夫です!それよりもフィーナが…。」
「フィーナは俺が見てくるからお前はこの少女を見とけ!」
「わかりました!」
少し遠くへ吹き飛ばされたフィーナの様子を見に行ったセフェルドルフさん。僕は腰が抜けた優香を手で引っ張り起こす。
「ありがとう。本当にびっくりした…。」
「それはこっちも…さ。」
勢いあまってポスッと僕の胸に体が当たるみたいな感じになり、またも、気まずくなってしまった。
だが…いつもと反応が違う。いつもなら僕のこと吹っ飛ばしてるのに今回は…恥じらうだけだ。
なんでなんだろうか。よくわからない。少し気まずい雰囲気を打破したかったのか、優香は離れた。
「と…とにかく、オズワルドドラゴンがああいうのってわかったから。次はちゃんとするよ…。」
「そうだな…。」
そうこうしているうちに2人も戻ってきた。
そして少しだけだが話し合いに。
「まぁということだ坊主達。オズワルドドラゴンは強い。普通に死者が毎年出ている。それぐらい強く、凶暴なのだ。それでもお前らは来るか?こらからも長い旅になるが、それでもいいのか?」
ごくんと僕は唾を飲んだ。改めて言われると、このミッションはものすごく重要だし、自分の命もかかっている。
だけど、僕の心はしっかりと決まっている。
「僕は行きます。寧ろ僕を必要とするならどこへでも行きます。」
「いい答えだ。嬢ちゃん2人は?」
そう促されると同時に答えたのは優香だった。
「私はもっと強くなりたい。精神的にも技術的にも。こんな経験初めてだから尚更。」
相手の眼をそらさず、じっと、私は真剣であると送る。
「おーけおーけー。フィーナは?」
「私は彼らが私の居場所を作ってくれた。ならば、恩返しするしかない。」
フィーナは僕らのことをそう思ってくれていたのか。
「そうか。わかった。お前らの意志は充分に伝わった。これからもっと危険な目にあうが覚悟しとけよ!」
「はいっ!」
3人同時に返事して、また再開した。
このミッションの大切さ、セフェルドルフさんを通じてもう一回わかったような気がする。
さぁ、出発しよう。次への目的地へ。
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